(左から)フィリピンのフェルディナンド・マルコス大統領、米国のジョー・バイデン大統領、日本の岸田文雄首相(2024年4月10日作成)。(c) various sources / AFP 【4月12日 AFP】中国政府は12日、米ワシントンで開催された前日の日米比首脳会談を非難し、南シナ海(South China Sea)における自国の活動は「合法的」だと主張した。 中国外務省の毛寧(Mao Ning)報道官は定例会見で、「中国は関連各国によるブロック政治の操作、他国に対する挑発や対抗計画、他国の戦略的安全保障や利益を損なういかなる行動にも断固反対する」と述べた。 初となる日米比首脳会談は11日、領有権争いが続く南シナ海で中国とフィリピンの船舶が衝突を繰り返し、紛争拡大の恐れが強まる中で行われた。この席でジョー・バイデン(Joe Biden)米大統領は、南シナ海でのいかなる攻撃からもフィリピ