「ぬれ煎餅」の大ヒットで、2年間で売り上げが倍近くに伸び、経営再建のめどがたったのではないか、と噂される千葉県の銚子電鉄。2008年4月には、煎餅生産設備も増強した。ただ、今後、老朽化した鉄道の整備に10億円以上が必要ということもあり、まだまだ崖っぷちは続いている。そして「ぬれ煎餅」ブームもやがて去るのではないか、という不安もつきまとう。 売り上げは05年度約3億1千万円から07年度5億7000万円 「電車修理代を稼がなくちゃ、いけないんです」「『ぬれ煎餅』を買ってください」。そんな「緊急呼びかけ」を自社のホームページに掲載したのが06年11月17日。これがネットで話題になり、銚子電鉄を存続させようと全国から「ぬれ煎餅」の注文が相次いだ。サポーターも組織され、寄付金が集まるなどし、07年1月末の車検切れ(法定検査)に伴う車両の修理ができて、廃線の危機だけは免れた。銚子電鉄の再建の姿は、経営
東急目黒線延伸で「日吉」が便利に 日中の急行、倍増 2008年04月23日 目黒―日吉間が最短16分に――。東急電鉄は6月22日、目黒線の武蔵小杉―日吉駅間2.8キロを延伸開業する。同時に行われるダイヤ改定で、日中の急行を倍増させる。東横線もダイヤ改定し、日吉駅に停車する通勤特急が増えるなど、日吉駅の利便性が大きく向上しそうだ。(アサヒ・コム編集部) 東急目黒線を走る3000系電車=東急電鉄提供 東急目黒線は現在、目黒(東京都品川区)―武蔵小杉(川崎市中原区)間で運行されているが、東横線と並行するかたちで、日吉(横浜市港北区)まで延伸される。これに伴い、目黒―日吉間は、最短16分(日中の急行)で結ばれることになる。 目黒線の新ダイヤでは、朝ラッシュ時には上り急行が3本増発される。日中には、急行が毎時4本となり、現在の倍に増える。その代わりに、各駅停車が減り、毎時8本となるが、「武蔵小山駅で
四年前の台風で屋根が壊れた加西市の第三セクター北条鉄道の法華口駅(同市東笠原町)で二十一日、瓦のふき替え工事が始まった。瓦職人の指導を受けてボランティアや同鉄道社員ら八人が作業に当たり、瓦はリサイクル品を使うなど経費抑制を徹底する。長くビニールシートに覆われたままだった駅舎が、市民の手によって生まれ変わる。(佐藤由里) 同駅は一九一五年に建築された。二〇〇四年、二度の台風で瓦の一部が破損したが財政難で修理できず、ビニールシートで屋根を覆っていた。だが、雨漏りがするうえ、シートは景観を損ねると、修理を求める声が上がっていた。 経費を抑えるため、社員、市職員、ボランティアらで工事に取り組むことにした。また、市内の民家を取り壊す工事で出る古い瓦をふき替え用に確保してきた。資金は寄付金などを活用する。 作業に参加した人はヘルメットをかぶって屋根に上がり、ビニールシートと瓦、土を取り除いた後、傷んだ
【キャッチ「スーパー駅長・たま」】 敬礼。愛嬌たっぷりのスーパー駅長「たま」=4月15日、和歌山県紀の川市の和歌山電鐵貴志川線貴志駅(撮影・頼光和弘) 「発車オーライにゃあ」。私はメスの三毛猫「たま」(8歳)。仕事は和歌山電鐵貴志川線の終点・貴志駅(紀の川市)の駅長です。 特注の駅長帽にネームプレート。改札ではイチゴをかたどったクッションに座り、お客さまを出迎えます。 就任は平成19年1月。もともと駅売店「小山商店」の飼い猫として、お母さんの「ミーコ」と同居人の「ちび」と一緒に暮らしていたんだけど、小屋が公道にかかっているため、立ち退くことになったのがきっかけでした。 そんなとき、救いの前足(人間は『手』というんですね)を差しのべてくれたのが、和歌山電鐵の小嶋光信社長(63)。 私を一目で気に入り、駅長への大抜擢(ばってき)を即断してくれました。 駅長の報酬はキャットフード1年分。同時に
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