野村ホールディングスは1月30日、第35期竜王戦で藤井聡太竜王が史上最年少となる防衛を果たしたことを祝う新聞広告を読売新聞に掲載した。 挑戦するDNAに共鳴して2018年から始まった、野村ホールディングスの竜王戦応援広告。 同社は第31期(2017年12月)から竜王戦に特別協賛を始めた。以来、継続的に応援広告を展開している。 これまでは実際の棋士の肖像を用いてきたが、2022年10月、第35期竜王戦七番勝負直前の広告からイラスト描写に挑戦。イラストは、アーティストの田村大氏が手がけた。スタイリッシュでアクティブな表現、静寂の中の“躍動感”を描くことで、従来の将棋ファンに加え、若年層やライトファンなど、新規の層へのアピールを狙っている。 「藤井竜王の強さは、もはや将棋界を超えた日本全体の話題。これまで将棋に興味のなかった若い人たちにも、目を留めてもらいたいとの思いから、スポーツイラストで人気