空から女の子が降ってくる1000字以下の話を書くのが大流行しているので、ぼくも書きました。 【降臨賞】空から女の子が降ってくるオリジナルの創作小説・漫画を募集します。 条件は「空から女の子が降ってくること」です。要約すると「空から女の子が降ってくる」としか言いようのない話であれば、それ以外の点は自由です。 字数制限 : 200〜1000 字程度 http://q.hatena.ne.jp/1231366704 ぼくはここ一月ほど、空から女が降ってくるという夢に悩まされていた。なぜ悩まされていたかというと、上空から女が降ってきて、かろうじて「性別が女である」と判定できた瞬間に目が覚めるので、どういう容姿をしているか気になっていたからなのだけれど、いよいよ仕事が手につかなくなってきたので、心療内科に行くことにした。 ―重症ですね。 まず、空から降ってくる女が美しい女性であるという思いこみが問題
由佳と和也篇 1分×6話 + その後の2人(多分) 結構凄いストーリー性のCMかな。 ショートドラマでもいいからしてもらいたい。 6話目の話がいまいち分からない・・・女の子の方が死んだ感じな気がするのは自分だけかな(;・∀・) 出演 村上淳 伊藤歩 以下ストーリー 第一話 藤原和也・25歳(村上 淳)は、サラリーマン。 カメラマンへの夢を捨て切れないまま、就職。 夏の終わり、有給休暇。 写真を撮りに北海道へとやって来た。 小林由佳・21歳(伊藤 歩)。 都内で人気のベーカリーで働く。 本場フランスでの修行を夢見て試行錯誤に励む毎日。 北海道へは、自分を振った元カレをフランスパンで殴ってやろうと思ってやってきた。 なんのつながりも無い2人がオホーツク海を見下ろす1本道で偶然に出会った。 車がオーバーヒートして冴えない表情の
第71回 「光文」元号誤報事件の雪辱(2002・6・23記) 毎日新聞は創刊130年を記念して「『毎日』の3世紀」(2002・2刊 全3巻)を刊行した。「70年史」「100年史」に続くもので、どのページをめくってもジャーナリズムの歴史を学ぶ上で興味の尽きることがない。 とりわけ私が関心を持って読んだのは、1945年8月15日の玉音放送の後、16日から20日まで5日間、西部本社版が紙面の一部を白紙で発行した経緯や1946年2月、天皇制をめぐる論議の中で憲法改正案全文をスクープした状況などすでに知られている部分のほか、沖縄密約漏えい事件や「光文」元号誤報事件のその後などだった。ここでは「光文」元号誤報事件のその後についてみてみたい。 ●63年ぶり雪辱果たす 「『毎日』の3世紀」の646ページに「見事スクープ、63年ぶり雪辱果たす」という小見出しが控え目に出ている。その少し前に「政治部、新元号取
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僕がまだ若く、心がいまよりもずっとざわめいていたころ、海岸には巨石が林立していて、若者たちはそこで各々のささやかな悪を育くんでいた。波にえぐられ、きのこ状に形を変じた岩陰は、野暮天な大人たちや、洒落の通じない警官どもから身を隠すにはもってこいの場所だったのだ。もちろん僕も、そうした若者のひとりであったので、夏が来るたびにあの岩陰に出向き、ここではとても書けないような悪の実践に励んでいた。 岩陰は無数に存在していたけれど、自分のお気に入りの実践場を見つけることは、決して簡単ではなかった。海岸には、日本語、英語、中国語、ハングル、あるゆる言語が刻まれたゴミが流れ着いてくる。そうした中で、潮風と海流に守られた、ゴミを寄せ付けない場所を探さなければならないのだ。その他にも、草の生え方や、岩の丸められ方など、考えるべき要素はいくらでもあって、それらの条件を全て満たした場所となると、長い海岸線の中にも
あのころ、ぼくは大学を休んでバイトで稼いだ金を元手に、海外のさまざまな国を放浪していた。まだベトナムでは戦争が続いていたときの話だ。 その国の言葉でメウーリョと呼ばれる山間の農村地方へ行ったのは、首都にある小さなユースホステルで知り合った徴兵忌避者のアメリカ人からマリワナ煙草の巻き方とともに、いまの時期その地方へ行けば農家の手伝いの仕事が得られ、物価の安いこの国にしてはそこそこの収入になるということを教わったせいだった。 当時のぼくはすっかり日本へ帰る気をなくしていて、この国での滞在費用を稼げるのであればどんな仕事でもやろうという気分だったので、翌日には荷物をまとめて宿を引き払い、ポケットに残った小銭でメウーリョ地方行きの切符を買っていた。 車内はおろか屋根の上にまで荷物と乗客を乗せたバスで山道を走ること1日半、やっとたどり着いたマティロという賑やかな村で、望みどおりの仕事を得ることができ
春の伊予国漫遊記。松山・今治と愛媛の魅力を満喫してきました。 法事を兼ねて愛媛観光へ 2024年のGWは、毎年恒例の名古屋帰省ではなく自宅でゆっくり過ごしておりました。というのも、4月に法事のため愛媛・松山に親族大集合というイベントがありまして、そちらをGWの旅行代わりにしたという理由です。法事は日曜日の予定ということ…
あどけないはなし もうすぐ産まれそうという連絡を受け病院へ向かう間、昔の事を少し思い出していた。 いつも彼女は「東京には空がない」と言いながら降ってきた。降ってきたというか塀から飛び降りていただけだったのだが。「女の子っていうのは空から降ってくるものなんです」といたずらっぽく笑う。なら少しは女の子っぽくすればいいのにと思っていたが、彼女の降り方は女の子っぽさからはどんどん離れていった。部屋の窓から、家の屋根から…… 「東京タワーから降ったんだ」 中学の卒業式の日に彼女は交通事故にあっていた。彼女が急に飛び出したらしいが、彼女の証言は一貫して「東京タワーから降った」というものだった。 見舞いに行った時に「いつまでが女の子なのかわからないし、中学生のうちにと思って」と微笑む彼女の顔からいたずらっぽさは消えていた。それ以降、彼女が「東京には空がない」と言うこともなくなった。そして10数年後という
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