関東地方では12日夕方から夜にかけて東京や神奈川などで激しい雷雨となりましたが、東京都内の小田急線では走行中の電車に雷が直撃し、その場で自動停車していたことがわかりました。 小田急電鉄によりますと、落雷があったのは新宿発町田行きの10両編成の準急電車で、12日午後7時ごろ、多摩川にかかる鉄橋にさしかかった際に、雷が車両を直撃したということです。 車両はその場で自動停車しましたが、乗客と乗員にけがはありませんでした。 この雷は、落雷があった場合に強い電流を地面に逃がすため車両の屋根に取り付けられている「避雷器」と呼ばれる機器の付近に落ちたとみられ、小田急電鉄が13日に車両を点検したところ、大きな損傷は見つからなかったということです。 電車は自動停車したあとおよそ10分後に運転を再開し、最寄りの駅で乗客全員を降ろしたということです。 関東運輸局によりますと、平成22年度以降、関東の1都6県で電