クレジットカードの大手、Visa社は2011年5月11日、「電子財布」サービスを開始すると発表した。2011年秋から、まずは米国とカナダで開始する。 Visaが提供するのはオンライン・コマース・サイトや実際の店舗などで、クレジットカードや電子マネー、デビットカード決済などが簡単にできるサービス。このサービスではインターネットのサーバー上にVisaのクレジットカード番号や他社のクレジットカード番号や電子マネーなどを登録しておく。そして、店舗サイトで決済する際に、電子メールアドレスとパスワードの入力だけで購入できるようにする。この決済は、店舗サイトだけでなく、FacebookのようなSNS、スマートフォンでの実際の店舗での決済、個人間での送金、少額決済などにも使える。スマートフォンで実際の店舗で決済する場合は、非接触通信インタフェースであるNFCと組み合わせるとみられる。 Visa社の電子財布
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