無人駅だった東京都奥多摩町のJR青梅線鳩ノ巣駅が、地域おこしの拠点「沿線まるごとラボ」に生まれ変わった。運営する「沿線まるごと株式会社」が地域住民らと連携し、町特産のワサビ田を歩くツアーや地域の環境美化活動などを計画。青梅線沿線の魅力を発掘し、情報発信する基地として活用する。(布施谷航) 鳩ノ巣駅は二〇一六年から無人駅となっていた。駅舎約四十平方メートルのうち倉庫や事務室として使われていた場所を改修。ミーティングスペースや、観光情報関連書籍を置く書架などを整備した。月一回、ワークショップを開き、地域住民とともに今後の事業について協議するという。これまで通り、駅舎としても利用する。 兄弟で特産の「奥多摩わさび」を生産する「東京わさびブラザーズ」、観光用公衆トイレをはじめとした美化活動を進めるグループ「OPT(おくたま・ピカピカ・トイレ)」、登山や自然体験ツアーを行う「おくたま地域振興財団」が
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