『ルーヴル美術館特別展「ルーヴル No.9 ~漫画、9番目の芸術~」』が、7月22日から東京・六本木の森アーツセンターギャラリーで開催される。 同展は、フランス・パリのルーヴル美術館が2005年から取り組んでいる「ルーヴル美術館BDプロジェクト」を紹介する展覧会。フランスで「第9の芸術」と称される「漫画」に焦点を当てた同プロジェクトは、同美術館をテーマに据えた作品を国内外の漫画家に自由に制作してもらうという企画だ。日本からは『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』を発表した荒木飛呂彦、『千年の翼、百年の夢』を発表した谷口ジローに加え、松本大洋が参加することも明らかになっている。 展覧会では、同プロジェクトにまつわる数百点におよぶ原画や資料を一挙に展示。また同展のために五十嵐大介、坂本眞一、寺田克也、ヤマザキマリが新たに描き下ろした作品も発表される。 なお同展は12月1日から大阪・グランフロント大阪北館
ラッキーオールドサンのミニアルバム『Caballero』が4月20日にリリースされる。 ナナ(Vo,Key)と篠原良彰(Vo,Gt)によるラッキーオールドサン。2014年に1stミニアルバム『I'm so sorry, mom』、昨年に1stフルアルバム『ラッキーオールドサン』をリリースしたほか、これまでに7インチシングル2作品も発表している。 彼らにとって2枚目のミニアルバムとなる『Caballero』には、ゲストミュージシャンとして田中ヤコブ(Gt,Banjo)、渡辺健太(Ba)、岡本成央(Dr)、谷口雄(Pf,Rhodes Piano)が参加。録音とミックスは葛西敏彦、マスタリングは木村健太郎が担当している。
東京駅や大阪城などを、映像の力で思いもよらない姿に変容させるプロジェクションマッピングは、野外・都市型のイベントとして、すっかり定着した感がある。その祝祭的でスペクタクルな体験が人気を支える大きな理由だが、同時に、スマホで撮影しSNSで拡散するような「体験の共有」にも、現在的なエンターテイメントやお祭りのあり方を見ることができる。最先端だけど普遍的。それがプロジェクションマッピングの面白さだ。 3月26日の夜から東京ビッグサイトで行われる『東京プロジェクションマッピングアワード vol.0』は、9組の学生チームがビッグサイトに実際にプロジェクションを行い、それを審査するというコンテストだ。今回、その審査員であるメディアアートキュレーター・東京都現代美術館学芸員の森山朋絵と、『紅白歌合戦』の舞台美術や数多くのプロジェクションマッピングの映像演出に関わる森内大輔を招いて、同アワードについて聞い
特集上映『園子温 自選オールナイト とにかくオレのコレを観ろ!!』が、3月26日に東京・池袋の新文芸坐で開催される。 園が自ら選んだ自身の監督作品をオールナイトで上映する同イベント。上映作品は、オダギリジョーが主演の『HAZARD ハザード』、荒井由実の楽曲“翳りゆく部屋”をモチーフにした『気球クラブ、その後』、吹石一恵や吉高由里子が出演した『紀子の食卓』、近親相姦や児童虐待を題材にしたR-18+指定の作品『Strange Circus 奇妙なサーカス』の4本となる。 当日はトークイベントも行なわれ、園自身に加えて、『HAZARD ハザード』『気球クラブ、その後』に出演している俳優の深水元基、映画評論家のモルモット吉田が登壇する。チケットは現在販売中。
『ring ring, 6 channel video projection on the 120000 golden bells』 Installation view at Taipei Artist Village Photo: Chang-Chih Chen 志村信裕は「光をあてる」をテーマに、身近なものが持つ個々の文脈を紐解きながら、光がもたらす記憶や時間性について取り組んできています。スニーカーやボタン、あるいは風景といった身の周りの実写映像を投影するインスタレーションでは、路地裏やバケツなど様々な場所や素材がスクリーンとなり、スケールを問わず展開されています。投影によって生まれた新たな関係性は、そこに潜む歴史や人々の記憶を呼び起こしながら既存の空間を変容させてきました。近年は、映写技師の技術を学ぶために移り住んだ山口での経験を通して、グローバリズムから隔絶された離島の生活誌をフ
