岩崎:僕と川上さんは、同じ1968年生まれ。片やドワンゴという有名企業の会長、片や小説家と、仕事は全く違いますが、3年くらい前に知り合いました。そのきっかけについてまず話をしたいのですが。 川上:知り合ったきっかけというと、僕が自分のブログで、岩崎さんことを“揶揄”したんですよね(笑)。そうしたら、岩崎さんに怒られたんで、謝りに行ったという(笑)。 岩崎:怒ったというか、「文句があるなら会いに来い」みたいなことを書いたんですよ。これはその当時僕がよく使っていたフレーズで、いろんな人に対してそう言っていたわけです。そうしたら、川上さんは本当に会いに来てくださった。僕は、ブログの世界では有名でしたが、世間的には知られていなかった。一方、川上さんは、有名なIT企業の経営者であり、それこそ功なり名を遂げた人だったので、「この人は勇気があるな」と思ったんです。 ブログが結びつけた異色の二人 川上:岩
ありふれた都立高野球部のマネージャーとなった女子高生が、甲子園出場を目指し、ドラッカーの経営指南書『マネジメント』を用いて部(=組織)の大改革を行なう。登場キャラはAKB48のメンバーがモチーフ。 自分の生きざまと願望、自画自賛から生まれた作品 ---200万部を超えるベストセラーとなっている『もしドラ』こと『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』。著者である岩崎夏海さんは、中学時代から小説家志望だったという。 「思いが決定的になったのは、20歳で『百年の孤独』(G.ガルシア=マルケス・著)と出会ったことですね。本格的に書き始めたのは29歳の頃ですが、僕の文学に対する思いが世の中に受け入れられるのかどうかを、ずっと問いたかったんです」 ---当時の本職はTV番組の放送作家。が、小説家への転進という言い方は正しくないようだ。 「小説家を目指して放送作家になっ
女子高生とドラッカーという異色の組み合わせで大ヒットしたビジネス書『もしドラ』。その編集者の加藤貞顕氏が、企画の芽の見つけ方、Twitterを活用したPR戦略、メディアに取り上げてもらう方法などを語ります。ネタ探しから販促プランニングまで、出版界はもちろん、さまざまなビジネスの参考になる企画術が満載です。 ゲスト講師:加藤貞顕 ダイヤモンド社 書籍編集局第三編集部 講 師:田中洋 中央大学ビジネススクール教授 加藤貞顕: きょうは『もしドラ』ができるまでの話と、そのマーケティング、そしてベストセラーのつくり方、という流れでお話ししたいと思います。 『もしドラ』は現時点で245万部の売り上げがありますが、主人公の川島みなみが参考にしていたドラッカーの『マネジメント』は、『もしドラ』の出版後に70万部も売り上げが伸びました(※2011年4月現在)。本というのは、時代の流れや社会の状況が売り上げ
岩崎 夏海(いわさき なつみ)氏 「日本のヴィジョンを考える会」講演直前の対談(2011年2月25日)。 講演会の模様は、「あさお慶一郎君を応援する会」特別賛助会員にもUSTREAMで生中継された(録画なし)。 http://asao.net/asaokai/ 岩崎夏海 氏 【経歴】 1968年7月生まれ。東京都日野市出身。 東京芸術大学建築科卒。 大学卒業後、作詞家の秋元康氏に師事。 放送作家として数多くのテレビ番組の制作に参加。 その後、アイドルグループAKB48のプロデュースなどにも携わる。 現在は、作家として株式会社吉田正樹事務所に所属。 2009年12月、初めての作品となる「もし高校野球の女子マネージャーが ドラッカーの『マネジメント』を読んだら」を著す。 【2010年12月現在、192万部、電子書籍10万部突破】 また近著に『甲子園だけが高
