【北京=三塚聖平】経営再建中の中国不動産開発大手、中国恒大集団の中核子会社に当たる恒大地産集団は18日、財務報告に虚偽記載があったとして中国当局から41億7500万元(約865億円)の罰金を科されたと発表した。恒大集団の創業者である許家印(きょ・かいん)氏らは証券市場か…
夏風邪で家で休む。北野武「余生」を読む。芸能人の自伝ってあまり読まないが、北野武には魅力を感じていたし、渋谷陽一のロッキングオンが出版していたので手に取った。 ●安倍晋三が「再チャレンジ」だとかで、経団連の御手洗会長に、雇用の流動化をどんどん進めていきたいので協力してほしいと申し入れたようだ。 安倍の「再チャレンジ」って詐欺商法だと思う。誰のための再チャレンジなのか。失敗した人、運が悪かった人にもう一度能力をつける機会を設け、就業機会を増やして再度社会で活躍する機会をつくっていくことではないのか。 そうであるなら、失業者や格差社会を生み出している経済界に話を聴くよりも、職安や派遣会社の面接会場の前、ホームレスのいるところで、パフォーマンスでもいいから当事者に話を聴くのが先ではないだろうか。 再チャレンジとかうまいこと言って、経団連にさらなる低賃金労働を供給する仕掛けを用意し、一方で北朝鮮と
安倍晋三官房長官は31日、都内でタレントの児玉清さん(72)と会談。安倍氏が掲げる「誰にでもチャンスのある社会の実現」を目指し、提携していくことで合意した。今後、児玉さんは安倍氏が議長を務める「再チャレンジ推進会議」の委任を受け、 「アタックチャンス支援大使」 として全国を巡業する。 支援大使の主な業務は、全国で就職へのアタックチャンスをめざす人々を発掘し、適切なMCで場を盛り上げること。ハローワークの認定日には 「だーいじなだいじなアタックチャーンス」 と渋いボイスでくじけそうになる気持ちを支えたり、企業の面接で学歴を聞かれて正直に答えると、 「残念! 四大卒とお答えいただきたかった」 など問題点を指摘してくれる。また、トヨタやキヤノンの偽装請負会社への就職を断ると、 「なぜカドを取らない!」 と怒り、ワーキングプアとしての運命をすなおに受け入れるようプレッシャーをかけてくれる。 再チャ
先月のICPFシンポジウムでも話したことだが、1990年代前半、だれもが次世代のメディアは光ファイバーによる「マルチメディア」だと信じ、フロリダでタイム=ワーナーが大規模なビデオ・オンデマンドの実験を行った。同じころ、イリノイ大学のウェブサイトで「NCSAモザイク」が公開された。歴史を変えたのはタイム=ワーナーではなく、モザイク(のちのネットスケープ)だった。 こういうとき大事なのは、どっちが成功するかということではなく、どっちのオプションも排除しないということだ。1994年、シリコンバレーの名門ベンチャー・キャピタル、クライナー=パーキンスがネットスケープに400万ドル投資したとき、その売り上げは無に等しかった。そして今、「死が近い」ともいわれるYouTubeに、同じく名門VC、セコイアが1100万ドル以上投資する事実は、アメリカという国のオプションの広さを示している。 多様なオプシ
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