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「ぬれ煎餅」大ヒット それでも銚子電鉄はまだ崖っぷち
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「ぬれ煎餅」大ヒット それでも銚子電鉄はまだ崖っぷち
「ぬれ煎餅」の大ヒットで、2年間で売り上げが倍近くに伸び、経営再建のめどがたったのではないか、と噂... 「ぬれ煎餅」の大ヒットで、2年間で売り上げが倍近くに伸び、経営再建のめどがたったのではないか、と噂される千葉県の銚子電鉄。2008年4月には、煎餅生産設備も増強した。ただ、今後、老朽化した鉄道の整備に10億円以上が必要ということもあり、まだまだ崖っぷちは続いている。そして「ぬれ煎餅」ブームもやがて去るのではないか、という不安もつきまとう。 売り上げは05年度約3億1千万円から07年度5億7000万円 「電車修理代を稼がなくちゃ、いけないんです」「『ぬれ煎餅』を買ってください」。そんな「緊急呼びかけ」を自社のホームページに掲載したのが06年11月17日。これがネットで話題になり、銚子電鉄を存続させようと全国から「ぬれ煎餅」の注文が相次いだ。サポーターも組織され、寄付金が集まるなどし、07年1月末の車検切れ(法定検査)に伴う車両の修理ができて、廃線の危機だけは免れた。銚子電鉄の再建の姿は、経営