国際航空郵便を使って大麻草を密輸しようとしたとして、早稲田大の男子学生2人が大麻取締法違反容疑で千葉県警に逮捕、同法違反容疑で起訴された事件で、2人の知り合いで東京理科大の男子学生も同法違反容疑などで逮捕、起訴され、千葉地裁で公判中であることがわかった。 起訴状や捜査関係者によると、逮捕、起訴されたのは、東京都荒川区の東京理科大工学部第2部1年太田橘秀被告(27)。太田被告は早大の2人とともに、今年5月28日、ビニール袋五つに小分けした大麻草約16グラムをオランダから国際航空郵便で密輸しようとしたが、成田空港で税関職員に発見されたという。 早大の2人は、すでに執行猶予付きの有罪判決を受けている。このほか、2人と共謀した早大の別の男子学生(20)が海外に渡航中で、県警で行方を追っている。