東京都の猪瀬直樹知事(67)が医療法人徳洲会グループから5000万円を受け取った問題を受け、都や日本オリンピック委員会(JOC)などが猪瀬知事を2020年東京五輪の大会組織委員会の理事会メンバーから外して設立準備を進めていることが17日、複数の関係者の話で分かった。設立期限は来年2月に迫っており、猪瀬知事の関与の度合いを薄めることで、準備への影響を最小限に抑えるという。 関係者によると、組織委の意思決定機関となる理事会は都や財界、スポーツ界の代表者ら約20人で構成。猪瀬知事は副会長兼副理事長として理事会メンバーに入る予定だった。 (紙面から)