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ブックマーク / spikemilrev.com (62)

  • アニメ『風立ちぬ』批評 : Spike's Military Affair Review

    この作品が零戦の設計者、堀越二郎氏の伝記アニメだと最初に聞いた時、まず疑問を感じました。憲法改正や自衛隊の国防軍化が叫ばれる中、旧軍の主力戦闘機の開発物語を制作することへの疑問です。あるいは、戦争の問題は切り離して、単純に堀越二郎氏へのオマージュかも知れないとも思いました。しかし、それでも、私の信条には合致しないものがあります。 観賞した結果、この作品は最初に自分が予想したのに近いものだったと分かりました。そして、この作品は、やはり制作すべきではなかったと結論しました。軍事問題を考え続けてきた者として、『ウォームービー・ガイド 映画で知る戦争と平和』を書いた者として、この作品は支持できまないのです。以下に、その理由を書きます。 戦争支持者としての映画歴史 悲しいことに、劇映画歴史的に、常に戦争を支持してきたという経緯があります。ドイツのナチス政権は映画を巧みに利用して、自己の宣伝に活用

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    D_Amon 2013/08/10
    「劇中に「俺たちは武器商人じゃない」というセリフがありますが、正にこれこそエンジニアの逃げ口上です。自分たちは作っただけで、使ったのは兵士。彼らに命じたのは軍であり政府。めでたく自分たちは責任を回避」
  • そもそも対テロ戦が分かっていない安倍総理 : Spike's Military Affair Review

    alarabiya.netによれば、アルジェリアの「Numidia News」が人質事件の映像を公開しました。 アル・アラビヤが入手したビデオの1つは、包囲された石油会社の内部で人質が歩き回り、ヘリコプターが近くを飛び回る様子を示しました。 別のビデオでは、人質犯とアルジェリア軍の会話を聞くことができます。テロリストは「我々は彼ら(人質)を一人ずつ殺す」と言いました。アルジェリア軍は落ち着いた声で解決を目指して答え、「我々は人質を解放する対話をしたい。そうすれば我々は不介入を選ぶ」。人質犯は「介入を望まないのなら、この地域の包囲を解け」と言いました。「人質を解放して欲しい」と軍将校は毅然と答えました。 3番目の場面で、人質犯はアルジェリア軍が彼らの方へ向かってきているとお互いに言います。ハリウッド映画のシーンのように見える映像で、あるビデオはアルジェリア兵士がゆっくりと人質へ向けて這い、テ

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    D_Amon 2013/01/23
  • 記者銃撃でシリア政府に抗議しない外務省の不思議 - Spike's Military Affair Review

    シリアで殺害された山美香さんに関する報道記事に矛盾が出てきています。 テレビ朝日系(ANN)は「首を撃たれたことが致命傷となったとみられていますが、この銃弾が後ろから前に抜けていたことが新たに分かりました。警視庁は、山さんが逃げようとした際に、後方から発砲された可能性もあるとみて、当時の映像を解析して捜査を進めています。」と報じました。TBS系(JNN)は「ロイター通信によりますと、山さんらを乗せていたシリア人の運転手は、反体制派の民兵から聞いた話として、『山さんは、アサド政権を支持する民兵集団・シャビーバを50メートル足らずの位置から撮影していたところ、腕と首を撃たれ』と話しました。その上で、反体制派の民兵は、『シャビーバは軍の服を着ていないので、山さんは彼らを一般市民と思った可能性がある』と述べたということです。」と報じました。 撮影中の相手から撃たれたのなら、銃弾は身体の前

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    D_Amon 2012/09/07
  • 光明星3号の重量は100kg? - Spike's Military Affair Review

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    D_Amon 2012/03/29
  • Spike's Military Affair Review

