日本で空想科学イラストの旗手「小松崎茂」が描くイラストがプラモデル少年の心を熱くしていた1950年代から1980年代、ソビエトでは科学雑誌「Technology-Youth」で空飛ぶ車や、宇宙船、モノレール、ホバークラフトなど未来を予想したイラストが紹介されていました。ソビエトが思い描いていた未来を垣間見ることができるイラストに心を揺さぶられます。
日本がなんでもかんでも「萌え」にしてしまうその貪欲さは諸外国から驚嘆されていますが、しかしさすがと言うべきなのはドイツ人。ティーガー戦車を女の子に見立て、正しいお付き合いのしかたを学ぶという今の基準で考えても凄まじい内容の教本「Tigerfibel(ティーガーフィーベル)」を第2次世界大戦中に完成させていたのです。 第2次世界大戦では、科学技術の進歩とともにそれまでの戦争と比べてかなり高度な兵器が使われるようになり、兵士に求められる知識や技量もそれに比例して高度になっていきました。 その分人員の教育は複雑になり、長期化していきます。平和なときならともかく戦時中にあっては人員の教育の効率化は頭数に関わる至上命題。いかに質の高い兵士をたくさん送り込めるか各国頭を絞って様々な方法を編み出し、そしてドイツの戦車部隊はこの「Tigerfibel(ティーガーフィーベル)」に行き着いたのです。 「fib
なぜ「いける」と思ったのかよく分からないのですが、見るからに危険な危険な武器を飛行機に持ち込もうとして、手荷物検査で押収されてしまったモノをスーツケースの「TSAロック」で有名なアメリカ運輸保安庁(TSA)が公式インスタグラムで公開しています。普通に暮らしているとまず目にすことがない武器がずらり……。アメリカって本当にスゴイです。 1. 6刃の手裏剣:ラスベガス空港 2. スマートフォン・ケース:ボストン空港(ジェネラル・エドワード・ローレンス・ローガン国際空港) 3. 銃とマガジン:テキサス州、グストロムバーグストロム国際空港 4. 日本刀:ボストン空港 5. 即席爆発装置(IED、Improvised Explosive Device)のトレーニング・キット:ホノルル空港 6. 手裏剣:テキサス州、ダラス・ラブフィールド空港 7. 櫛ナイフ:デトロイト空港 8. 爆弾っぽいデザインの腕
一度は停戦したものの、停戦延長が合意にいたらず再びイスラエルによる空爆とハマスの攻撃によって混乱が収まらないパレスチナ自治区ガザ。同じ地点の航空写真で比較するとその戦いの激しさが分かります。 いずれの画像も数秒間隔で切り替わります。家があったところが空き地になったり、キャタピラやタイヤの跡が大量に残ったり混乱した状況がうかがえます。 1. 2. 3. 4. 5. 6. こちらは動画。埋め込みが禁止されているのでYouTubeで御覧ください。わずか1時間の間に町並みが変わってしまいます。 اسرائيل تدمر حي خلال ساعه في غزة – YouTube ガザは人口密集地域となっており「狭いので民家とハマスの拠点が隣接してしまう」という状況が頻繁に起こってしまいます。イスラエルはハマスの卑怯さを、ハマスはイスラエルの容赦なさを互いに喧伝するので、メディアにも混乱が生ま
アメリカでは1984年から発売になったファミコンは「ニンテンドー」と名付けられ、まさに飛ぶように売れ、当時のアメリカの子どもの間では「ニンジャ」と肩を並べる日本語として知られるようになりました。まさに国境を越えたエンタテイメントとなったそれらの作品を時代順・ジャンル別にらせん状に並べた美しいチャートです。 こちらが全図。クリックで拡大できます。 「スーマーマリオブラザーズ」を皮切りに初期は任天堂製のゲームが、そして中期ごろになるとAtariからの移植ものやオリジナルものなど、北米ならではのゲームが登場します。日本由来のものもアメリカの人が理解できるようアレンジを加えられて数多くリリースされました。 日本が経済的に一目置かれるようになったこの時代、文化的な面でファミコンは大きな影響を与えました。これからも面白い日本のゲームで遊んでいきたいものですね。 ソース:Pop Chart Lab –>
日本の物流システムのものすごさはよく知られたところ。徹底的なコンピューター化による管理と、そして日本の道路・通信インフラの優秀さによって高速かつ精密な輸送を可能にしているわけですが、これにまさるとも劣らないシステムがインドにもありました。社会的なインフラがまだまだ未整備なのにも関わらず、伝票もPOS端末も携帯電話も一切なんにも使わずに毎日20万食の昼食を時間通りに届ける「ダッバワーラー」という驚異のシステムが存在しているのです。一体どんな人達なのでしょうか。 目次 ダッバーワーラーとは ミスは1600万回に1回、驚異の低エラー率 超複雑なネットワークを人力で運営するダッバーワーラー達 なぜダッバーワーラーは超低料金で超優良サービスを提供できるのか? ダッバーワーラーと組織の社会貢献 ダッバーワーラーとは インドの人達には、3食きちんと調理した温かい物を食べる、という食文化があります。これは
