「性奴隷」謝罪を報道=米欧メディア 【ワシントン時事】29日付の米紙ワシントン・ポストは、読売新聞社が英字紙で従軍慰安婦問題を報じる際に「性奴隷」という不適切な表現を用いていたとして謝罪したことを伝えた。ポスト紙は謝罪について、安倍晋三首相が戦争中の歴史を見直す動きを主導する中で起きたと指摘し、「不安定な韓国や中国との関係を刺激するのは確実」との見方を示した。 ポスト紙に加え、米紙ニューヨーク・タイムズや英BBC放送なども、読売新聞の謝罪を報道。いずれも日本での保守的主張の台頭と謝罪を関連付けて伝えている。また、ポスト紙とBBCは、慰安婦に関し、20万人が旧日本軍によって強制的に徴用されたと紹介している。 (2014/11/30-01:05)2014/11/30-01:05