JR東日本の「オフピークポイントサービス」、東京メトロの「休日メトロ放題」などポイントサービスを使った取り組みが首都圏の鉄道各社で広がっている。狙いは時差通勤の促進、週末の利用促進などさまざま。そして、その先に見据えるのは時間帯や曜日に応じた変動運賃の実現だ。
静岡市の田辺信宏市長は7日の記者会見で、リニア中央新幹線の静岡工区未着工問題を巡り、JR東海が示した田代ダムの取水制限案について検討に値するとした。静岡県の川勝平太知事は田代ダムの取水抑制案に対し、「田代の水はリニアと関係がない。これを戻すからトンネル工事をしてもよいとはな
大洗鹿島線と鹿島臨港線を運行する第三セクター鉄道の鹿島臨海鉄道(茨城県大洗町)が発表した2022年3月期決算は、最終赤字が6149万円だった。赤字は4期連続。旅客運送人員は157万人となり前年同期比で5%
遠州鉄道(浜松市)は、同社のさぎの宮駅がモデルになったとされる映画「きさらぎ駅」の公開に合わせたイベントを始めた。専用の車内で映画の写真を展示するほか、記念グッズを販売する。新型コロナウイルス禍で落ち込んだ鉄道利用の回復にもつなげる。 「きさらぎ駅」は都市伝説を題材にした映画で、異世界の駅の謎に迫る内容。遠州鉄道は公開を記念し、6月の週末に新浜松駅にギャラリー電車を設けて写真や映画の製作趣旨などを説明、展示する。同じ日程で、さぎの宮駅の駅名表示を「きさらぎ」に変更する。 新浜松駅の窓口ではグッズを販売する。レプリカ切符やキーホルダーのほか遠州鉄道や同じく舞台となった上田電鉄(長野県上田市)の1日乗り放題切符を扱う。 遠州鉄道の担当者は「鉄道に乗ってロケ地巡りを楽しんでほしい」と話している。
鹿児島市交通局が12月、運賃のクレジットカード・タッチ決済導入に向け市電で実証実験をすることが分かった。7日の交通事業経営審議会で報告した。白石貴雄交通局長は「(導入されれば)利用促進に大きく寄与するのではないか」と期待する。 ICカードラピカの機器老朽化や全国交通系ICカード利用への要望に対応するため、市は2020年度から多様な決済方法を研究。21年度は、全国で実証実験が始まっているクレジットカード・タッチ決済の動向を情報収集した。 観光客の利用が多く、均一運賃で路線が2系統と、システム開発がバスに比べ容易な市電から実証実験を始める。8日開会の鹿児島市議会6月定例会に補正予算を提案する。 審議会では、21年度の乗客数が市電872万3504人、市バス476万5234人だったことも報告した。20年度と比べ市電111.2%、市バス106.5%とやや回復したが、19年度の8割ほどで「依然として厳
東京都議会第二回定例会は七日、各会派の代表質問があり、都側は都営地下鉄と日暮里・舎人ライナーの全ての車両に二〇二四年度までに防犯カメラを設置する方針を明らかにした。 武市玲子交通局長が答弁した。都によると、痴漢や迷惑行為などを防ぐため、一七年八月から車内の天井などに複数のカメラが付いた新車両を導入している。昨年、小田急線と京王線の車内で乗客が襲われる事件が相次いだことを受け、都は本年度から既存車両にもカメラを順次設置。既に全車両設置済みの浅草線を除く各路線の全車両で設置を進め、二四年度末に都営地下鉄と日暮里・舎人ライナーの計百七十編成全車両の完了を目指す。武市局長は「犯罪の抑止効果が高まるようカメラ設置の広報も充実していく」と述べた。 一方、都は今夏と冬の電力逼迫(ひっぱく)に備え、省エネ家電への買い替えで商品券などに交換できるポイントを付与する「東京ゼロエミポイント」の対象を拡充すると説
リニア中央新幹線工事に伴う大井川の減水対策として、JR東海が田代ダム(静岡市葵区)の取水を抑制する案を県に提示したことを受け、静岡市の田辺信宏市長は7日の定例記者会見で、「議論すべき案」と述べ、検討に値するとの認識を示した。 田代ダムの取水抑制案について、川勝平太知事が「トンネル工事とは別の話」との認識を示していることに対する受け止めを問われると、「トンネル工事と一体のものだと思っている」と強調した。 取水抑制に伴う発電量の低下により、市が受け取る電源交付金が減額する可能性があることに対しては、「もう少し議論を深めた上で、市の対応を考えていきたい」と述べるにとどめた。 市によると、電源交付金の対象となる市の発電用施設は10施設。額は発電量の合計を基に算出され、本年度は約5500万円を受け取る予定だという。
