『ゴールトベルク変奏曲』初版の表紙 グレン・グールドの旧録 前回に引き続き、今回はゴールトベルク変奏曲の中身をご紹介したいと思います。 冒頭、今度はグレン・グールドの金字塔、衝撃のデビュー作の旧録を掲げておきます。 1955年の録音ですが、リマスター技術もあり、60年以上前の衝撃が今もフレッシュに伝わってきます。新録よりも全体のテンポが速いのが特徴です。(新録は旧録よりテンポが遅い、と言い方が正確ですが) バッハ『ゴールトベルク変奏曲 BWV988』 The Goldberg Variations BWV988 演奏:グレン・グールド(ピアノ) Glenn Gould 1955年録音 眠れない夜のために バッハの数ある曲の中でも、特に不滅の名曲と讃えられる『ゴールトベルク変奏曲』の成り立ちには、有名な逸話があります。 ドレスデン駐在のロシア大使、ヘルマン・カール・フォン・カイザーリンク伯爵
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