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2008年5月23日のブックマーク (7件)

  • Spike's Military Affair Review

    また、準備不足の戦争を弁護するための記事がmilitary.comに載りました。米軍が高騰する原油価格に対処するため、石炭や天然ガスから作る合成燃料の導入に向けて動き出しているという話です。 この件はすでに報道されていて、現段階では目新しい話ではありません。技術自体も1920年に開発されていたものです。 現在、従来の石油と合成燃料を半々に混合した代用石油を使った飛行テストが、B-1ステルス爆撃機などを使って行われています。最初のテスト飛行は2006年9月でした。米軍は1日に340,000バレルの石油を消費しています。これはアメリカが1日使う石油の1.5%に相当します。米軍全体の石油の費用は2006年には136億ドルでしたが、現在は25%増加しています。空軍がジェット燃料に使う費用は4年間で3倍になったとmilitary.comは書いています。 この計画には問題もあります。かつて合成燃料は

  • 葛藤がないね - 思いて学ばざれば

    【福耳コラム】ケーキを売ればいいのに 有限のリソースを有効に使っていくのはよろしいんですが、そもそも人命だとか権利だとかは計量したり交換したりができるような性質のもんではないんですね。助けたくても資源が足りないというときに常人は葛藤を感じたりするもんなんですけど、まああっけらかんとしたもんですわ。こういう人にかかっちゃうと、前回エントリのリンク先で指摘されてるナチスドイツの合理性みたいなもんで、そのうちどっかの子どもを1人誘拐して殺して臓器を切りとって他の10人に移植してハイハイ全体の最適全体の最適とか言いだしかねない。テロリストは人質ごと爆殺とか。まあ確かにそっちのほうがはるかにお手軽だと思いますよ。駅の改札もハサミも右利き用で作れば最適ですしね。それにしても全体の最適のために個人性を抹殺するのが全体主義というもんでなかったかな。 あっちにもリソースが必要、こっちにもリソースが必要、しか

    葛藤がないね - 思いて学ばざれば
    D_Amon
    D_Amon 2008/05/23
    「感情を抱くこと自体を否定するのはディレンマの回避にしかならない」「ディレンマの解決を要求されているときにディレンマそのものから回避するスタンス、マネージメント性の欠如を問題にしている」
  • Non-Fiction(Remix Version) | 参入障壁

    例えばApemanさんのところで、 「南京大虐殺のことはよく知らないんだけど、肯定派も否定派もどっちもどっちだよね」 なんてコメントを書いたら、どんな反応があるかというのは、まあ多少想像力があればわかるだろう。こういうタイプの人に、どっちもどっちと言いきれるだけの根拠を揃えて出直してこい、と返して、ちゃんと調べて来る人は皆無に等しかったりもする。これは新書の二冊も読めばアウトラインはつかめる話なのに。そして、あそこにはちゃんと南京事件の資料へのリンクまで貼ってあったりするのに。 なぜか、そんな手間をかけることすら惜しんで、三十分で読めるまとめを作れ、とか言い始めた人もいるんだよな。忙しいんだから、手間をかけさせるなって言いたいんだろうか? 別に首を突っ込んでくれ、なんて頼んだわけでもないのに。 そりゃあ、いままで南京事件について書かれた全ての論文を読んでこい、だとか、中国語の資料にもあたれ

  • 続・竹島は日本の「固有領土」ではありません - toremokoの日記

    前の記事は随分と反応があった。コメント欄で「ひまじん」という方がwikipediaをソースに反論してこられたので、返答しようと思ったけど、長くなるので一つのエントリにすることにした。 鳥取藩だけが日ではありません。 竹島は因伯二国に付属すると認識していた幕府の問い合わせに対して鳥取藩が「竹島も松島も関係ありません」と返答し、それを受けて幕府が認識を改めたのが竹島一件の経過です。幕府は鳥取藩の返答に「松島」という言葉があったので、それに関しても鳥取藩に問い合わせています。その際の鳥取藩の返答は、松島は竹島に行く途中に立ち寄って漁をするというものでした。つまり当時の松島は竹島に行く途中の寄港地でしかなかったわけです。こういったやり取りのもとで、竹島への渡海が禁じられているのですから、松島は除外されているという主張は非常に筋の悪いものです。もし、松島は日のものとすると考えていたのなら、鳥取藩

