後半に入る前に、13話について指摘しておきたい点が一つあります。 【デレマス13話】笑顔の裏に潜むもの――その時美波は何を思っていたのか? 私も13話は「結構大味」だという感想には同感です。病室の新田さんについても、恐らく何か忘れていると前半記事で書きました。初見だったらそれ程気にはならなかったことも、感想を書こうと見れば見るほど不明な点が出てくるという点で、アニデレらしからぬ回だったと思います。私が特に引っかかったのは、ここの一連のカット。 さて、ニュージェネレーションは蘭子のフォローもせずにどこにいたのでしょう? もちろん、カットにこそ無いですがどこかで何かしていたのではという話は出来ます。ですが、アニデレはみりあが蘭子の言葉を理解していた例を見れば分かるように、何かあればそれはキチンと描写をしてきたアニメです。まして、ここは「新田さんが12話で築いたチームワークが回り回って新田さん自
・艦これ。最終話見た直後に別個に一記事立てて書こうと思ってたが,冷静になろうと思って一週間ほっといた結果,そのまま一ヶ月経ってしまった。しかし,良いこともあった。冷静になって一ヶ月ほど寝かせてから再度考えてみた結果,冷静になって考えてもやっぱり駄作だったという結論しか出せないことがわかった。それはそれとして,後出しで感想を書くと先人の知恵が活かせるという利点がある。 おそらく,本当にこうだったのではないかと。自分もドーリットル空襲があったあたりから,似たようなことは考えていた。 → ついでに言えば,割りとガチで『マブラヴオルタネイティヴ』(因果律量子論)をやろうとしてたのではないかと考えている。少なくとも,「アニメ艦これ世界には史実に向かわせる強制力が働いている」という設定があったのは確実で,その上で「提督と何人かの艦娘は,(因果律の中心たる吹雪に近いため)史実の結果を予知できていたか,何
アニメ版『アイドルマスター シンデレラガールズ』の1stシーズンを全話視聴しました。童話「シンデレラ」に準えたシンデレラストーリーのようでそうではない本作。まるでパズルのような綿密な演出で語られるストーリーを振り返りながら考察してみましょう。 TVアニメ「アイドルマスターシンデレラガールズ」オフィシャルサイト ソーシャルゲームを原作としているアニメがいくつも登場している昨今、ソシャゲの存在感を一気に押し上げた「モバマス」がアニメ化されるというのは、ついに大本命がやってきた感じでした。ソシャゲはゲーム業界内でも元気な印象のためか、豪華なスタッフやキャストに「金のかけ方が違う」と言われたりもしますが、『シンデレラガールズ』についてはそれだけではなく、「愛情の注ぎ方が違う」といった印象でしたね。 安直な考え方をするのであれば、「かわいい女の子キャラクターがたくさんいるのだから、彼女たちをかわいく
■ アニメ「シンデレラガールズ」の1stシーズン最終回が素晴らしすぎて3ヶ月も待てない アニメ「アイドルマスター シンデレラガールズ」、2クール前半の最終話が放送されて、リアルタイムで観ていたのだけど、そのあとバンダイチャンネルで48時間無料配信という太っ腹もあって、暇さえあれば見返してる*1。初見より、2度3度と観たときの方がぐっとくる。SHIROBAKOといいシンデレラガールズといい、今季は本当にすごい作品に出会えて、満足だ。2ndシーズンは3ヶ月後ということだけど、早くも待ちきれない。 とはいえ、原画どころか第二原画にまで監督自身の名前がクレジットされていることから、after SHIROBAKOな世界に生きるわれわれには現場で何が起きているのかをうかがい知れてしまうわけで(その後の情報でそもそも地方局への納品が間に合ってなかったなんて話もあってバンチャの措置はこのためか)、せめてこ
とりあえず第一期、13話が終わりました、「シンデレラガールズ」。 いろいろ言いたい部分はあるんですが(というか積み上げが一片のすきもないので逆にいうこと無いくらい)、未央の話とかしてパニクる前に、これだけはどうしても。 「シンデレラガールズ」は、裸足少女アニメの歴史に名前を刻んだ。 たまたま裸足だったとか、裸足の生活を送っていた(ハイジとか)とかではない。 「裸足である状況を作り出して、少女を表現する」作品のこと。 とりあえず殿堂入りしているのは、「けいおん!」です。 フェス後。みんなが衣装を脱いで、座って話している時です。 突然飛び込んできた、全員裸足のシーンに驚いた。 確かにぱっと見自然だけど、そもそも片付けた後のステージではだしでいる意味わかんないよ。 結構汚いだろう、雨も降ったのに。 そうじゃない。 ここは演出上、裸足じゃないといけないのですよ。 誰か一人靴をはいているとかはありま