高校野球の物語に”経営の神様”ピーター・ドラッカーの”マネジメント”の概念を巧みに織り込んだ大胆な発想で、60万部を超えるベストセラーとなった『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』(ダイヤモンド社)の著者・岩崎夏海氏。作詞家・プロデューサーの秋元康氏の事務所にかつて所属し、放送作家として『とんねるずのみなさんのおかげです』(フジテレビ系)などにも参加した彼だが、アイドルグループ・AKB48に立ち上げ当初から2007年までプロデュースに携わっていたことを知る人は少ないだろう。そこで今回、3作連続でシングルチャート1位を記録し、”時代の寵児”となったAKB48の大ブレイクの真相を岩崎氏に直撃。秋元氏のそばにいたからこそ語れるヒットまでの道程、AKBメンバーたちの知られざる素顔、さらに話題をさらった選抜総選挙の印象、『もしドラ』とAKB48の関連性も語っていた
初めての著書となった『もし高校野球の 女子マネージャーがドラッカーの 「マネジメント」を読んだら』が、 100万部を超える大ベストセラーに。 キャリアのスタートは、 秋元康氏に師事する放送作家だった。 僕は子どものころから、「面白い」という概念そのものに興味を持っていたんです。ただ、育ったのがアカデミックな家庭だったので、与えられていたのは、芸術的なものばかりでした。 大衆的なものが欠落する中、高校2年のときに修学旅行先で『夕やけニャンニャン』を見るんです。これに衝撃を受けてしまって。自分に最も欠けていて、しかも関心のあるものがすべてここに詰まっているとすぐに思いました。でも、その後、コンサートを見に行っても、面白さを感じない。なぜか。客席にいたからです。僕は、舞台の袖にいたいとそのとき強く思ったんです。制作の世界に入るべきなんだ、と。 その後、雑誌のハガキ投稿のイベントで、『夕やけニャン
Accurately conveying Japan, present and future, to the world. Mission Providing trustworthy information that deepens understanding of, and generates interest in, Japan. 世界中で、日本に興味を持つ人を増やし、日本についての理解を深めるために、私たちは、信頼できる情報を提供します。 Vision Contributing to a better world through the promotion of mutual understanding between Japan and various international communities. 日本と世界の相互理解を推進することで、よりよい世界の実現に貢献します。
P.F.ドラッカー教授のマネジメント理論のエッセンスをまとめた『マネジメント[エッセンシャル版]』の累計発行部数が、この8月5日に100万部を突破した。累計270万部突破の『もしドラ』の主人公・川島みなみのバイブルとして、にわかに脚光を浴びた形だ。 2001年の発行から8年間で既に10万部売れていたが、2009年の『もしドラ』発売以降、たった2年でさらに90万部伸びたことになる。おそるべし、『もしドラ』効果。 長らくビジネス書を担当している紀伊國屋書店新宿本店の水上紗央里さんは、「経営書では初のミリオンセラーではないでしょうか」と驚く。「『もしドラ』の爆発的な売れ行きをトレースするように、ぐんぐん伸びていきました」 100万部ということは、ビジネスパーソン以外の層にも広がっているということになる。実際に店頭でも、大学生はもちろん、制服を着た高校生が『マネジメント[エッセンシャル版]』を買っ
Sports Graphic Number 782号 答えは過去にあり。 ~ニッポンの名将特集~ 2011年7月7日発売 で読む SPECIAL FEATURES Lesson1 ニッポンのリーダー論序説 スペシャル対談(1)文◎生島淳 野村克也×岩崎夏海(『もしドラ』著者) 「もし野村克也が岩崎夏海と『マネジメント』を語ったら」 Lesson2 プロ野球の賢者に学べ! 近鉄・オリックスで優勝文◎城島充 仰木彬 「1995年の美学」 ヤクルト・西武で日本一文◎阿部珠樹 広岡達朗 「管理野球という名の革命」 巨人V9の師弟関係文◎渡辺勘郎 川上哲治と森祇晶 「勝ち続ける方法論」 巨人を再生した男文◎鷲田康 藤田元司 「こんな上司の下で働きたい」 赤ヘル黄金時代の立役者文◎永谷脩 古葉竹識 「弱者が勝つための極意」 時代を先取りした魔術師文◎青島健太 三原脩 「三原マジックのタネと仕掛け」 プ
