日本郵船に40年間勤務し副社長を退任後、日本貨物航空(NCA)社長、がん研究会理事長補佐、JR貨物会長として、それぞれの経営改革に取り組みました。同じ運輸でも海と空と陸とでは大違い、病院は全くの別世界。驚きの連続で、多くの教訓を得ました。 郵船でアジア代表、欧州代表の時代、域内各国の社長と議論の末、権限と責任を委譲し、利益目標を設定しました。アジア急成長と欧州統合の熱気の中、各国は達成すれば報いよと、競って目標を突破しました。帰国後は、世界を6極に分けた目標管理で、全社に活気と一体感が生まれました。