    更新が遅くなり、申し訳ありません。 12日15時36分に起きた福島第1原発の爆発事故は、危機管理と言うよりは原発推進志向であるように思われます。政府系メディアのNHKの報道は、反原発勢力を活気づかせないという政府の思惑を反映していたようです。これまでのやり方が踏襲されており、民主党政権ならではの情報公開の理想とは遠いものです。 12日17時45分頃から行われた枝野幸男官房長官の記者会見で、官房長官は福島第1原発で起きた「爆発的事象」は原子炉自体が爆発したかがはっきりせず、確認中だと言いました。この時点ですでに2時間が過ぎており、政府から発表がないために、現地では情報が錯綜して混乱が起きたという報道があります。会見の後半は、国民は流言飛語を流さないようにとか、報道機関は被災地に人が行かないよう注意を要請するなど、注意を原発から逸らそうとするかのような、無関係な発言を繰り返しました。 しかし昨

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    D_Amon 2011/03/13
  • Spike's Military Affair Review

    military.comによれば、パキスタンの部族地域で撮影されたドイツ人武装勢力の映像がはじめて明らかになりました。 映像では、髭を生やした武装勢力が足を組んで床に座り、AK-47が背後の壁に立てかけられ、流ちょうなドイツ語で「Wir sind die Soldaten Allahs.(我々はアラーの兵士です)」と述べ、3人の仲間の聖戦に加わる決意を称賛しました。 15〜40人のドイツ人とヨーロッパ人がパキスタンの無法地帯で軍事訓練を受け、隣国アフガニスタンでNATO軍とのタリバンの戦いに参加するか、ヨーロッパに戻って、それらの国の柔らかい下腹を攻撃しようとしているとみられます。ドイツ語を話す者は、ドイツとモロッコの市民権を持ち、ウズベキスタンのイスラム運動が制作するビデオによく見られる、ボン生まれの2人兄弟の1人、モウニア・チョウカ(Mounir Chouka)です。ドイツ連邦検査官は

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    D_Amon 2010/10/12
  • Spike's Military Affair Review

    今日は長崎に原爆が投下された日です。6日に菅直人総理が記者会見で「国際社会では大規模な軍事力が存在し、核兵器をはじめとする大量破壊兵器の拡散もある。不確実な要素が存在する中では、核抑止力は引き続き必要と考えている」と発言し、反核団体から抗議が行われました。 記者会見の内容は今のところ、総理官邸のホームページに載っておらず、どのような質疑の中で出たのか、私は確認していません。しかし、「唯一の被爆国」日の総理大臣ならば、これはすべきではない発言でした。 「核抑止力」。あるいは単に「抑止力」とも書かれますが、通常兵器の場合も含めて、武装することで敵の攻撃を思い止まらせることを指す言葉として使われています。核抑止力と書いた場合は、核兵器のそれを指します。しかし、日では常に安直に用いられることが多く、核抑止力に関する議論の多くは無意味です。今回の菅総理の発言も極めて不十分で、意図がつかめない内容

  • Spike's Military Affair Review

    依然として全面戦争を宣言した北朝鮮には大した動きはなく、朝鮮半島の情勢は信じられないほど静かです。中央日報の「北、停戦協定破り対空砲をDMZ搬入」という記事には、北朝鮮の動きがいくつか書かれていますが、いずれも通常通りとは言えないまでも、全面戦争の準備とは思えません。 鉄原(チョルウォン)近隣の北朝鮮側GP 14.5mm防空重機関銃4丁を持つ対空砲を持ち込む。 漣川(ヨンチョン)近隣の中部戦線 砲兵夜間火力誘導訓練を実施。 休戦ライン付近の哨所の下段に設置していた銃眼(銃器射撃のための穴)を開閉。 遮湖(チャホ)海軍基地 出航して行方不明だった潜水艦4隻の内、2隻が帰港。 京畿道坡州(パジュ)付近 未確認飛行体が確認され、戦闘機が緊急発進したが、低速でやがて消失したことから鳥の群れだったと推測された。 14.5mm対空砲は韓国軍が復活すると宣言している宣伝放送に使うスピーカーを破壊するため