ピタゴラ装置やOK Goでおなじみ。ほぼ全てが腕時計のパーツで作られた超精密なルーブ・ゴールドバーグ・マシンとは? NHKのテレビ番組『ピタゴラスイッチ』に登場する「ピタゴラ装置」、あるいはアメリカのインディーロックバンド、OK Goの“This Too Shall Pass”のMVなどによって、すっかりお馴染みとなった感のある、いわゆる「ルーブ・ゴールドバーグ・マシン」。 手の込んだ「からくり」を設置し、それが次々と連動しながら最終的に何らかの作業を達成する装置。一般人によるささやかなものからアーティストや企業による大規模なものまで、古今東西、さまざまな装置の動画が世に溢れるなか、その精密さという意味では群を抜いた動画が登場した。ご存知、日本が誇る世界の時計メーカー「セイコー」が、3月14日より公開しているブランドミュージックビデオ『Art of Time』のことである。 セイコーのグル
『スパイラル芸能の宴2016「花方」~第二章「若松の宴」』が、4月29日に東京・表参道のスパイラルホールで開催される。 『花方』は、「青山亭」と称したスパイラルホールを会場に、「青山亭主人」の作家・岩下尚史が伝統芸能の若手継承者を紹介する公演シリーズ。「序章」、「第一章」は2013年に行なわれた。 3回目となる今回は2部構成で日本舞踊を紹介。第1部では清元『玉屋』を清元一太夫の浄瑠璃と、清元昂洋の三味線によって片岡千之助が踊る。第2部では『東をどり』から『東風流彩色見本』を新橋芸者の喜美弥、きみ鶴、寿々女が披露する。また各演目の後には出演者によるトークセッションを開催。八嶋智人が進行役、岩下尚史が聞き手を務め、演目や芸の成り立ち、若くして芸の世界に身を置くことを決意した背景などを聞く。チケットは3月19日から販売開始。
RAMMELLSは、この先どれだけ多くの人を包み込むことができるか? CINRAが手掛ける入場無料の音楽イベント『exPoP!!!!!』。その第82回目が、前回に引き続き音楽アプリ「Eggs」との共同主催にて、毎度おなじみのライブハウス・TSUTAYA O-nestで開催された。かねてより次世代を担うであろうミュージシャンたちを積極的にフックアップしてきたこのイベントだが、今回出演したのはRAMMELLS、永原真夏+SUPER GOOD BAND、oono yuuki、Reiの4組。RAMMELLSやReiは、活動をスタートさせて間もない「新世代」のアーティスト。その一方で、永原真夏は去年自身がボーカルを務めるバンド・SEBASTIAN Xを活動休止し、ソロ活動をスタートさせたばかり。そしてoono yuukiは、2013年にバンド編成での活動を休止させて以降、弾き語りのみで演奏を続け、そ
2016.03.18 Fri Sponsored by 白波多カミン with Placebo Foxes『空席のサーカス』 京都出身の女性シンガーソングライター、白波多カミンがメジャーデビューを果たす。それも、Placebo Foxesというバンドを組んで、MO'SOME TONEBENDER / geek sleep sheepの百々和宏をプロデューサーに迎えてのデビューである。アルバム『空席のサーカス』は1990年代のグランジやオルタナを現代流にアップデートしたような、硬質でヘビーなサウンドが特徴。濱野夏椰(Gateballers)のトリッキーなギターを筆頭に、個々の技術の高さを示しながらも、一方でバンドとしてのまとまりや一体感も強く感じさせる内容だ。 京都の下鴨神社で巫女の仕事をしていた経歴を持つ白波多は、自らの生まれ持った女性性に違和感を覚え、そうした実感を元にした歌詞を書いてき