どこから撃たれるのか分からない恐怖、それを武器にたった1人で100人の動きを止めることができるスナイパーを狩り出すのは容易なことではありません。夜中にイヤガラセをしにきた狙撃兵に業を煮やした米軍が、基地中の火力で追い立てているすさまじい瞬間の動画です。 撮影したJames Speed Hensingerは当時、第173空挺旅団に所属していた兵士。 基地の裏山から、夜ごと北ベトナムのゲリラが嫌がらせの射撃をしてくるため、ある晩「お返しをしてやろう」と待ち伏せることになりました。ジェームズはNikon FTNをセットして、砲撃をまちかまえることにしたのです。 30秒、あるいは60秒の長時間露光で撮影し、現像した写真には、以下のようにものすごい光景が写っていました。 1. M42対空砲の40㎜が掃射。 2. そのあと、山腹に照明弾が撃ち込まれます。左側からは軽機関銃によって掃射が行われています。
「テトリス」はブロックを消す数や耐久時間を競うゲームであり、決してドット絵を描くツールではありません。以前、手作業でこの偉業を達成した人をご紹介しましたが、こんどはテトリスを用いて自動的にドット絵を生成するすごいアルゴリズムを開発した人が現れました。 動画はこちらから。 Tetris Printer Algorithm – YouTube 使用されたのは横21マス(通常は10マス)の変則テトリス。こちらではアルゴリズムが解説されており、それによると1行ずつドットを置いてはそれより上のブロックを全部消し、また1行ずつ描いていくという動きを繰り返します。人間がやると体力的に大変ですが、何度繰り返しても失敗しないのはコンピューターの強みですね。
世界で最も有名な廃墟の一つ島ひとつまるごと廃墟となっている長崎の炭鉱島「軍艦島(端島)」の上空を縦横無尽に飛びまわれるラジコンヘリにカメラを取り付けて撮影されたSonyのプロモーション動画です。ロマン溢れる廃墟を小さなライコンヘリならではのどこでも入っていける動きで見ることすら難しい現在の軍艦島の内部をじっくりと見ることができます。 1. 大迫力 2. 建物内部も撮影しています 3. まさに軍艦です 4. 1974年に廃墟となった時ままの状態 動画はこちらから。 Sony’s Action Cam on RC Helicopter filming 軍艦島 Gunkanjima battleship island) – YouTube この動画はSonyのアクションカム「HDR-AS15」を使用して撮影されていいます。こうしたカメラは「GoPro」以降からぐぐっと選択肢が増えてきましたね。
海を隔てた地域と通信を行うには欠かせない海底ケーブル。中国と台湾などの比較的近距離から太平洋を超えて結ばれている日本とアメリカなどの超長距離まで、地球規模で張り巡らされている海底ケーブルの2013年版世界地図です。海底ケーブルの歴史や各国のレイテンシなどの地図もあり、画像の縮尺は自由自在なので細かい所まで調べることができます。 2011年に紹介した世界中の海に張り巡らされた海底ケーブル網のインタラクティブな地図「Submarine Cable Map」と同じく遠距離通信の調査やコンサルティングを行うアメリカのテレジオグラフィー(TeleGeography)社が制作したものです。 日本近辺の海底ケーブルの様子はこんな感じになっています。かなり複雑。 太平洋の海底ケーブル 太西洋の海底ケーブル 日本から外国へのレイテンシを線の長さで表現したもの。アフリカ最南端の南アフリカよりイギリスの方が高い
全国各地から日雇い労働者たちが集まり日本最大の「ドヤ街」を形成している「大阪・釜ヶ崎」。そこに住む人々や街並を外国人の写真家が撮影したモノクロ写真です。釜ヶ崎に暮らす人々の人間臭さ、街そのものの表情がじんわりと伝わってきます。 海外のスラムとして有名なブラジル・リオデジャネイロのファヴェーラ「ホシーニャ」やフィリピン・マニラの「スモーキー・マウンテン」などとは違った姿があります。 現在でも通称として使用されることが多い「釜ヶ崎」は、地名としては大正11年に消滅しており、現在の「あいりん地区」に相当する地域です。 暴動が発生したり、独特のスラング「釜ヶ崎用語」が存在し独特な雰囲気の場所ですが、最近は割安な宿泊施設は外国人バックパッカーたちには非常に人気の宿泊スポットという側面もあります。 1. 釜ヶ崎で借金を返せなかった場合は起こること 2. 西成労働福祉センターの入口で仕事を待つ男性たち
中国全土から人が集まる首都・北京。しかし、労働者にとって北京の物価はとんでもなく高く、普通にアパートを借りることは難しいため、暗くジメジメとした地下の部屋を借りることを余儀なくされる場合があります。 そんな、別名「ネズミ族(Rat Tribe)」とも呼ばれる地下室に住む人々や部屋の写真集「Rat Tribe(Beijing’s Basement Dwellers)」紹介です。貧しくも力強く生きる北京の労働者たちの姿を垣間見ることができます。 1. 北京西部の分譲アパートが乱立する地域の地下には数百人の労働者たちが住んでいます。 2. 北京西部の地下ホステルのエントランスを子ども抱えて歩く移民女性 3. 地下深くにあった防空壕を、移民の人々が住むために50以上の部屋に改築しています。暗くジメジメとしたところですが、唯一の良いところは400元から600元(5000円から8000円)で1部屋を2
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