「魔法少女リリカルなのは」20周年特設サイト
まあタイトルが言いたいことのほぼ全てではあるのだが。 「金を出してない奴がワーワー言うな」という意見がある。この手の話にはつきものだ。確かにそうかもしれないので、今回は筆者がかつてクラウドファンディングで支援したプロジェクトだけで見てみよう。しかしこの「支援」という名前もどうかと思うな。要は購入であり売買契約に他ならないものに変な名前をつけてるのが諸々の粗さにつながってる面は明らかにあるでしょ。まあ話が進まないのでそれはさておき。 過去支援したプロジェクトたち粗さ① 納期の粗さ上掲のプロジェクトのリターン送付(≒商品発送)の予定と実績は以下の通り。 ■planetarian アナログ盤 制作プロジェクト CF終了:2017年6月 リターン送付 予定:2017年9月 実績:2017年10月 遅延:1ヶ月(33%) ■【リトルバスターズ!10周年ミッション】「クドわふたー」劇場アニメ化プロジェ
俺はバンヤーのゴアや尊厳破壊が好きなんじゃねえんだ……。 選択肢でダイナミックに展開が変わる構成やメインルートの妙に熱い王道シナリオが好きなんだよォォッ! というわけで、和泉万夜がやにわに発表した2本の百合ゲーム『真愛の百合は赤く染まる』『SaDistic BlooD』をまとめて評論する。序文が感想のほぼすべて。 バンヤーがなぜ立て続けに百合ゲーを? と首をかしげたが、思えば『MinDeaD BlooD』では悠香と今日子でなかなかグッとくる女女の関係を書いていたし、『EXTRAVAGANZA』でも夢美とアゲハにえげつない愛憎をぶつけさせていた。嫌いではなかったんだろう。 まず、『アカイイト』や『カタハネ』のような百合ゲーをやりたい人にはまったくもってお薦めしない。バンヤーを履修している人には今さらな忠告だろうか。『真愛』も『サディブラ』も主役のペアが凄惨な凌辱や拷問を受ける上、その度合も心
特に何かあったわけでもなく唐突に始める。実はリスト上は「オールタイム・ベスト100」まで作ったが,記事にする上で100全てにコメントをつけると長くなりすぎるのと,どこまでがエロゲか問題がつきまとう曲も中には含まれていたため,ルールを定めて100曲から改めて40曲を選び直した。ルールは以下の通り。 ・18禁の商業作品で,かつ自分がプレイ済のゲームの中から30曲。 ・18禁の商業ゲームながら,自分が未プレイであるゲームの中からは10曲。 ・なるべく同じゲームから2曲を選ぶのは避け(例外有),同じブランドからの選曲は可能な限り少なくする。 最後の縛りの関係上,惜しくも40曲から漏れた曲がかなりある。たとえばKEYだとLight colors(智代アフター)やLittle Busters!,ねこねこソフトだとEscarlata(Scarlett)や六花のうた(ゆきいろ),何よりAugustはEte
OVERDRIVE 最終作「MUSICUS!」CM映像 カナリヤです。本日はオバイブことOVERDRIVEの最終作として2019年に発売された「MUSICUS!」の感想記事です。なにかと話題になった本作ですが長らく放置していたものをこの度ようやくプレイすることと相成りました。ライターは「CARNIVAL」「SWAN SONG」などで熱狂的なファンを生み出した瀬戸口廉也氏。ゲームという媒体で楽しむのは唐辺葉介名義で発表した「暗い部屋」以来ですから何年ぶりでしょうか。18禁エロゲで考えても「キラ☆キラ」以来ですから相当経ってますね。軽いタッチでありながらキャラクターの内面に迫りすぎるほどの生々しい描写が特徴的な氏の文体。案の定精神ゴリゴリに削ってくるのが分かっていたのでここまで放置していたんですけどね。久々の瀬戸口テイストに夢中になりながら酔いしれる一方で、自身の感性と作品世界の描写との齟齬に
2020年11月22日21:40 カテゴリエロゲー事件レポ Loseさんが『まいてつLR』の評価をきっかけに批評空間の自社データを全消しした話。 エロゲーマー(批評空間界隈)にとっては看過できない爆弾が投下されました。「11・22事件」です。 公式の声明が出ているのでまずはそちらから。 ▼「『ErogameScape -エロゲー批評空間-』データ削除依頼に関するお詫びとご説明」 (2020年11月22日 19:02) ■本声明について 2020/11/22に『ErogameScape -エロゲー批評空間-』様(以下『批評空間と略します)』に依頼して対応いただきました、弊社ブランドLose(以降 弊ブランド)に関する全データの削除に関し、事前説明を行わなかったことで多くの混乱を招いてしまいました。以下、削除依頼に至りました経緯をご説明申し上げ、お詫び申し上げます。 ■弊ブランドのレビューに対
NICHE-MEN(ニッチメン)-オレの仕事、アウトですか?<4> 圭輔(27)=仮名=が経営するゲーム会社には、表の顔と裏の顔がある。正式に公表している業務は、家庭用ゲーム開発の孫請け。世間に大っぴらにしていない顔は“18禁”のゲーム制作だ。「従業員の家族に見せるわけにはいかないから」。自身も親きょうだいには内緒にしている。 手掛けてきたのは、アニメ調の美少女と会話し、疑似恋愛のシナリオを進めていくに従って「ごほうび」が待つタイプのゲーム。ただ、自身はこの種のゲームは「苦手。僕が作ると思わなかった」とも言う。それでも作るのは、CGを大量に使うわけではないため、従業員数十人規模でも手が出せるからだ。「規制が緩く、自由に作れる。アダルト目的のプレーヤーを感動させることもできたら、してやったりでしょ」。当てればでかいジャンルだ。家庭用ゲームへ移植されることもあれば、アニメ化、映画化の可能性だっ