2016.03.18 Fri Sponsored by 『新居昭乃 30th Anniversary LIVE TOUR 2016 “Little Piano vol,6”』 安藤裕子やCharaのコーラスも務める、澄んだ歌声の持ち主 新居昭乃の弾き語りライブツアー『Little Piano Vol.6』が、3月5日に東京・早稲田スコットホールで初日を迎えた。ソールドアウトとなった同公演には、20歳前後と思しき若い女性から白髪混じりの紳士までが来場。実に幅広い客層が見守るなか、約100分のステージが行なわれた。 新居昭乃はとても不思議な経歴を持つアーティストだ。1986年のデビューから今年で30年。10年以上アルバムのリリースがなかった時期もあれば、2枚同時にアルバムをリリースしたこともあり、シンガーソングライターとしてマイペースな活動を続ける一方で、いわゆる裏方としても数々の実績を残して
小泉今日子の著書『黄色いマンション 黒い猫』が、4月15日に刊行される。 同書は、小泉が原宿の町を歩きながら自身の思い出を綴る『SWITCH』誌の連載『原宿百景』をまとめた書籍。2007年から連載が終了した昨年末までの9年間に掲載された33篇と、書き下ろしの1篇を収録する。小泉の幼い頃の記録や中学時代の友人、デビューのきっかけ、アイドル時代に住んだ原宿の町、秘密の恋、父と姉の死などを振り返った自伝的エッセイ集になっている。装丁は和田誠が担当。 なお3月20日刊行の『SWITCH Vol.34 No.4』には、小泉を特集した記事「原宿プレイバック」が掲載。また公開中の『原宿百景』の特設サイトには、スタイリストの伊賀大介が『原宿百景』の連載で小泉に選んだ100着を、撮影場所のマップと共に紹介する「原宿百着マップ」や、小泉と『原宿百景』に登場したゲストが選んだ「原宿BGM」のプレイリストなどが公
西川美和監督の新作映画『永い言い訳』の公開日が10月14日に決定。あわせて追加キャストが発表された。 『ゆれる』『ディア・ドクター』『夢売るふたり』などの西川監督が、『第153回直木三十五賞』の候補にも挙げられた同名の自著を映画化する同作。妻を事故で失った作家の津村啓こと衣笠幸夫を演じる本木雅弘をはじめ、幸夫と同じく事故で妻を亡くしたトラック運転手・大宮陽一役を竹原ピストル、幸夫の妻・夏子役を深津絵里、陽一の妻・ゆき役を堀内敬子が演じることが明らかになっていた。 発表された追加キャストは、幸夫を見守るマネージャー・岸本役の池松壮亮、幸夫の担当編集者で不倫相手でもある福永役の黒木華、科学館の学芸員・鏑木役の山田真歩。さらに松岡依都美、岩井秀人、康すおん、戸次重幸、淵上泰史、ジジ・ぶぅ、小林勝也らが出演することも明らかになった。 あわせて公開されたティザービジュアルには、本木演じる幸夫の姿と「
実写版映画『青空エール』からビジュアルが初公開された。 『青空エール』は、河原和音による同名漫画の実写映画版。北海道・札幌を舞台に、甲子園のスタンドで応援するブラスバンドに憧れて白翔高校に入学した高校1年生の小野つばさが、同級生の野球部員・山田大介と共に甲子園を目指す様子や、2人の恋愛模様が描かれる。初心者だが吹奏楽部に入部してトランペットを始めるつばさ役を土屋太鳳、大介役を竹内涼真、つばさを支える吹奏楽部員・水島亜希役を葉山奨之が演じる。 公開されたビジュアルでは、制服姿でトランペットを持ったつばさと、野球帽を被った大介が青空の下で見つめあう様子が捉えられている。また「気づいた時には もう 好きになってた」というコピーも写し出されている。なお今回の発表とあわせて、同作の公開日が8月20日になることも明らかになった。
映画『追憶』が2017年に全国東宝系で公開されることがわかった。 『追憶』はこれまでに『駅 STATION』『あ・うん』『鉄道員』などの作品を発表してきた監督・降旗康男と撮影・木村大作のタッグによる作品。幼少期を共に過ごした3人の男が、ある殺人事件を通して刑事や容疑者、被害者という形で再会し、事件の真相と忌まわしい過去と対峙していく姿を描く。 過去から逃れるために刑事になった主人公・四方篤役を岡田准一、篤の旧友で事件の容疑者・田所啓太を小栗旬、事件の被害者・川端悟を柄本佑が演じる。さらに長澤まさみ、木村文乃、安藤サクラ、吉岡秀隆もキャストに名を連ねている。脚本を手掛けたのは、高倉健の遺作となった『あなたへ』の青島武と、『グラスホッパー』などの監督作を手掛けた瀧本智行。撮影は北陸地方を中心に行なわれ、木村が撮影する自然の風景も見どころとなる。 岡田准一のコメント 映画界の至宝の方々とお仕事が