  • Spike's Military Affair Review

    天安事件に関する報道は、朝鮮日報の特集記事がよくまとまっています(記事はこちら)。 米韓による陰謀説まで出ているこの事件ですが、北朝鮮の犯行と断定する証拠は十分に出ていると思われます。時間が経つと記事が削除されるかも知れないので、今のうちに読むことをお勧めします。また、調査報告書がpdfファイルで読むことができます(pdfファイルはこちら)。船体破壊の調査結果も同様に公開されています(pdfファイルはこちら)。 攻撃を行ったのはヨノ型潜水艇で、CHT-02D魚雷を天安の左舷側3kmの距離、水深10mから発射し、爆発は天安の船体下3mで起きたと推定されています。ヨノ型潜水艇と母船が攻撃の2〜3日前に基地を離れ、攻撃から2~3日後に帰投したこと、現場海底から回収されたのがCHT-02D魚雷の部品であり、ヨノ型潜水艇はCHT-02D魚雷を発射する能力を持つといったことからの推定です。韓国はよく調

  • Spike's Military Affair Review

    military.comが天安事件に関する政治面での動きを報じています。一つの記事はヒラリー・クリントン国務長官の動きを報じています。この記事から、アルカイダやイラク・アフガニスタン問題を抱えるアメリカは、事態の拡大を望んでいないことを示しているように思えます。また、別の記事は鳩山総理の方針転換に事件が影響しているという見方を伝えています。 military.comによれば、クリントン国務長官は記者に「我々は交戦と挑発の拡大を防ぐために動いています」「これは北朝鮮がこの地域で引き起こした非常に不安定な状況です」と語りました。また、アメリカが何をするかについては述べませんでしたが、オバマ大統領が米軍指揮官に北朝鮮からのさらなる武力侵略に対して準備し、阻止することを確実にするよう命じました。李明博大統領は、北朝鮮に外交的、経済的に反撃するために、貧窮化した体制に対して、すべての貿易を取りやめる

    D_Amon
    D_Amon 2010/05/25
    偽の脅威詐欺が有効なのは、それに騙される方も騙されたがっている面があるからではないだろうか。そのようにして自分自身を誤魔化したいという、そういう欲望があるのではないだろうか。
  • Spike's Military Affair Review

    military.comがアフガニスタンでの戦闘の模様と交戦規定に関する記事を報じました。 米兵とアフガン軍の部隊は、ヤヤ・クル村(Yahya Khel)の近くで、約20人の武装勢力から攻撃を受けました。第187歩兵連隊第3大隊エンジェル中隊の指揮官助手・パワーズ大尉(Capt. Josh Powers)は「彼らはよりよい位置へ移動するために接触を断とうとしているようです」といいました。第2小隊が交戦中でした。彼はラシュモア前進作戦基地(Forward Operating Rushmore)の指揮所に広げられている地図を見つめ、約40マイル離れている部隊を支援する最良の方法を思い描きました。中隊を担当する空軍戦術管制官は兵士を支援するためにF-16を呼びましたが、結局、空軍戦術管制班にできることは多くありませんでした。パクティカ州の他の前哨は最近攻撃を受けていませんでしたが、ヤヤ・クル前哨

  • 詳解「ハート・ロッカー」 - Spike's Military Affair Review

    ここでは映画「ハート・ロッカー」に関して、詳細な解説と論評を試みます。すでに記事に書いたものも含まれていますが、それらは必要性があって掲載したものと理解してください。かなりの長文ですので、この作品に関心のない方は読む必要がありません。 公開時に、この論評を発表するのを避けたのは、観客に事前知識を与えすぎることで、作品鑑賞の邪魔になることを恐れたためです。この作品は誤解される可能性も十分にあったので、自分の解説を書きたいという衝動もありましたが、お節介になることを恐れ、先延ばしにすることにしました。でも、すでに公開後、かなりの時間が経ち、そろそろ頃合いだと考えました。劇場用パンフレットの解説は、観客が観賞前に読む可能性もあり、観客の興味を殺ぐような記述は避けなければなりません。また、字数にも制限があるので、すべてを書き込むこともできませんでした。そこで、ここでは当時は書けなかったことを書きま

