“Android元年”といわれる2011年のauの戦略を聞く本企画。後編では、オープンプラットフォーム時代のキャリアの役割や“auらしさ”に対する考え方、コンテンツベンダー、端末メーカーへの期待について、KDDI サービス・プロダクト企画本部で本部長を務める増田和彦氏に聞く。 →ユーザーが安心して移行できる端末、サービスを――auのスマートフォン戦略(前編) スマートフォン時代のauらしさとは ―― (聞き手:神尾寿) 御社はソーシャル電話帳の「jibe」を端末にプリセットしたり、「Skype au」を展開したりしており、先日は「foursquare」との提携も発表しました。オープンなスマートフォンの時代には、“キャリアとしての差別化が難しくなる”わけですが、今後どういう形でauらしさを打ち出していくのでしょうか。 増田和彦氏(以下増田氏) ベースとしてはなかなか差別化しにくい時代になって
携帯電話主要3キャリア各社の冬春商戦に向けた新製品やサービスが出そろった。今回の注目の的は、やはりスマートフォンであるのは間違いなさそうだ。スマートフォンのラインアップやサービス、料金施策などから、NTTドコモ、au、ソフトバンクモバイルの... 携帯電話主要3キャリア各社の冬春商戦に向けた新製品やサービスが出そろった。今回の注目の的は、やはりスマートフォンであるのは間違いなさそうだ。スマートフォンのラインアップやサービス、料金施策などから、NTTドコモ、au、ソフトバンクモバイルのスマートフォン戦略にどのような違いがあるのかを比較してみたい。 【詳細画像または表】 【NTTドコモ】豊富な端末バリエーションで全方位戦略を採用 NTTドコモが今冬以降に投入するスマートフォンは、すでに発売が始まった「GALAXY S SC-02B」に加え、先日発表された「LYNX 3D SH-03C」「
ジュピターテレコム(J:COM)、住友商事、KDDIは6月10日、3社による提携関係の構築に向けて詳細な検討を進めると発表した。J:COMのサービスに組み合わせたKDDIの固定・携帯電話・WiMAXサービスの提供やビデオオンデマンド(VOD)サービス・広告での連携などを検討していく。 またAndroidなどを採用した次世代セットトップボックス(STB)をKDDIとJ:COMで共同開発する。IP分野で強いKDDIと、放送(RF)に強いJ:COMが協力して試作機を開発。「将来のサービスの自由度を念頭に、Androidなどのオープンで先端的な技術を採用する」(J:COMの森泉知行社長)という。 KDDIは2月にJ:COMの2位株主になり、筆頭株主の住商との3社で1カ月半にわたって事業上のシナジー実現について協議を進めていた。 提携案では、KDDIが「ケーブルプラス電話」サービスを卸し、J:COM
KDDIは、au初のAndroid端末「IS01」の発売に合わせて、Android端末向けポータルサイト「au one Market」をオープンする。 au one Marketは、日本のAndroid端末ユーザーのニーズに最適化したアプリケーションを集めたマーケットサイト。人気のアプリやジャンルごとのおすすめアプリを紹介するほか、キーワード検索やカテゴリ検索などの多様な検索手段やランキング機能を提供する。 サービス当初はグーグルのAndroid Marketに誘導する形でのサービス提供となり、決済手段もGoogle Checkoutのみとなるが、6月以降はアプリの購入や各種Androidサービスの支払いをau携帯料金と合算して行えるauかんたん決算を提供する予定(au one Marketへの対応は8月下旬予定)。また、KDDIがアプリの安全性などを検証するコンテンツプロバイダ向けのオプ
KDDIと頓智ドットは3月30日、auのAndroidスマートフォンや携帯電話におけるAR(拡張現実)事業で連携すると発表した。6月発売のau向けAndroid端末「IS01」に頓智ドットのARアプリ「セカイカメラ」を搭載するほか、au携帯電話で利用できるARアプリ「セカイカメラZOOM」を6月上旬からトライアルで提供する。両社はこれらの連携を通じ、ARサービスの共同事業化を検討していく。 ARは、現実空間に電子情報を重ねて人間の認識を拡張する技術のこと。モバイル端末向けサービスでは、GPSや電子コンパスなどを用いて、カメラの映像に位置情報とひも付いたコンテンツを重ねる手法が主流だ。KDDIはARアプリ「実空間透視ケータイ」のβ版を2009年6月に発表しており、頓智ドットはiPhone版セカイカメラを2009年9月から提供している。 今回、auのIS01には世界で初めてAndroid版セカ
KDDI研究所は,組み込み関連の技術展「Embedded Technology 2009」(パシフィコ横浜で2009年11月18日から20日まで開催)で,Androidベースのセットトップ・ボックス(STB)を使った各種の技術デモを披露している(関連記事)。具体的には,IPTVフォーラムの技術仕様に準拠したビデオ・オンデマンド(VOD)やIPマルチキャスト放送受信機能,そして近接無線技術「TransferJet」を使ったAndroidベースの携帯電話機とのコンテンツ連携機能である。 このデモのポイントは,「Android上でIPTV機能を実現したことと,STBと携帯電話機のDalvik VM上で同じアプリケーションがそのまま動作してコンテンツ連携が容易なことを示した点」(KDDI研究所)という。 同社はIPTV機能を実現するため,携帯電話機向けに設計された標準のAndroidに,Linux
シャープは11月17日、ドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイルの2009年冬モデルおよび2010年春モデルを一堂に会した新製品発表会を開催し、その場でAndroid搭載機を開発中であることを明らかにした。 発表会でシャープの製品戦略を説明した執行役員 通信システム事業本部長の大畠昌巳氏が、今後の取り組み方針の1つとしてAndroid OSを採用した端末を開発していることを明言。発売時期や仕様、提供通信事業者などについてのコメントはなかったが、「来年にも投入予定」と具体的に計画が進んでいることをに公式に認めた。 大畠氏は「国内で魅力的な商品を創出するに当たり、通信キャリアと綿密な相談をしながらオープンOSの採用を決め、開発をスタートした」と、シャープが独自に開発を進めているのではなく、国内のキャリアと連携して、日本市場向けに製品を開発していることにも触れ、国内で展開する上で必要な「FeliC
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