金額指定し賄賂要求=高額オーディオで借金かさむ−収賄容疑の住宅機構幹部・警視庁 金額指定し賄賂要求=高額オーディオで借金かさむ−収賄容疑の住宅機構幹部・警視庁 長期固定金利型住宅ローン「フラット35」の取り扱い認定をめぐる汚職事件で、逮捕された住宅金融支援機構の元営業推進室長久世悟容疑者(52)が、自ら金額を指定して賄賂を要求していたことが18日、捜査関係者への取材で分かった。 警視庁捜査2課は同日、東京都文京区の住宅機構本店を家宅捜索。久世容疑者は高額のオーディオ機器購入で、約1000万円の借金を抱えていたといい、同課は金に困り、フラット35取扱金融機関に参入を狙う「住宅金融モーゲージ」元会長の堀川嘉次容疑者(65)と癒着を強めた疑いがあるとみて調べる。(2011/05/18-12:29)