中華麺と和風だしのミスマッチが特長で、兵庫県姫路市民のソウルフードと言えば「えきそば」。定番は7割以上の客が注文する「天ぷらえきそば」だが、販売するまねき食品(姫路市)によると、3月に売り出した「姫路風たこ焼きえきそば」が予想外に売れているという。新メニューの開発に力を入れる同社は、定期的に変わり種で勝負をかけており、楽しみにしているファンも多い。これまで登場した30種類以上の中から、ヒットした一品や「不発」に終わったえきそばを調べてみた。(井上 駿) えきそばと言えば、小エビ入りでしっとりした「天ぷら」と、油揚げをトッピングした「きつね」が不動の2大看板。ところが近年、変わり種も相次いで登場している。「定番ばかりで飽きないよう、理想は季節ごとに新商品を発表したい」。同社で営業を担当する岩本健司さんの鼻息は荒い。 きっかけは、2014年に放送されたNHKの大河ドラマ「軍師官兵衛」。官兵衛の
新潟県議会は7日、新総合交通・防災対策特別委員会を開き、新潟市と上越地域間の鉄道アクセス向上について議論した。県側は本年度、JR信越線の高速化に向けニーズ調査を行う考えを示した。2020年に新潟・長岡地域の住民を対象に県が実施したアンケートで、上越への移動手段の95・1%を自家用車が占め、鉄道は2・7%にとどまったことも説明。県議からは「住民の利便性を重視してほしい」などの要望が出た。 県は上越...
地方私鉄有数の古参車両で引退後は福井県越前市の北府駅に保管されていた福井鉄道福武線「200形」車両が6月5日、同駅構内で一般公開された。保存展示のための外壁補修を控えており、現役時代そのままの車両が見られる最後の機会。約6年ぶりに自走する雄姿を見せ、県内外から集まった鉄道ファン約130人を沸かせた。 保管されていたのは、200形で現存最後となった1962年製の1編成。昭和から平成にかけ、越前市と福井市を結ぶ福武線の看板列車として活躍した。次世代型低床車両フクラムの導入などに伴って2016年から休車扱いとなり引退。越前市が「北府駅鉄道ミュージアム整備事業」で保存展示する計画で、6月中に補修工事に入るため一般公開した。 ⇒10月から運行、サプライズ有りの「戦国列車」 車両工場横の線路上に置かれていた200形が留置線に移されヘッドライトを点灯、警笛の合図で出発した。腐食による傷みが見られるものの
昨年八月の大雨の影響で一部区間が運休しているアルピコ交通鉄道上高地線(松本市)は十日から、ほぼ十カ月ぶりに全線で運行を再開する。田川に架かる鉄橋「田川橋梁(きょうりょう)」の復旧工事が完了した。運休区間はバスによる代行輸送をしており、同社鉄道事業部の穂高恵子担当課長(42)は「利用者や沿線の皆さまにご迷惑をおかけした。ようやく通常の運行で提供できる」と話す。...
","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">\n <div class=\"
","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">\n <div class=\"
長引くコロナ禍で利用者が減少している公共交通の利用を促進し、外出機会の創出で経済の活性化を図ろうと、岡山市は7日、路線バス、路面電車の「運賃無料デー」を7~12月に実施すると発表した。市内を一部でも走るバス路線と路面電車が対象で、始発から最終まで終日無料になる。費用は市が全額負担し、市民に限らず観光客も利用できる。 市によると、2021年に2回、同様のイベントを実施。市内のデパートの来店者数が3~4割増になるなどの効果が見られたため、今年度は対象日を拡大する。7~9月と12月は第4日曜に、10月は第5日曜(30日)に実施。改修工事中の岡山城のリニューアルオープンや、秋の「おかやま桃太郎まつり」などイベントが重なる11月は、3、20、27日の3日間を予定している。
JR東日本は7日、上越新幹線の大宮-新潟間について、最高速度向上に必要な騒音工事などが今年度中に終わる見通しが立ったとして、所要時間の短縮に伴うダイヤ改正を来年春に行うと発表した。最高速度は現行の時速240キロから275キロに向上。東京-新潟間で最速1時間36分の所要時間は、最大7分程度の短縮を見込んでいる。 JR東によると、速度向上に向け、上越新幹線の走行車両を最高速度275キロが可能な最新鋭のE7系に統一する。また、一部で同一区間を走る北陸新幹線も最大2分程度の所要時間短縮が見込めるという。
