ロシア・旧ソ連やミリタリー、ロリータファッションなど、独自の知識と愛着で存在感を示している声優の上坂すみれ(21)が、セカンドシングル「げんし、女子は、たいようだった。」(キングレコード)を発表した。上坂が「パイオニア(開拓者)」と敬愛する声優、シンガー・ソングライターの桃井はるこが、収録2曲の作詞作曲を担当。“モモーイ節”に満ちた軽快な「アニソン」に仕上がっているタイトルナンバーには、上坂の思い入れも強いようだ。モモーイとの出会い タイトル曲「げんし、女子は、たいようだった。」は、上坂自身も出演している放送中のテレビアニメ「げんしけん二代目」のオープニングテーマ。思想家、平塚らいてうが文芸誌「青鞜(せいとう)」発刊に当たって女性の自由獲得を訴えた「元始女性は太陽であつた。」の一文を下敷きに、いわゆる「オタク女子」の“桎梏(しっこく)”からの解放を明るく歌い上げている。 「はじめにいただい