数々のアニメーション作品や、その音楽を手がけているアニプレックスが、ノベルゲームの新ブランド「ANIPLEX.EXE」(アニプレックスエグゼ)を発足した。 アニプレックスといえばアニメだけでなく、スマホアプリゲームでも大ヒット作『Fate/Grand Order』(『FGO』)をはじめ、『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』『東方キャノンボール』など、すでにいくつもの作品をリリースしている。 (画像はFate/Grand Order 公式サイト、「マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝」公式サイト、『東方キャノンボール』公式サイトより) だが今回の「ANIPLEX.EXE」で対象となるプラットフォームはPC、しかもSteamやDMM GAMESでの配信になるという。 さらに、2020年リリース予定の第1弾タイトルとして発表された2作品は、フロントウイング・枕の共同制作による『A
略称『千桃』,発売は2016年。やっとレビューを消化できた。さて,本作を例えるなら,三つ星シェフによる超豪華フルコースを注文したら,前菜で白玉あんみつが出てきた。ワインには合わないなと思いながらも適当にあしらって食べ進めたら,メインディッシュの肉と魚はちゃんと一級品だった,という感じ。前半の学園・アイドルパートと政治・バトル・伝奇パートの食い合わせが悪すぎる。特に政治・バトル・伝奇の設定がこれだけ凝りに凝っているだけに,なぜ学園物をくっつけた。 以下,あまりネタバレなし。 未プレイの人向けの解説ついでに,本作の設定を整理しよう。本作は現実世界の日本っぽい国(皇国)とアメリカっぽい国(共和国)が存在し,舞台は概ね太平洋戦争敗戦直後の日本だと思ってくれればいい。ただし,日本神話っぽい神話に由来する「呪術」というファンタジー要素がある。 ・皇国は呪術で発展してきた呪術国家であり,呪術による巨大な
OVERDRIVEの最終作にして瀬戸口廉也シナリオの最新作。 クラウドファンディングとかそのあたりのことはぐだぐだ書かなくても良いかなーという感じなので置いておきましょう。 大事なのは後者で、彼の人の言葉で生み出されるせかいとひととをまた味わえることに歓喜しました。 せかいとひと――ロックと生き方の物語。 本作は選択肢はそれなりに多く、プレイヤは選択することで主人公がどう生きていくのか、音楽とどう向き合っていくのかを選ぶことになります。 学業優先で行けば、学生バンドとしてそれなりに明るく満たされた未来が待っていて。 ライブする今が楽しいと現状維持を目指せば、先の末路を見せつけられてどの強度で今を肯定するのか試され。 バンドとして上を目指せば、とめどなくサクセスロードを歩んでいき。 そして自分が好きな音楽を創ることに没頭しようとすれば――そうあれる環境へと到達して、しまいます。 恥の多い人生
〈セカイ系としての『天気の子』〉 自分としては本作がセカイ系であるかどうかとか,セカイ系の定義にはあまり興味がない。むしろ本作の場合,人類が滅びるような障害を乗り越えられる程度の障害に縮小したところを評価したい。人類を滅ぼさんでもセカイ系はできるし,やってよいのだという意味合いでなら本作をセカイ系の文脈で語るのは面白いと思う。もう,ヒロインとセカイのどちらかしか選べないという結末しかないのに我慢する必要はないのである。東京は部分的に水没したし,陽菜は晴れ女の能力を失った。それでも都民はたくましく生きている。 そもそも須賀の言う通り,陽菜が帰ってきたから雨が降り続いているなんて因果関係がはっきり証明されているわけではない。2人は降り続く雨を気に病まなくていい。まさに「大丈夫」なのだ。実は選択でさえないかもしれないという読み方を残している。読み方の選択の余地があり,選択を迫られているのはむしろ
ぜんさく cr.hatenablog.com 「劇場版 天気の子」最高でしたね! 原作版天気の子懐かしいな pic.twitter.com/RYB3PgdMOb — ねおらー31♎ (@neora31) 2019年7月22日 今回は天気の子についてゲームと劇場版の話をしようと思います。 ※重大なネタバレを含みますのでまだの人はさっさと劇場に行きなさい。 まず原作である「天気の子」は2002年にWindows向けにリリースされた、いわゆる「エロゲー」でした。それが2003年に立ち絵を一新・フルボイス化した上でドリームキャストにて家庭用ゲーム機に移植され、同じ年にPS2版がリリースされています。先程のスクリーンショットはPC版のものですね。 家庭版はDCで立ち絵全部書き直した上でアルケミストが一回出して、その後PS2で出し直したっきりだから天気の子の全年齢版がやりたい場合プレミアついてるやつ買
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