ぐっちー編集長 ぐっちーさんの 金持ちまっしぐら 1960年生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。 丸紅を経て1986年ウォールストリートへ。 モルガン・スタンレー、ABNアムロなど欧米の金融機関を経て、ブティックの投資銀行を開設。 M&Aから民事再生、地方再生まで、幅広くディールをこなす一方で「ぐっちーさん」のペンネームで経済金融評論家としても活躍し、2007年にはアルファブロガー・アワードを受賞。 AERA、東洋経済オンラインには長年に渡り連載を持ち、東洋経済オンラインではその功績から、2018年にロングラン賞を受賞。 講演活動も積極的に行ない日本全国を飛び回る日々を送る。 2010年より岩手県紫波町「オガールプロジェクト」のファイナンスアドバイザーに就き、公民連携として日本初の補助金を使わない民間資金によるファイナンススキームの導入に成功。 世界中を飛び回る美食家としても知られ、2014
8月29日 資金調達の3条件 ⑥ の続きです。 今日からが本番で、よくご相談に来られるお客様の話から聞く、とんでもないコンサルタントのアドバイスの話です。 私にもよく来るのは、前回までの話を少し思い出していただきたいのですが、仕入資金の資金調達で、完成品を仕入れて販売している会社ではなく、部材や製造委託費や労務費を先に支払って製品を製造し、完成した製品を販売している会社の相談です。 それは、後者の方が圧倒的に資金調達が難しいとからです。 今日は更に難易度が高い、後者の製造委託先が海外の場合の話です。 最近は中国や韓国との関係が良いとは言えないし、両国の経済もそうとうやばいと言うことが分かって相談も減りましたが、数年前は、この両国を中心に、台湾、タイ、ベトナムなどの外注先に支払う資金の調達の相談はとても多かったです。 少し資金調達の3条件のポイントを念頭に考えてみましょう。 製造過程がある会
マルクスのために 『若者よマルクスを読もう』の中国語版の序文を求められましたので、「中国でマルクスを読むことの意義」についてひとこと書いてみたいと思います。 この本は日本語で出版されたすぐあとに韓国語に訳されました。これには少し驚きました。ご存じのように、日本と韓国はここ数年外交関係があまり友好的ではないからです。日本の書店には「反韓・嫌韓」本がずらりと平積みになっており、東京や大阪のコリアン・タウンにはレイシストのグループがおしかけて、「韓国人、朝鮮人は死ね」というような激烈な排外主義的なヘイトスピーチを繰り広げています。竹島(独島)の領有をめぐっては日本と韓国が激しい言葉を応酬しあっています。 そういう状況下で、僕と石川康宏さんの共著『若者よマルクスを読もう』が出版直後に翻訳されたというのは興味深いトピックだと思います(もちろん、日本のメディアは一行も報じてくれませんでしたが)。 実を
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く