JR東海は7日、落石の影響で不通になっている飯田線の本長篠(愛知県新城市)―東栄(同県東栄町)間が6月下旬に復旧し、全線で運転を再開する見込みだと発表した。 同社によると、5月31日夜に三河大野駅(新城市)で信号機の停止が表示され、その後の調査で落石が判明。復旧作業に取り組むとともに、不通区間ではバスで代行輸送している。
山の向こうから現れた巨大ネコが家をなぎ倒し、走る列車を「ネコパンチ」でたたき落とす-。そんな特撮映画さながらの光景が、鉄道模型を展示する大阪市天王寺区の飲食店で堪能できる。店は新型コロナウイルス禍で廃業目前だったが、店の近くで弱っていたネコを保護したことで一変。店内で遊ぶ様子が交流サイト(SNS)で反響を呼び、客足が戻ったのだ。「ネコの恩返し」ともいえる展開を受け、店側も新たな一歩を踏み出した。 保護ネコがもたらした斬新コラボJR寺田町駅から徒歩で約2分。「ジオラマ食堂」の店内に入ると、大型の鉄道ジオラマの上にどっかりと腰を下ろすネコたちの姿があった。自由奔放にジオラマの上を歩き回り、走る列車を見つけると、勢いよく前足ではじく。「かわいい」「またやっちゃった」。来店客は笑顔を浮かべながら、スマートフォンで一挙一動を撮影していた。 友人と訪れた同市の主婦、新井美香さん(53)は「SNSでネコ
","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">\n <div class=\"
【島根】存廃が話題になるJR木次線の利用を促そうと、列車に乗って隠されたクイズに答える謎解きイベント「新型ヤマタノオロチからの挑戦状!」が1日から始まった。10月2日までの間に挑んで全問正解すると、沿線の特産品が抽選でもらえる。 区間は木次―出雲横田駅間。木次駅がある雲南市、出雲横田駅がある奥出雲町には、いずれもヤマタノオロチ伝説が残ることから、島根、広島両県の沿線自治体などでつくる利活用推進協議会(事務局・雲南市)が初めて企画した。 木次駅で切符を買い、LINEでクイズに参加するためのQRコードをスマートフォンで読み込むところから始まる。正解すると次のクイズが表示され、待ち時間がある折り返しの出雲横田駅では、周辺の観光スポットなどの散策も楽しんでもらう。 乗車しないと答えられない問題もあり、全て正解すると木次線オリジナルの記念品がもらえるヒントが表示される。木次駅に戻って来ると、駅前のチ
","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">\n <div class=\"
1982年、埼玉県生まれ。東京地下鉄(東京メトロ)で広報、マーケティング・リサーチ業務などを担当し、2017年に退職。鉄道ジャーナリストとして執筆活動とメディア対応を行う傍ら、都市交通史研究家として首都圏を中心とした鉄道史を研究する。著書『戦時下の地下鉄 新橋駅幻のホームと帝都高速度交通営団』(2021年 青弓社)で第47回交通図書賞歴史部門受賞。Twitter @semakixxx News&Analysis 刻々と動く、国内外の経済動向・業界情報・政治や時事など、注目のテーマを徹底取材し、独自に分析。内外のネットワークを駆使し、「今」を伝えるニュース&解説コーナー。 バックナンバー一覧 東京都は5月27日、武力攻撃事態などに備える国民保護法に基づき、23区内の計109の地下施設を緊急一時避難施設に指定すると発表した。109施設のうち、105施設が都営地下鉄と東京メトロの地下鉄駅だが、そ
函館本線の長万部―小樽間の存廃を話し合う北海道新幹線並行在来線対策協議会の後志ブロックで最後まで鉄道の存続を訴えかけていた余市町を含む余市―小樽間の廃線が決定された。 輸送密度が2000人を超えている余市―小樽間が廃線決定された理由は「国からの運行経費の補助がないこと」と「バスを中心とした新たなネットワークを構築」するという北海道庁の口約束だけだった。 なぜ、このような意思決定が行われるに至ったのか、その背景を取材した。 余市町の鉄道存続の意思表明 余市町が公式に鉄道路線の存続の立場を表明したのは2019年7月に開催された第6回並行在来線対策協議会でのことだった。この時に初めてJR北海道側から余市―小樽間の輸送密度が公開され2144人であることが判明した。 JR北海道が「単独では維持が困難」と発表した路線や、JR西日本がローカル線見直しの意向を示した路線の輸送密度は、いずれも2000人未満
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く