WebNewtype > レポート > 「盾の勇者の成り上がり」阿保孝雄(監督)×小柳啓伍(シリーズ構成)対談【後編】「“波”戦で描こうとした尚文とラフタリアの“コンビネーション感”」 現在、好評放送中のTVアニメ「盾の勇者の成り上がり」。その放送を記念して、スタッフ&キャストによるリレー連載をお届けします。 今回は、監督の阿保孝雄さん、シリーズ構成の小柳啓伍さん対談の後編をお届けします。後尚文とラフタリアの関係性や第3話で描かれた「波」戦の演出についてうかがいました。 ――後編では主に尚文とラフタリアについてうかがえればと思います。まず、尚文を描く上で、どのようなことを大切にされているのでしょうか? 阿保 彼の魅力をひと言でいえば、「優しさを捨てきれない」に尽きます。世界に抗おうとする身ですが、身近な理解者に対しては優しさが垣間見えてしまう。そんな主人公像を強調していきたいと考えました。