映画『探偵ミタライの事件簿 星籠の海』の予告編が公開された。 予告編では、半年に6体の死体が流れ着いた「死体島」、外国人女性の変死事件、幼児が誘拐され、滝つぼに口と目を塞がれた男女が拘束される「居比家誘拐殺人事件」という劇中で描かれる3つの事件の様子が映し出されている。また、玉木宏演じる人よりも謎を愛する天才脳科学者・御手洗潔が、広瀬アリス演じる編集者・小川みゆきと共に事件の真相を探る様や、石田ひかり、要潤、谷村美月らキャストの姿が確認できる。 6月4日から全国で公開される『探偵ミタライの事件簿 星籠の海』は、島田荘司の小説「御手洗潔シリーズ」の最新作『星籠の海』をもとにした作品。「探偵」が趣味の御手洗が、次々と起こる怪事件に挑む様を描く。
あさのあつこの小説『バッテリー』がテレビアニメ化され、7月からフジテレビ系の深夜枠「ノイタミナ」で放送されることがわかった。 『バッテリー』は1996年に刊行された青春野球小説。天才的な才能を持つピッチャー原田巧と、巧とバッテリーを組むキャッチャー永倉豪を中心に、家族愛や少年たちの友情を描いた作品で、これまでに中山優馬主演でテレビドラマ化されたほか、漫画化、ラジオドラマ化などもされている。 岡山・高梁市の協力のもとで制作されるテレビアニメ版では、巧役に内山昂輝、豪役に畠中祐がキャスティング。監督と脚本は、スタジオジブリ制作のアニメ『海がきこえる』やNHKアニメ『ふたつのスピカ』などを手掛けた望月智充が担当している。キャラクター原案は漫画『放浪息子』『青い花』などで知られる志村貴子、音楽は千住明が手掛ける。
9月22日に全国で公開される堤幸彦監督の映画『真田十勇士』の追加キャストが発表された。 同作は、堤が演出、マキノノゾミが脚本を手掛けた2014年初演の同名舞台の映画版。真田幸村を一人前の武将に仕立てるため、猿飛佐助ら個性的な10人が集まって「真田十勇士」を結成し、徳川軍との決戦に挑む様が描かれる。これまでに、十勇士の中心的存在・猿飛佐助役を中村勘九郎、佐助と共に十勇士を支える霧隠才蔵役を松坂桃李、2人を翻弄する幼なじみの忍び・火垂役を大島優子が演じることが明らかになっていた。 追加キャストは、3月17日に行なわれたクランクアップ報告会見で発表。十勇士メンバーを演じる永山絢斗、加藤和樹、高橋光臣、駿河太郎、村井良大、荒井敦史、青木健に加え、加藤雅也、大竹しのぶ、石垣佑磨の出演が明らかになった。 会見には追加キャストの俳優陣と中村、松坂、大島が劇中の衣装で登場。主演の中村は撮影について「過酷で
5月21日から東京・テアトル新宿ほか全国で公開される真利子哲也監督の映画『ディストラクション・ベイビーズ』の音楽を向井秀徳が担当していることがわかった。 向井は同作でジャズミュージシャンとのコラボレーションによって音楽を制作。フリージャズのようなアプローチで作られた劇伴に加え、エンディングテーマ曲“約束”を提供している。向井は同作について「この映画には言い訳が無い。この痛みに理由がない。混乱を恐れていない。とにかく、強い。こんな日本映画をずっと待っていた。また新しい何かが始まる気がする。この映画に音楽として参加させてもらったことを私は光栄に思う」とのコメントを寄せている。 あわせて向井の音楽を使用した予告編が公開。柳楽優弥演じる泰良と菅田将暉演じる裕也が無差別に通行人を暴行するシーンや、小松菜奈演じるキャバクラ嬢の那奈が口をテープで塞がれて苦しむ様子などが映し出され、泰良と裕也の行動が狂気
3D映画『ゴーストバスターズ』の予告編が公開された。 8月19日から公開される同作は、『ゴーストバスターズ』シリーズの約27年ぶりとなる新作映画。コロンビア大学の素粒子物理学博士エリン・ギルバートが、心霊現象を科学的に証明する研究の予算を打ち切られたことをきっかけに、幽霊退治を行なう会社「ゴーストバスターズ」を設立し、ニューヨークで活躍するというあらすじだ。 予告編には女性たちによる新たなゴーストバスターズの面々が登場。ゴースト捕獲装置「プロトンパック」や幽霊退治用の車「ECTO-1」も確認できるほか、街に現れる幽霊たちの姿も映し出されている。また、新たにアレンジされたテーマソングの一部も聴くことができる。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く