ブックマーク / satoshi.blogs.com (4)

  • 21世紀の錬金術:Web2.0バブルで一儲けする方法

    【材料】 ・小さな学生ベンチャー。東大・京大などの有名校の理学部・工学部の卒業生が集まって作った10人程度の企業。売り上げどころかビジネスプランすらちゃんと描けていないが、そこそこの技術力とハングリー精神だけはある、というタイプがベスト。資金は少ない方が良く、VCからの資金調達前でなければならない。 ・3~4億円程度の資金 ・欲の皮のつっぱった証券会社へのコネ 【レシピ】 1.まずは、顧客としてこのベンチャー企業にアプローチする。ビジネスプランもろくに持たないベンチャー企業の場合、とりあえずは「開発の下請け」でも何でもやって売り上げを立てなければならないので、その弱みを突く。Web2.0っぽいものならブログでもSNSでも何でも良いので、とりあえずシステム構築を発注する。この段階での発注額は二~三千万円ぐらいに抑えておくが、それでもこの会社にとっては「最大の顧客」となるはず。 2.その会社

  • ゲーム業界のジレンマ

    今まで何度か間接的に指摘して来たゲーム業界の抱えるジレンマ、私自身がスクエニの内部事情を知りすぎていることもあり少し遠慮してきたのだが、やっとおおっぴらに話せるネタが発表されたので、今日はそれに関するエントリー。そのネタとは、 スクエニ、松下電器の「Tナビ」向けにカジュアルゲームなどを提供 キングタム・ハーツII、ファイナル・ファンタジーXIIなど超大作と比べたら、業界へのインパクトもファンの反応も微々たるものだが、実は「ゲーム業界の抱えるジレンマ」を乗り切るためにこれからスクエニが(そしてたぶん他のゲームメーカーも)着手するリスクヘッジ戦略の一つであるという意味ではとても重要な意味を持つ、「明日のための一手」である。 ゲーム業界の人であれば誰でも、ゲーム機の世代交代がおこる今年から2008年の前半ぐらいにかけてがゲーム業界にとって正念場であることは知っている。しかし、残念なことに業界の大

    ConquestArrow
    ConquestArrow 2006/03/27
    「カジュアル・ゲームとか、シリアス・ゲームとか、ゲーム端末以外へのエンターテイメントをWeb2.0の考えを適用してサービスとして提供することを真剣に考えるべき時代だよ」そろそろこういうの止めにしません?
  • ゲームの開発も Web2.0 的にやっても良い時期かも知れない

    先日の「Web2.0時代らしいエンジニアのクリエイティビティの引き出し方」というエントリーに対しては、色々なフィードバックをいただいた。その中に、私のスクエニでのポジションを意識してか、「ゲームの開発にも適用出来ないだろうか」という問いかけもあったので、それに対する返答の意味も含めて私なりの考えを書いてみようと思う。 答えから先に言ってしまうと、「ぜひとも適用してみたい」と考えている。 従来型の「数千万~数億円の開発費をかけて、ハードウェアの性能を最大に生かしたゲームを作り、ミリオンセラーを狙う」というゲーム作りは、そのビジネス・リスクの高さ故に、どうしても「実績のあるプロデューサー」に任されることとなり、なかなか若いクリエーターたちにチャンスは巡ってこない。もちろん、そういった大プロジェクトに開発スタッフとして参加して経験を積むのも大切だが、それだけで彼らのモチベーションを保ち続けるのは

    ConquestArrow
    ConquestArrow 2005/11/09
    北米の独立系開発者は既にやっているような。
  • Life is beautiful: ゲーム・デザイナーのユーザー・インターフェイスへのこだわり

    UIEvolution がスクエニに買収されてから、スクエニのデザイナーやプランナーの人たちと仕事をする機会が増えたのだが、何よりも感心するのが、彼らのユーザー・インターフェイスへのこだわり方である。 彼らの「誰でもマニュアルを見ずに直感的にすぐ使えるものにする」ということに関する真剣さは尋常ではなく、他のIT企業の人たちにもぜひ見習って欲しい姿勢だ。彼らによれば、ゲームは遊び始めて30分が勝負で、30分以内に「楽しい」と感じてもらえるぐらい心地よく使いこなしてもらえないゲームは市場で失敗するそうである。パソコン教室にでも通わなければ使いこなせないパソコンとは大違いである。 この話はいつかここで書こうと思っていたのだが、キッカケを作ってくれたのが Broad Band Watch のこの記事。 スクエニのデザイナーによるユーザー・インターフェイスをべた褒めしている。 このSTBのユーザーメ

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