アニメ放映開始した頃は各話感想書こうかなーとか思ってたんですよ。 一話終わってさてどう書こうかと思案してるうちに相変わらずの筆不精が発動したのと、 感想をガッツリ書く方がだいぶいたのでもう書かんでええかなーという気分になり^^; ただまぁ1シーズン終わってみると意外とあまり見かけない話とかあるなと思いまして。 話のネタぐらいにはなるかねーということで思いつくままに書いてみようかと。 全体の印象 綺麗に組み上がったパズル。 それが今の時点での自分の感想。 計算されたパーツ同士は綺麗に組み上がってて、とても良く考えられたバランス。 アニマスという先達がある中でようこんだけ仕込んで組み上げたなと素直に思う。 ただ、このパズルは自分はジグソーパズルだと思ってるので。 最終的に出来上がる絵の方が楽しみなんよね。 2期を見終わった時に、どんな絵が見れるんだろう。 それを楽しみにしている。 見せ方 物語
2015年04月06日22:00 カテゴリデレマス Tweet アイマス シンデレラガールズ 12話 海外の考察 12話の感想記事(追記済み)は「こちら」以下、AS、MAL、Reddit、4chan、YTより引用。(DAISUKIで公式配信中です。) 31歳 男性 ニューヨーク州 美波が、アーニャとの握手から他人との繋がりの中にアイドルを 見いだしたことが最後に語られてたけど、今回の話は最初から 最後まで、その延長上にあったね。 夜中に二人で手を握り合ったことに始まって、間に蘭子を挟む形で バトンを渡したり、肩に手をかけて三人四脚したり、最終的には皆を 縄跳びさせるのに両端でその綱を握り合ってる。OPで、蘭子が彼女 たちの間に入っているのも偶然ではなかったな。二人の間に孤立し がちな蘭子が入って、一緒にやれることを確認した上で、更にそれを 拡大した形として、アーニャと美波の輪の中に皆を包ん
12話はこの作品にしては珍しく、キャラクターにセリフで説明をさせていた箇所が多かったように思います。非常にわかりやすく、13話に向けて視聴者にも「心を一つに」して欲しかったのかもしれません。今回はこの「心を一つに」を具体的に考えながら、感想をつづっていきます。 ・各ユニットの現状 8話から始まったユニット回。それぞれのユニットの長所と弱点が描かれてきました。困難を乗り越えチームワークが回り始めた各ユニットですが、ここにきてPが出した全体曲の課題により再びその弱点が露呈します。 ニュージェネレーションはCD発売イベントでの失敗の挽回を誓います。ですが、空回りする未央を御する事を誰もできていません。未央には次は失敗するわけにはいかないというプレッシャーがあります。3話でプレッシャーにのまれた未央を動かした凛が動かない事から、ニュージェネレーションはいまだ機能不全であるようです。 ソロでデビュー
アイドルマスターシンデレラガールズ11話、みくとりーなの掛け合いとかシンクロ具合とか、色々ツボに入って楽しめました。 二人のユニット名もデビュー曲も決まり、シンデレラプロジェクトが全容を見せつつあり、今後予定されているフェスにも期待が持てます。 さてさて、11話を見ててちょっと気になることが。 今回登場したみくの部屋にはカレンダーが掛かってありました。 曜日の並びから、作中では7月であることが伺えます。 この2人が出たイベントは吉祥寺駅北口で行われる「吉祥寺ふれあい夏まつり」が元ネタのようですので、イベントはおそらく7月25日頃でしょう。 なぜか私は11話の時期を8月と勘違いしていたのですが、2人の学校のシーンもあったことから7月中旬から下旬にかけての話のようですね。おそらく、9話や10話と重なってる時期もあったかと。10話でアーニャが、11話で美波がCDにサインをしていたのはおそらくほぼ
今回はデレアニ11話より、だりみくの話をします。 過去のデレアニ記事はこちらからどうぞ。 デレアニ11話、李衣菜とみくの回は視聴者に宿題を残すお話でしたね。 プロデューサーはなぜ2人を組ませたのか。 プロデューサーが「相性はいいと思いますが」と言ったのは? これですね。結果としてユニット結成はうまくいったように見えますが、 Pはどの段階からどの程度うまくいくと考えていたのか。気になります。 だりみくのケンカをみた仲間たちは、 卯月「イメージ的には正反対」 未央「2人を組ませるのは絶対無理がある、プロデューサーも何考えてんだか」 みりあ「5分に1回ケンカしてるよ」 など、みんな2人のユニットがうまくいく気配を感じていません。 寮暮らし組のアーニャと蘭子は少し違う印象だったかもしれないのと、 きらりはやはり他のメンバーより2人を信じている感はあるのかな? 当の2人はというと、 みく「キュートで
見た。これはすごい。 ここまでの5ユニットでは問われることがなかったユニット内人選のところにスポットを当てて、最初はソリの合わなかった2人がユニットとして成立するに至るまでを1話ですごく丁寧に掘り下げていた。 2人はそれぞれネコミミとロックを自分の譲れないものだとぶつけ合うんだけど、みくはネコミミとか言いながら出してくる歌詞はにゃんにゃん言いまくっているし、りーなはロックだロックだと言ってるのに何かとにわかっぽくてアヤシくて、コメディ感を出しつつ、それぞれ相方に否定的に言われても話が過剰に深刻にならないようにも働いてた気がして、なるほどなぁという気持ち。 時系列順で2人の距離感を追いかける。最初のキャンディーの仕事ではそれぞれが勝手にしゃべっていててんでバラバラ。プロデューサーにユニットだと押し付けられたもののどっちも譲る気はなくて、ユニットはこの時点では完全に渋々。あわよくばプロデューサ