  • Spike's Military Affair Review

    military.comによれば、2007年にバグダッドでアパッチヘリコプターがロイター通信の社員2人を含むイラク人を殺害したとされる事件で、兵士が謝罪の手紙を公開しました(関連記事はこちら)。 米軍の攻撃で負傷した子供を救おうとするビデオの中に見られたイーサン・マッコード元技術兵(Spc. Ethan McCord)と、その日、実際に地上作戦にはついていなかったジョシュ・スティーバー元技術兵(Spc. Josh Stieber)は、イラク人の生存者にあてた書簡の中で、「あなた方が愛する人々を殺傷したことについて責任を認めます」と述べました。マッコードとスティーバーは第16連隊第2大隊B中隊に配属されていました。アパッチヘリコプターは第227航空連隊に所属しました。アパッチへリコプーはパイロットが戦闘員だと信じられる男性の一群を目撃したとき、地上作戦を支援するために呼ばれました。マッコード

  • Spike's Military Affair Review

    少し前の記事なのですが、military.comが興味深い出来事を報じています。元特攻隊員が米軍人・軍属の子息が通う学校で、戦争体験を生徒に話しました。 元神風特攻隊のマツモト・マサユキ氏は、3月19日にマシュー・C・ペリー高校(海兵隊岩国基地内)で生徒に自分の経験とアメリカ人の認識を変えた出来事を語りました。1943年、広島出身のマツモト氏は14歳で、航空学校に通い、グライダー教習課程を学んでいました。翌年、彼が軍人になると、神風特別攻撃隊は人が操縦する兵器「桜花」の実験を始めました。マツモト氏は15歳で神風隊に入り、その任務を遂行する者に選ばれました。広島に原爆が投下された日、出撃する前に家族に会うことを許された彼は、朝6時に列車で広島を離れました。この2時間15分後に原爆が投下され、彼の任務は消滅しました。大規模な破壊と損失に、マツモト氏は米軍人に対して怒りを募らせました。ある日、大

  • Spike's Military Affair Review

    「ハート・ロッカー」が第82回アカデミー賞で、作品賞、監督賞、編集賞、脚賞、音響編集賞、録音賞の6冠に輝きました。 脚賞の受賞には、米陸軍は頭を掻いているかも知れません。劇映画としてのリアリズムを追求した結果、陸軍のフィールドマニュアルとは違う爆弾処理方法が劇中で描かれ、結果として一般に定着したという不安があるためです。実際、日国内の批評を見ても、どれもが爆弾処理の実態をリアルに表現していると紹介していて、現実と作品の相違を指摘したのは、僭越ながら劇場用パンフレットと、このサイトに掲載した、私のレビューしか確認できていません。皆さん、冒頭から作品の緊張感にすっかりやられてしまったようです。でも、鋭い方なら、クライマックスに登場するIEDに疑問を感じるはずです。ネタバレになるかも知れませんが、このシステムのIEDが実際に使われたという話を私は聞いたことがありません。構造的に効果を生まな

  • Spike's Military Affair Review

    アメリカ人は間違いを認めないことで有名ですが、当に頭が固いと感じさせられる記事が報じられました。military.comによれば、ブッシュ政権の補佐官だったカール・ローブ(Karl Rove)が、新しい自叙伝でイラク戦の誤りを認めましたが、ブッシュ政権の功績は称賛しました。また、元イラク駐留米軍の最高指揮官だったデビッド・ペトラエス大将(Gen. David Petraeus)が、アフガン戦略は成功しつつあると述べました。どちらの発言も、テロとの戦いが分かっていないとしか思えません。 カール・ローブは、イラクで大量破壊兵器を見つけることに失敗したことが、ブッシュ政権にダメージを与え、結果として、戦争に対する大衆の支持を減らしたと言いました。ブッシュ大統領が偽りの口実で国を戦争へ導いたという主張に対して反論しなかったことで自分を責めています。彼は、大統領は大量破壊兵器の存在について、大衆を

