建築家の安藤忠雄さんは、「瀬戸内オリーブ基金」や大阪の「桜の会・平成の通り抜け」をはじめ、島や街や都市に木を植える運動を続けています。エコロジーの時代でもあるし、緑が増えると暮らしが豊かになるし、いいことだな、という単純な思いで今までいました。 「CASA BRUTUS TADAO ANDO:BEYONDO TOMORROW」の中の「ANDOはなぜ木を植えるか」というチャプターを読みながら、ああ、そういうことなのか、と思い直しました。その中で、安藤さんはこうおっしゃっています。 「環境とは与えられるものではない。育てるものである」 また、冒頭のインタビューではこんなふうにも話されています。 「環境問題を考えるとき、忘れてはならないのが、都市とは結局、人工の産物なんだということです。人間は集まって“豊かに”生きるために社会を営み、都市をつくる。その都市にいて、健全な水と空気、美しい緑の風景を
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