【PR】第4回選挙はかな子に清き一票をお願いします 11話の面白さはバディフィルムの面白さでもあったと思います。バディフィルムの定義はwikiによれば「対照的な性格の同性の2人を突き合わせるジャンル映画。2人は誤解し合いながらも、劇中のイベントを通し友情育み、互いを尊重し合うようになっていく」とあります。リンクしたwikiにはバディフィルムの例として映画48時間を挙げていますが、この記事を読まれる方にはアニメタイガー&バニーの方が通りが良いかもしれません。 みりあ曰く「5分に一回は喧嘩してる」と言われる2人がユニットになったという事に未央はPが何考えてるのか分からないと言い、プロジェクトメンバーの誰もが首をひねります。価値観の違いから事ある毎に対立するバディもので典型的な対立描写です。ですがみくと李衣菜がPに談判しに来た際、適当に余り物を組ませたんじゃないかという訴えに、Pは真剣になって答
2015年03月29日23:59 カテゴリデレマス Tweet アイマス シンデレラガールズ 11話 「Can you hear my voice from the heart?」 海外の感想 Can you hear my voice from the heart?以下、AS、MAL、Reddit、4chan、YTより引用。(DAISUKIで公式配信中です。) 不明 で、Pくんはどうしてこの二人にユニットを組ませたんだ?文字通りの 情熱以外の理由があるんだったら、自分は見逃してしまったようだが。 凛 :また揉めてる・・・(They're at it again・・・) 未央:あの2人にユニット組ませるって絶対無理があるよね・・・ (Putting those two together in a unit was a bad idea.) 卯月:イメージ的には正反対な感じですよね。 (T
【アニメネタ】アイドルマスターシンデレラガールズ第11話に「だりーな」こと多田李衣菜ちゃんのヘッドホン登場!【動画追加】 2015年3月28日 やってみた, 最新記事 e☆イヤホン 皆さんおはこんばんちはー(。・ω・)ノ゙ e☆イヤホンのりょう太です! ※追記:動画も追加しました! 昨晩放送された、アニメ「アイドルマスターシンデレラガールズ」11話はご覧になられましたか?8話に続きヘッドホンが多数登場しました! ■外部リンク:TVアニメ「アイドルマスターシンデレラガールズ」オフィシャルサイト ネタバレはあまりしたくないので詳しい内容は伏せますが、11話は「みくにゃん」こと前川みくちゃんと「だりーな」こと多田李衣菜ちゃんがフィーチャーされる回でした。 劇中、多田李衣菜ちゃんがコレクションしているヘッドホンが多数登場するというヘッドホンマニア大歓喜な流れがありまして…
見た。1週間経ってしまった。 今回のメインイベントのP<=>凸レーション<=>美嘉の3者の待ち合わせ失敗みたいなの、外野の立場として見てると「動かず待機しよう」とか「電話コミュニケーション諦めないでもう一息頑張れよ」とか「メール使えよ」とかいろいろ出てくるよね、という感じ。一方で、ああいう風に合流できずに彷徨った経験があると焦るのもすごい分かる、分かるよね、という気分になるというのも確かだと思う。アニメ感想なのにのっけから自分語りもアレだけど、舞台が原宿なのもあってシンデレラ2ndライブの後友人と合流し損ねてめっちゃ彷徨ったのを思い出したりした。評論家じみた事を言うなら、連絡を取ろうとして上手くいかずに諦めて探し出すに至る描写がもうワンカットくらいあると納得感出たのかもしれない。 凸レーションの面々はとにかく可愛い。きらりはどうしても見た目やハピハピした口調に意識が行きがちだけれど、年少の
A:10話が凸レーションとPにとっての成長過程だとすると、美嘉の存在が非常に引っかかる。というのも、本来Pと凸だけの関係で言えば、Pは「凸に任せて成長を促す&トラブルが起きて必死に探そうとするが、ちひろに諭されて信頼する」という物語を持ち、凸は「プロデュース方法をPに任されて考えるが、途中ではぐれて、さらに自分たちで解決しようとして困難を招く。みりあの提案もあって成長する」という物語を持つ。この中では、美嘉の存在が入る余地はない。 というより、美嘉は凸に成長を促す刺激剤ともなっており、一方で莉嘉を叱り、Pに当たるという敵役になっているようにも見え、そもそも凸の行動する目標物の一つ(駅前の美嘉)ともなって行き違いを増やしてしまっている。いわば10話の主線を引っ掻き回す役目を果たしており、これは2~3話でNGsをステージに立たせた時と似たような存在として表れていることが分かる。明らかに意図的で
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