    続・竹島は日本の「固有領土」ではありません - toremokoの日記
  • いろいろクドい話 » 物事には必ずウラがある

    世の中、何につけてもまことしやかに伝わる話とその裏にある当の事情とはかなりのズレがあるものです。昔の軍用機についてもそれはまったく同様です。世に広く知られる話の出所がほかでもない当事者であり、直接の関係者が「そう言っている」となるとそれもまた厄介な話になります。 イギリスには1930年代後半に試作発注された四発爆撃機がいくつかあります。アブロ・ランカスターがその代表格ですが、ハリファックス、スターリングなど、そして双発のウエリントン、ハンプデン、ホイットリーにしても当時のイギリスの爆撃機はどこか怪物じみた異様さを持っています。その中でもショート・スターリングなどは美しさとは無縁の気味の悪い独特の姿をしています。しかも肝心の飛行性能がいま一つというオマケまでついています。 スターリングの低性能とは上昇性能、高空性能が計画要求に対して全く不足で、昼間爆撃機としてほとんど使い物にならなかった点

    D_Amon
    D_Amon 2008/05/23
    「四発重爆に降下爆撃能力を付与することを要求しただけで後世の笑いものになる空軍もありますが」ドイツのことかーっ!
  • 変な人があまりにも酷すぎる件について

    早い。一ヶ月半で付き合ってた彼女と別れた。でも不思議と辛くないし、悲しくもない。 もともとそんなに好きじゃなかったんだろうな。 出会いは3ヶ月前。合コンで知り合った。あっちが俺を気に入ってくれて俺も「まぁ、付き合ってもいいかな」という気持ちになって告白をした。 で、付き合ってみると何か変なことばかりだった。まず彼女と週一回しか会えない。なんでも聞いてみると週一回でいいらしい。この時点でちょっと違うなと感じた。俺は付き合ったらもうちょっと、相手のことを知りたいと考えるんだが、あっちは別にそうでもないみたい。 それで、その週一回会える日も俺にとっては驚きだった。ある日、俺と彼女と彼女の友人二人(女)で事をした。なんでも彼氏である俺を友人に紹介したいという事らしい。その日はお互い休日で、別に昼からでも会えるのになぜか設定された時間は夜から。 というか、俺たちはいつも夜からしか遊ばなかった。前に

    変な人があまりにも酷すぎる件について
    D_Amon
    D_Amon 2008/05/23
    id:y_arimさん。相手の言動を良く観察してその言動に伴う相手の思考を自分の脳内でエミュレートしてみることを繰り返すことだと思います。そういうエミュレート能力の高さが相手の思考を察する能力の高さになりますから
  • 「反歴史修正主義」が守るもの - Arisanのノート

    下記で言われている「似非科学」の問題とは、たぶん違うんだろうと思うんだけど、読みながらちょっと思ったので。 http://d.hatena.ne.jp/mojimoji/20080522/p1 「反歴史修正主義」という立場がある。 これは、歴史修正主義のなんに対して反対してるんだろうか。「客観的な真実の歴史を、自分の思惑に合うようにねじまげる」という行為に対してだろうか? ぼくはそうではなくて、そのような態度を、つまり「自分の思惑に合うようにねじまげる」ことが可能なものであるという態度を、「歴史」に対してとることによって、人間の、歴史(世界)に対する信頼を損なってしまうことに反対し、それに対抗するものだと思っているのである。 だから、「反歴史修正主義」というこの立場は、基的に、人間が世界のなかに存在することの土台である信頼というもの、人間に対するある種の信を擁護することを、その性とする

    「反歴史修正主義」が守るもの - Arisanのノート