スーダン・ダルフール地方:空爆と攻撃により数千人の市民がチャドに避難 −MSFは攻撃された地域に残る住民を深く懸念、人びとへのアクセスを要求− 2月8日から10日にかけて、民兵の支援を受けたスーダン政府軍が北ダルフール州および西ダルフール州で大規模な攻撃を開始した。この軍事攻撃は過去数年間で最も激しいものであり、現地の人びとは直ちに避難し、国境なき医師団(MSF)が2006年から診療所の運営を行っていたセレイアでは、全ての医療活動の一時中断を余儀なくされた。 ダルフール地方に隣接するチャドで活動中のMSFチームは、MSFのスーダン人スタッフを含む少なくとも7千人の難民が、アブ・スルジ、シルバ、セレイアから逃げ出し、チャドのビラク地域に到着したことを確認している。人びとが逃げ出したこれらの町は現在無人状態にある。しかしこの人びとは軍事攻撃の直接的な影響を受けた約5万人の市民のうち、ごく一部に
「私にはこうするしかありません」 MSFのイエメンにおける人道問題担当、イングリッド・キルヒャーの手記 「私にはこうするしかありません。たとえ海で溺れ死ぬとしても、私はイエメンへ行かなければならないのです。生き残れるかもしれません。けれども、モガディシオに帰れば、私は死にます。」身内の男性2人を亡くしたモガディシオ出身の27才のソマリア人男性 毎年、何千人もの人びとが命がけでアデン湾を渡り、イエメンに入国している。これらの人びとは、国内での戦闘から逃れようとするソマリア人や、国内で仕事が見つからないことや政治的理由、あるいはオガデン地方の紛争により自国を離れるエチオピア人である。船での航海の状況は悲惨で、毎回のように死者が発生している。2007年12月中旬までに、約2万8千人がイエメン海岸に到着したが、651人の死亡が確認されたほか、659人が行方不明になっている。実際の死者数はおそらくこ
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