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ブックマーク / katoler.cocolog-nifty.com (9)

  • 自民党が死んだ日 - カトラー:katolerのマーケティング言論

    自民党が結党以来の大敗北を喫して、戦後初めて総選挙によって政権交代が実現した。 前代未聞の解散予告で始まった長い選挙戦は、当初は自民党にとって有利に働くと考えられていたが、結局、選挙戦の終盤には、民主党に地滑り的に支持が集まるという結果になった。(写真:産経ニュースより) 民主党よくやった!とほめるところかも知れないが、どうもそういう気分にはならない。というのも、民主党が圧倒的に支持を集めたというより、自民党が自滅したという印象が強いからだ。思えば、2年前に安倍首相が、ストレスから下痢ピー状態になり政権を投げだしたのがミソの付き始めだった。 安倍政権の後を受けた福田首相もわずか1年で降板し、禅譲に近い形で首相の座に就いた麻生太郎は失言続きで、国民ばかりか党内の人心も離れダッチロール状態に陥り、とても政権を担っていける状況ではなかった。 麻生は今回の総選挙の結果を「有権者の自民党に対する積年

    自民党が死んだ日 - カトラー:katolerのマーケティング言論
    Desperado
    Desperado 2009/09/04
    この人に限った話ではないけど、民主党が支持を集めた原因について語るとき、各社の世論調査で投票の理由が明らかになっているにもかかわらず、何でそれを無視して自分の感触だけで語るんだろうか。
  • 麻生太郎の部落差別発言と自民党総裁選レースの行方 - カトラー:katolerのマーケティング言論

    福田首相の辞任を受けて、自民党の総裁選レースが始まった。 安倍、福田と1年ももたずに政権を投げだす結果となり、政治状況は完全に行き詰まっtている。既に各マスコミでも報じられているように、自民党としては、総裁選を派手に盛り上げることで、次期新内閣の支持率を精一杯盛り上げたところで一気に解散、総選挙というシナリオを描いているようだ。国民的人気が高いとされている麻生太郎が命視されているが、予断を許さない。前回の安倍辞任の時も麻生はいったん命視されながら、福田の出馬によって、一気に風向きが変わってしまった。 前回の安倍辞任では、実はそれは麻生が仕組んだものだとするクーデター説が流され、麻生の評判が、がた落ちになった。いわゆる麻生包囲網がしかれ、そこに福田康夫が出馬の意向を示したものだから形勢が一気に福田に傾いてしまった。 この麻生包囲網の形成から福田の担ぎ出しに至る流れの中で大きな影響力をもっ

    麻生太郎の部落差別発言と自民党総裁選レースの行方 - カトラー:katolerのマーケティング言論
    Desperado
    Desperado 2008/09/13
  • カトラー:katolerのマーケティング言論: 安部首相のカメラ目線と松岡農相の死

    安部首相がインタビューを受けている映像をテレビで見ていた時、表情がいつもと違っていることに気がついた。どうしてかなと思っていたのだが、先日、その原因がわかった。カメラ目線なのだ。以前は、テレビのニュース番組などでレポーターにインタビューを受けるとそのレポーターに向かって、やや伏し目がちにしゃべっていたのだが、最近は、カメラ(テレビ画面)に体の正面を向け、目線をまっすぐにしてしゃべっている。ルー大柴じゃあるまいし、一国の宰相が、衒いもなくカメラ目線で画面に登場するというのはどういうつもりなのだろう。 これは、面白いことを発見したと、得意になって周りの連中に教えてやったら、「安部首相のカメラ目線」のことは既に結構知られている話で、安部首相自身が、「力強く国民に向かって語りかける姿勢を示す」ために、意識的にカメラ目線でしゃべることにしたのだという。 カメラ目線のスタイルにしたのは、数ヶ月前からの

    カトラー:katolerのマーケティング言論: 安部首相のカメラ目線と松岡農相の死
    Desperado
    Desperado 2007/06/10
  • 毎日新聞がソフトバンクに買われる日 - カトラー:katolerのマーケティング言論

    この数ヶ月、新聞を読んでいない。 このブログの以前のエントリー記事で、テレビを見なくなったと書いたが、新聞も読まなくなった。テレビを見なくなった時もそう思ったが、それで格別、不便を感じない。 仕事柄、ネットからは離れられないので、世間的なニュースはパソコンの画面から入ってくる。世の中のゴシップ的な話題は、通勤電車の車内吊り広告を眺めていると大体見当がつく。驚いたのは、気がつくと私のような「無読層」と呼ばれる輩が周りに結構多いことだ。これでは、新聞が売れなくなるのも道理だ。 最近、元毎日新聞社の常務だった河内孝氏という毎日新聞OBが「新聞社 破綻したビジネスモデル」(新潮新書)というを出して話題になっている。河内氏は毎日新聞社で社長室長を長く勤め、新聞業界の裏表を知り尽くしている人物で、新聞業界では表沙汰にすることがタブー視されている、ヤクザまがいの拡販団を使った拡販競争の実態や新聞社が販

    毎日新聞がソフトバンクに買われる日 - カトラー:katolerのマーケティング言論
    Desperado
    Desperado 2007/04/29
    関係ないけど新聞を読まなくて困らないって断言している人ってどういう新聞の読み方をしていたのか気になるんだけど。
  • 築地(TSUKIJI)の豊洲移転に断固反対する - カトラー:katolerのマーケティング言論

