8月8日(ブルームバーグ):米国、東南アジアやアフリカなど世界中から集まった生徒とともに長野県軽井沢で寮生活を送りながら、英語で授業を受ける高校が今月24日に開校を迎える。次世代を担う人材の育成を目指すという。 インターナショナルスクール・オブ・アジア軽井沢(ISAK)の発起人代表を務めるヘッジファンド、あすかアセットマネジメントの谷家衛会長は、受験勉強に比重を置く日本の従来の教育とは一線を画したモデルを描く。「ハングリーで、才能ある子供たち」を奨学金も提供して世界中から集め、その中で日本人が一緒に学び、グローバルに活躍できる人材を養成するのが谷家氏の狙いだ。 国内企業が成長を求め海外進出するのに伴い、人材のグローバル化も必要になっている。楽天やファーストリテイリングは、英語を社内公用語にした。成長する企業を探し続けてきた谷家氏の投資家としての経験が、新たな学校モデルが日本に必要だという思