Level 3によると、ソースコードが公開される以前、Miraiに感染したIoTデバイスは21万3000台だったが、公開後は28万台増えて合計で49万3000台に上っている。Miraiのインフラはまだ完全には把握できておらず、実際の数字はこれをさらに上回る様子だという。 Miraiが標的とするIoTデバイスはデジタルビデオレコーダー(DVR)が約80%を占め、残りはルータやIPカメラ、Linuxサーバなどが占める。こうしたデバイスの多くはパスワードがデフォルトのまま変更されないという弱点が悪用された。 さらに、Miraiと並ぶ勢力を持つマルウェア「Bashlite」(別名gafgyt)についても調べた結果、Miraiに感染したIoTデバイスのうち24%はBashliteにも感染していたことが分かった。複数のマルウェアが同じIoTデバイスを標的にしている実態がうかがえるという。 Miraiの
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