    日曜日の朝、久しぶりにテレ朝のサンデープロジェクトを見ていたら、東京都知事選の候補者が顔を揃えて討論をやっていた。話の内容で関心が持てたのは、「築地」の移転問題である。 東京都は、2012年までに現在の築地市場を豊洲に全面移転することを既に決定している。石原慎太郎、浅野史郎、黒川紀章、吉田万三という顔ぶれの中にあって、築地の移転問題を選挙の争点に掲げていたのは、黒川紀章である。移転反対を掲げる中卸業者たちが集まって、3月7日に行われた移転反対デモに参加するなどして築地の移転に反対する姿勢を明確にしている。 黒川が築地の移転に反対するのは、この地域に根付いている下町文化コミュニティの目線から逆に東京という都市のありようを見直すことが必要という、 建築家としての発想と信念に基づいている。築地の町の人情と雰囲気を愛する私としては、個人的には黒川の主張に同調するのだが、「築地」は町であると同時 に

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    Desperado
    Desperado 2007/03/21
  • マリー・アントワネットとプリンセス・マサコ - カトラー:katolerのマーケティング言論

    私事、仕事に忙殺されて、すっかりブログの更新が疎かになってしまった。数週間前にみた映画になるが、ソフィア・コッポラの「マリー・アントワネット」を題材にエントリーする。 ソフィア・コッポラの第3作目「マリー・アントワネット」は、映画監督として格的なメジャーデビューの作品となった。実際のヴェルサイユ宮殿で撮影された映像は、まるで歴史絵巻物を見るような豪華絢爛さだ。 この映画が大作の風格を醸し出している一方で、とても印象的だったのは、これまでのソフィア・コッポラ作品らしい、ガーリーで私的な色彩を失ってい ないことである。これは、彼女がマリー・アントワネットに対して深い共感を持ち、そこに自分の似姿さえ投影していたことによるだろう。 ソフィア・ コッポラの共感がベースにあることで、この映画は、マリー・アントワネットという歴史上の人物を描きながら、現代女性も共感のできるコンテンポラリーな作 品に仕上

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    Desperado
    Desperado 2007/03/16
    俺も「皇位を捨てよ」と思う。
  • 上海ヒルズとバベルの塔 ~森泰吉郎からのメッセージ~ - カトラー:katolerのマーケティング言論

    中国国内のビルの名称に「ヒルズ」という外来語は、まかりならぬというのが中国当局の言い分らしい。慌てた森ビルは、「ヒルズ」というのは、あくまでも「愛称」に過ぎず、正式名(登記名)が「上海環球金融中心」であることには変わりがないと苦しい言い訳をして、当局との関係修復に躍起になっている。ビルの名称という基的な問題でギクシャクするというのも不思議な感じがするが、上海市トップの党書記委員が更迭されて、このプロジェクトを見る目が微妙に変化していることを伺わせる出来事だ。 浦東に世界一(現在は既に世界2位になっている)の高層ビルを建築するという上海ヒルズプロジェクトは、何度も実現が危ぶまれていた。当初94階建で計画され、97年にいったん起工したが、アジア金融危機で断念させられた。次に、全体で1050億円にのぼる資金の調達が問題となったが、三井住友銀行、三菱UFJ銀行など日系金融機関を含む5行が500億

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    Desperado
    Desperado 2006/12/02
  • カトラー:katolerのマーケティング言論 マス・マーケティング崩壊の足音が聞こえる

    このごろメディア関係者と顔をあわせると、必ず「景気が悪い」という愚痴り大会がはじまる。 紙メディアの凋落現象については、今に始まったことではないが、現在、進行している状況がこれまで経験したことのない事態であるということが徐々にわかりはじめている。 過去にも厳しい時代はあったが、その厳しさは、バブル経済崩壊後に続いた日経済の長い停滞など、言い訳になる比較的明確な理由があった。実際、これまでの経験則でいえば、日の大手メディアの広告収入は、日経済の体温を先行して反映する指標になっていて、現実の景気回復曲線に先立って、テレビ、新聞などの広告収入は増加に転じていた。企業は、景気回復を見込んで、新製品の市場投入や新規投資を行い、そうした先行投資が広告市場に流れ込んでいたからだ。 しかし、事情は変わった。日経済は昨年から、回復傾向が鮮明となり、今年の春までは日中が株高に湧いたにもかかわらず、大

    カトラー:katolerのマーケティング言論 マス・マーケティング崩壊の足音が聞こえる
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    Desperado 2006/11/01
  • ル・モンド・ディプロマティークのこと ~サヨクの新しい可能性~ - カトラー:katolerのマーケティング言論

    ル・モンド・ディプロマティークというタブロイド版の月刊新聞がフランスで発行されている。日刊紙の「ル・モンド」は、良く知られているが、それとは別の編集方針を持ち、新自由主義に批判的な立場をとる左翼系クォリティーペーパーとして、フランス国内で30万部発行され、英語版、ドイツ語版、ネット上で発行される各国語版があり、世界中で150万人余りの人々に読まれている。 現在の編集長、イグナシオ・ラモネー氏は、彼が書いた記事がきっかけで、トービン税の導入を主張する世界的団体ATTAC(Association for the Taxation of Financial Transactions for the Aid of Citizensアタック)の設立に一役かった人物だ。メキシコの革命家、「マルコス副司令官」の紹介者としても知られている。 日では死語となりつつある「左翼」 日では、左翼という言葉が、

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