インドネシアの大手パイプメーカーのスピンドではこのところ逆転した韓国と日本の価格表が話題だ。先月末に契約した東京製鉄の熱延コイル契約価格は1トン当たり660ドル。韓国製はこれより高い1トン当たり680~690ドルで契約した。この契約分は4~5月に供給される。鉄鋼供給を仲介する韓国系商社の支店長は、「インドネシア進出20年で初めて体験すること」と話した。これまで日本製品は韓国製より少なくても1~2%高く売れた。彼は「日本企業が在庫がないと言うので韓国のものを買っているのが実情」とし、「このまま行けば韓国企業は5~6月の船積み分はやむを得ず損して売らなければならないだろう」と予想した。 円安の恐怖が現実になった。海外市場では価格逆転現象が起きる品目が現れた。韓国の100大輸出品のうち日本と競合関係にある製品は約半分の49品目に達する。このうち電子・IT業種を除いた相当数は相対的に安い価格が韓国
![現実化する円安の恐怖、徐々に失速するMade in Korea(1)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/5ba9e81c6a66b98e9b100acf16a3f551440e9799/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimages.joins.com%2Fui_joins%2Fjapan19%2Fprofile_joongang_800.jpg)