4月26日にソニーから発表された「Sony Tablet」だが、まずは世界に向けての開発表明ということもあり、発売は2011年秋と先の話になる。価格をはじめ、細かいスペックやサービス関連も現時点で未定だが、このあたりの事情や、なぜ2モデルでの展開となったのかを同社業務執行役員 SVP 兼 コンスーマープロダクツ&サービスグループ デピュティプレジデント 兼 VAIO&Mobile事業本部長の鈴木国正氏に聞いた。 ――Sony Tabletはいつごろから開発をスタートしたのか? 鈴木 2年ほど前から開発に取り組んでおり、基礎技術が固まってからは1年ほどかかっている。開発チームについては、タブレットに関する社内プロジェクトが3つほどあったが、それを1つに集約した。結果として、ネットワークに強い人、IT関連に強い人というように、社内からさまざまな人が集まった。 ――Sony Tabletという名