  • Spike's Military Affair Review

    military.comによれば、米軍とアフガニスタン軍はマルジャの主要道路、橋、政府施設を支配下に置いています。 まず、これまで「マージャ」と表記していた町の名前を、マスコミが使っている「マルジャ」に変更します。過去の記事についても変更しました。 ラリー・ニコルソン准将(Brig. Gen. Larry Nicholson)は、「我々は町の背骨を支配していると言える。我々は我々がいたいところにいる」とAP通信に述べました。6日間のNATOの攻勢で、海兵隊とアフガン軍は、政府施設、主要な市場、80平方マイル(200平方km)の地域を十字に交差する道路を支配下に置きました。武装勢力が1マイル未満離れた地形を以前として確保し、重機関銃を発砲しています。毎日、劇的な変化はなく、安定しており、激しい戦いが続くことはないと准将は述べました。海兵隊の上級将校は、情報は120人以上の武装勢力が死んだこと

  • Spike's Military Affair Review

    military.comによれば、アフガニスタンのマルジャ戦で、タリバンが「人間の盾」を使っています。 5日目の攻撃で、武装勢力は女性と子供に屋根や窓に立つように命令した家屋の内部や隣接部からアフガン軍に発砲しています。特に、マルジャの南部では、兵士が女性や子供が屋根や2階や3階の窓にいるのがはっきりと見える建物から発砲し、我々に彼らを攻撃させ、民間人を殺させようとしていると、アフガン軍の旅団指揮官モヒウディン・ゴリ将軍(Gen. Mohiudin Ghori)は述べました。将軍は、兵士は民間人が近くにいる武装勢力に発砲するかどうかや、武装勢力と民間人を見分けるために、さらにゆっくりと前進するかを選択しなければならなかったと言いました。北側から侵入した海兵隊とアフガン軍は、ヘリコプターで投入されて以来、4日間タリバンの攻撃を受け続けた海兵隊2個中隊と合流しました。タリバン指揮官ムラー・アブ

  • アフガンで硝酸アンモニウムを全面禁止 - アフガンで硝酸アンモニウムを全面禁止 - Spike's Military Affair Review

    military.comによると、アフガニスタンのハミド・カルザイ大統領(President Hamid Karzai)は、爆弾の原料になる硝酸アンモニウムの使用、生産、保管、購入、販売を禁止する命令を出しました。 この決定は、武装勢力が一連の爆破に化学物質を使ったことが調査で判明した後で出されました。物資を提出できない者は裁判にかけられます。硝酸アンモニウムは農薬としても使われているので、NATO主導の軍は、代替品として尿素硝酸塩を含む肥料を使うように農民に要請しています。Globalsecurity.orgによると、硝酸アンモニウムの肥料は、アフガンの爆弾の約95%に使われています。アフガン政府は昨年9月に米軍と連合軍に硝酸アンモニウムを没収する許可を与え、軍は補償と引き替えに大量の肥料を押収しました。NATOとアフガン軍は、今月初めにカンダハル州の南部に肥料10トンが運び込まれている

  • Spike's Military Affair Review

    military.comによれば、アメリカで第5世代戦闘機のF22とF35に対する批判が強まっています。 米空軍はイラクやアフガニスタンで地上軍を支援するために用いられないと見込まれるジェット戦闘機(F-22・F-35)に数千億ドルを注ぎ込んでいます。米土6カ所に配備された約140機のF-22は、現在の見積もりでは1機あたり約3億5,000万ドルかかっており、さらに約50機の引き渡しを待っています。F-35は1機あたり2億ドルかかっていると見込まれています。戦略および国際研究センター(the Center for Strategic and International Studies)のガイ・ベン=アリ(Guy Ben-Ari)は、「コストはまったく驚異的だけども、結局、適当な額に落ちてきますし、エンドレスではありません」と言います。米空軍のF-35A調達将校のジョン・ピーターソン少佐(