壁一面に並べられた「楕円銘板」の数々。最も古いものはガラスケース内で展示する=いずれもさいたま市大宮区で 鉄道博物館(さいたま市大宮区)にある約67万点の収蔵資料の中から、展示機会のなかった資料など約300点を厳選して並べた企画展「驚(おどろき)・収蔵展」が、同館で6月17日まで開かれている。新幹線の風洞実験用模型や、鉄道車両に取り付けられ、製造所や会社名を刻んだ「楕円(だえん)銘板」など貴重なコレクションが並ぶ。(藤原哲也) 同館では前身の交通博物館(2006年閉館)から各分野の資料を引き継ぎ、07年の開館以降もさまざまな資料を集めて収蔵庫などで保管する。模型コーナーでは乗用車やバス、飛行機など鉄道以外のコレクションも展示。交通系資料コーナーでは、現在の上皇・上皇后さまご成婚時の1959年に自転車業界から献上された特殊自転車と同型タイプの自転車も並んで注目される。
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