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2010年3月28日のブックマーク (3件)

  • ラインハート=ロゴフは因果関係を逆に見ている?・その2 - himaginary’s diary

    3/7エントリで、ラインハート=ロゴフは政府債務と成長の因果関係を逆に見ているのではないか、というNeo-Chartalistの論者の見方を紹介したが、その後、クルーグマンも3/12ブログエントリで同様の見方を示した。 What I think I’m seeing, although I haven’t tested this carefully, is that the causal relationship largely runs from growth to debt rather than the other way around. That is, it’s not so much that bad things happen to growth when debt is high, it’s that bad things happen to debt when growt

    ラインハート=ロゴフは因果関係を逆に見ている?・その2 - himaginary’s diary
    Cru
    Cru 2010/03/28
    日本の場合はマスコミの煽る年金不安とか財政破綻不安とかいう形で景気に影響してるかも。財政均衡圧力とか、マスコミとか野党の煽りとか、新自由主義経済学者の反論とか、どこの国でも大なり小なりあるだろうけど
  • 科学的なるものの概念 - on the ground

    この記事は、「正しさは社会を良くするか」「無様なのはアンタだ」「「ニセモノ」ラベリングの意義と限界」の問題意識の一部を発展させて執筆したものです。 科学とは何か 「科学とは何か」(A)と問われる時、そこには常に、「科学とは何であるべきか」(B)という問いがはらまれている。私が問いAに答えて「科学とは〜である」と定義した瞬間に、その定義からはみ出すものは非科学=科学ならざるものとされ、決して科学と名指されるべきではないことになる。ここでは、問いAに答えることは、「科学と名指されるべきものはこのような条件を満たすものでなければならない」といった規範的限定を伴う規範的立場の表明を意味する。したがって、問いAが問いBから完全に独立して成り立つ事態は、およそ想定し難い。 BではないAを問うための一つの方法として、現実社会において「科学」という語彙がどのような意味で用いられているのかを分析した上で、様

    科学的なるものの概念 - on the ground
    Cru
    Cru 2010/03/28
    ニセ科学批判は本質的に政治的。そしてカテゴライズして名前をつけるという手法は現実の社会への影響力という点できわめて有効。この論法で概念を厳密に適用するなら「ニセ科学批判」は社会的(政治的)影響力を失う
  • リスク社会における公共的決定2――「トンデモ」批判の政治性と政治の未来 - on the ground

    今日は少し、色々な文脈を縫い合わせるようなお話をしてみたいと思います。例によって長いですが、ご関心の向きはしばしお付き合い下さい。 1.立場で争うことの不毛 あなたは、目指している方向性や考えそのものは大して違わないのに、感情的対立や形式的な事柄(手続き、名称、身分、肩書き、…)に発するい違いなどのため、相手との合意に結び付かない、といった経験をしたこと(あるいは見聞きしたこと)は無いでしょうか。友人や恋人との間で、家庭で、学校で、職場で、地域で、複数の人が何らかの関係を取り結んで事にあたろうとする場面において、これは往々にして発生する事態であると思います。「合意など必要無い」と独力で目的を達成できる人であれば問題ありませんが、多くの人にとっては、広く合意を取り付けておくに越したことはありません。 円滑な合意形成を図るにはどうしたらよいか。この点について研究を行っている交渉学では、「立場

    リスク社会における公共的決定2――「トンデモ」批判の政治性と政治の未来 - on the ground
    Cru
    Cru 2010/03/28
    共感。しかしいつごろ価値多元主義が日本に受容されたのだろうか。…ああ、憲法に書いてあるのか。内在的変化で獲得された思想ではないが受容のニーズはあるか…