もしもAppleのiPadが人気を博したら、Googleのクラウドコンピューティング計画にとって手強い相手になるだろう。 iPadはユーザーにこれまでで最も魅力的なインターネット体験を提供することを目指している。Appleのスティーブ・ジョブズCEOは、iPadを持つのは「インターネットを手にする」ようなものだと話していた。 9.7インチのIPS液晶ディスプレイは鮮明なHD(高精細)動画やゲーム、電子書籍、電子メールなど、ユーザーがWeb、つまりクラウドで利用するコンテンツを表示する。クラウドコンピューティング分野を追っている作家のニコラス・カー氏は、iPadについて次のようにまとめている。 「Appleはクラウド時代のキラーデバイスを提供したいのだ。それはWindows PCが古き時代を定義づけたのと同じように、コンピューティングの新たな時代を規定するマシンだ。iPadは、ジョブズ氏が今
NECビッグローブ(ビッグローブ)は、Android OSを搭載したクラウド端末を2010年秋に発売し、この端末向けの通信サービスとアプリケーション/コンテンツ・サービスの提供を開始する。ISP(インターネット・サービス・プロバイダー)が自らハードウエアと通信サービス、アプリケーションをワンストップで提供する垂直統合型のビジネスモデルで、2012年にクラウド端末事業全体で売り上げ100億円のビジネスに育てるのが目標である。電子メールや写真共有など、パソコン向けに提供しているサービスとの連携や、箱から取り出せば設定不要で使えるなど、垂直統合型の利点を生かしたサービス展開を予定する。 新ビジネスでは、「端末の販売による収益にはそれほど期待していない」(ビッグローブ パーソナル事業部 の山本善清マネージャー)という。むしろ端末とセットで提供する通信サービスと、アプリやコンテンツ提供用のプラットフ
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