近況 仕事のスタイルがすごく変ってしまった。激変である。 ケータイをポケットにいれたまま洗濯してしまった。いままで燃したことと川に投げ捨てたことはあるのだが、かようなるウッカリははじめてなので情けない。デシケータで低圧下にしばらく放置する予定。 水村美苗の「日本語が亡びるとき」をついに読んだ。仲俣さんの詳細な批判がほぼあたっているし、日本人は全員読めって某売れっ子ブロガーが絶叫していたが、これはやはり間違い。後半に行くにつれ、神がかってきて大変な状態。最後の章などはしかられているような気分で、なんでオレがおこられなきゃいけないんだ、という気分になった。なお、村上春樹批判であると仲俣さんもいっているが、この点を私も強く感じた。 しかしながら「本格小説」における主人公である東太郎のヨウコとの関係は、自分と母語である日本語の関係の隠喩であるという記述。水村美苗の小説の大ファンである私はこの部分に