科学者が証言 2016年11月からキューバのアメリカ大使館で、外交官が体調不良を訴えた事件が起きた。その原因をキューバ政府、もしくは第三者による音響攻撃とみていたアメリカ政府。 以前に米「ニューヨーク・タイムズ」紙は、マイクロ波が健康被害をおよぼす「フレイ効果(マイクロ波聴覚効果)」の可能性も指摘していたが、原因は特定されていなかった。 だが最近になって、また新たな原因が浮上したと、同紙が報じた。 その正体は、まったく“ミステリアス”ではない──コオロギの鳴き声だというのだ。 これを発表したのは、カリフォルニア大学のアレクサンダー・スタッブスと、イギリスのリンカン大学のフェルナンド・モンテアレグレ-Z。