23日午後0時40分ごろ、堺市堺区のJR阪和線浅香駅で、熊取発天王寺行き普通電車の男性車掌(27)が、乗降用ドアを閉めた直後に突風にあおられてバランスを崩し、ホームから線路に転落した。 運転士は転落に気付かず出発、次の杉本町駅(大阪市住吉区)でドアが開かなかったため、車掌がいないことに気付いた。車掌は手にかすり傷。 JR西日本によると、車掌は転落後すぐに自力でホームに上がり、指令の指示で浅香駅に臨時停車した後続の快速電車で杉本町駅に移動、乗務を続けたという。 部分運休を含め計8本が運休、計5本が最大15分遅れ、約5700人に影響した。