話題の本『もし野球部のマネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』の著者である岩崎夏海さんが10日、日本女子大学で講演会を行った。テーマは「なぜ今ドラッカーが求められるのか」。学生や近隣住民ら約230人が参加し、熱心に耳を傾けていた。 岩崎さんは「なぜ今マネジメントが求められているか、その答えは世の中が世知辛いからだ」として、「就職難や不景気、結婚難、恋愛難が続く中で女性は生きづらくなっている。現状を正しく把握して分析、それからアプローチの方法を考えるのがマネジメント」と語っていた。 「萌え市場」についても言及し、現在のオタク文化を「恋愛にあぶれた男性を救うために生まれた市場だ」と話すと会場に笑いが起きた。「婚活」が生まれた要因を「2006年くらいから男性と女性の数が逆転し、女性が強くなり男性を選ぶようになった。男性は二次元に走りますます結婚難に。今は結婚したい人の9割が女性」と
経営学と高校野球というこれまでになかった奇抜な組み合わせと、親しみやすい装丁イラストで話題となり、ビジネス書籍では異例の累計200万部超を記録している岩崎夏海氏の「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」。略称『もしドラ』として親しまれる本作だが、TVアニメ、映画、コミカライズと、幅広いメディア展開が行われていることでも大きな話題となっている。 TVアニメ『もしドラ』がキッズステーションに登場 ■TVアニメ『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』ストーリー概要 「私が野球部をマネジメントして甲子園に連れて行きます!」 都立高校の弱小野球部マネージャーとなった川島みなみは経営学の大家・ドラッカーの著書『マネジメント』を手に、そう宣言した。 すべては入院してしまった親友・宮田夕紀に感動を与えるために。 だがこの野球部は問
近代経営論の父と言われたドラッカーの経営論を活用した組織改革を実践するため、東京都日野市でプロジェクトチーム(PT)が発足した。 同市は、小説「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」(もしドラ)の舞台のモデルになった。興味を持った職員が、前例主義の役所を変えたいと市長宛ての「目安箱」にアイデアを投函(とうかん)したことがきっかけ。PTは9月までに具体案を市長に提出する。 「一連の行財政改革で、より少ない人員で生産性の高い組織が望まれる中、役所の中では『前例』の考え方が根強く、何か新しいことをしようという雰囲気に乏しいように見えた」 アイデアを出し、PTのリーダーになった鈴木宏征さん(37)は、こう話した。 有志を募り、20〜50歳代の職員5人で3月に発足したPT。通常の仕事をこなしながら、独自の予算がないなどの制約はあるが、半年で〈1〉働きがいのある組織作
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いよいよ『もしドラ』の登場です。編集担当者の加藤貞顕君も、想定外の250万部越え。ここまでヒットした書籍は身内としても気になる。根掘り葉掘り聞いてしまいましたので、4回に分けて紹介します。「その1」では、著者との最初の出会いについて。この段階で、大爆発の予兆が見え隠れします。 普段からネットはよく見ていますが、 企画のネタを探しているわけではないです ――そもそも、『もしドラ』出版の経緯は? 加藤 きっかけは、著者の岩崎夏海さんが、この本の同じタイトルのブログを書かれたことですね。これを偶然見つけたことです。もっと言うと、岩崎さんのブログはそれ以前から見ていました。その頃から、「はてなブックマーク」を賑わせているブロガーのおひとりだったので、この人は面白いこと考えている人だな、というくらいの認識で見ていました。 当時、はてなは、多くのブロガーのスターを誕生させていました。いろんなブロガーが
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