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ブックマーク / tanakahidetomi.hatenablog.com (60)

  • クルーグマンを利用している嘘つきたち

    10年以上、似たような光景を目にしているが、またもや反リフレというかデフレ志向の人たちの「デマ」「確信犯的な嘘」の流布が止まらない。理論的・実証的そして現実の単純な観察のいろいろな側面で、反リフレ的な人たちが合理的な推論で負けている状況があると思う。 最近では、「人口減少デフレ」とか「金融政策に依存しない名目経済成長率目標」(ただのバカだが)、「ハイパーインフレ」「日人はデフレ好き」などがネットなどで流布している。こういった理を尽くすものよりも、単純な印象操作をてこにした脱デフレ「批判」は、素人やまたなんらかのこだわり(イデオロギー)を持つ人たちがとくにひっかかってしまっているものだ。 さてその最新のモードは、以下のふたつの論説を舞台にしている。「嘘」だ。 以下では原文と正しい訳文のリンク先を貼っておく。 http://finalvent.cocolog-nifty.com/fareas

    クルーグマンを利用している嘘つきたち
    Desperado
    Desperado 2013/01/18
    相変わらず誰と戦ってるのかわからん人だな。もっと名指しでやってくれるとわかりやすい。
  • 武藤敏郎氏など財務省的な日本銀行総裁人事はデフレ不況脱却を妨害する

    アベノミクス(安倍首相の物価目標政策などのデフレ脱却政策)は危機に直面している。いや、日を20年にわたり停滞させているデフレ脱却はその実現の危機に早くも直面しているといったほうがいい。 たかだか0.1%程度の長期利子率上昇で国債リスクを喧伝したり、人口減少デフレを喧伝したりするのは、まだ悪い冗談のレベルだ。だが、日銀行総裁人事を、いま話題になっている武藤敏郎氏などの財務省的な人事や、または保守的な人選で行えば、アベノミクスは急速にその成果を喪失し、民主党政権とかわらない。一年後には消費税増税だけが残り、そしてデフレ不況は継続して、国民の大きな失望の危機に直面するだろう。 端的に言おう。財務省、日銀行は自分たちの周囲しか視野はない。またその行動動機は「自社」の利害のみである。最近の武藤氏らの積極的な緩和許容発言には誤魔化されてはいけない。おそらく当面だけ緩和のような姿勢をみせながら、消

    武藤敏郎氏など財務省的な日本銀行総裁人事はデフレ不況脱却を妨害する
    Desperado
    Desperado 2013/01/04
  • 2013-01-01 - Economics Lovers Live Z 2012年に出版された経済書で心に残るベスト3 発表!

    明けましておめでとうございます。今年もこのブログEconomics Lovers Liveを御贔屓のほどよろしくお願いいたします。日がデフレを完全に脱却してリフレーション過程に入るかどうか、そのまさに瀬戸際といいますか、希望と不安の感情といいますか、いままでにない新年を迎えています。このブログではなるべくその時々の経済問題を現実的な視点を意識してとりあげていきたいと思います。 さて新年最初のエントリーは、Twitterで呼びかけさせていただきました、「#2012年に出版された経済書で心に残るベスト3 」の結果を発表させていただきます。有効投票者数は100人以上の方になりました。またRT数は数限りなしです。集計の仕方は順位をつけていただいたものに、1位に3点、2位に2点、1位に1点とし、同位になった場合は半数ずつを、またご希望により順位外のものにもそれぞれ0.5点をつけて集計しました。また

    2013-01-01 - Economics Lovers Live Z 2012年に出版された経済書で心に残るベスト3 発表!
    Desperado
    Desperado 2013/01/02
    田中先生の周りにリフレ派が集ってるだけの話やないか。ていうかなんでコメント閉じてんだよ。
  • ネタとしての首相の問責決議可決

    内閣総理大臣野田佳彦君問責決議 院は、内閣総理大臣野田佳彦君を問責する。 右決議する。 理由 野田内閣が強行して押し通した消費税増税法は、2009年の総選挙での民主党政権公約に違反するものである。 国民の多くは今も消費税増税法に反対しており、今国会で消費税増税法案を成立させるべきではないとの声は圧倒的多数となっていた。 最近の国会運営では民主党、自由民主党、公明党の3党のみで協議をし、合意をすれば一気呵成(かせい)に法案を成立させるということが多数見受けられ、議会制民主主義が守られていない。 参議院で審議を行う中、社会保障部分や消費税の使い道等で3党合意は曖昧なものであることが明らかになった。 国民への約束、国民の声に背く政治姿勢を取り続ける野田佳彦内閣総理大臣の責任は極めて重大である。 よってここに、野田佳彦内閣総理大臣の問責決議案を提出する。 で、自民党の議員みんな賛成で、問責可決 

    ネタとしての首相の問責決議可決
    Desperado
    Desperado 2012/08/30
    田中先生の「(笑)」の使い方って異様にムカつくな。攻撃される側だったらたまらんと思う。効果的すぎて。
  • 八田達夫「送電網は新規事業者に開放を 原発は政府が管理すべき」in『週刊東洋経済』

    Twitterに書いたことをほぼそのまま掲載。 日の電力問題(原発問題含む)をもっとも入門レベルで解説しているのが、八田達夫先生の「ミクロ経済学?」(東洋経済新報社)。そこでは送電と発電の分離、電力自由化の効用などが独占理論の枠組みで解説されている。これはぜひ読んだ方がいいと思う。簡単だし。 その八田先生の『週刊東洋経済』での議論はこの入門レベルの上にたって今日の東京電力問題についてスタンダードな批判と問題提起をしたものと思う。日の原発政策の最大の問題は文民統制の失敗ということだと指摘している。 ちょっと引用。「日の原子力政策を策定する原子力委員会(内閣府に設置)のトップは、原子力工学の大物教授であり、同門出身者が電力各社、設備会社、経済産業省の原子力事業や政策を担う。つまり、中立を装っているが、陸軍大学の教授に戦争の最終決定を委ねているようなものだ」 すごいきつい表現で、間接的だが

    八田達夫「送電網は新規事業者に開放を 原発は政府が管理すべき」in『週刊東洋経済』
    Desperado
    Desperado 2011/04/10
  • 竹中平蔵『経済古典は役に立つ』 - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ

    経済政策の担当者としての実務の経験、そして経済理論家としての分析的視点を、アダム・スミス、イギリス古典派経済学、ケインズ、シュムペーター、ハイエク、フリードマンなどの古典を一冊かけて読むという趣向である。元は大学の講義がベースということもあり、編集の貢献も大きいのだろう、とても読みやすい。 書に取り組んだ竹中氏の意図は以下の発言に表れている。 「略 経済政策の話をするときに、一方で経済思想として話をする人がいることが気になっていたからである。いまの日経済の問題をどう考えたらよいのだろうかというときに、思想のなかに逃げ込む人やハウツーもので安易に物事を解決する人がいる」 例えば「市場原理主義」とか「リフレ派」などというだけで批判した気になる人たち、経済政策の問題なのに人格や政治的立ち位置をことさら強調して、経済問題なのに安易なイデオロギーや好き嫌いの判断に持ち込む人は実際に多い。僕はそれ

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    Desperado 2010/11/23
    すごく読みたくなった。
  • 優れた音楽産業論:津田大介・牧村憲一『未来型サバイバル音楽論』

    いま早稲田大学で経済学研究(文化経済学)の講義を今年限定で行っている。前回は、ニコニコ生動画で津田大介さんの司会の番組に出たときの様子を講義で流した。ニコニコ生動画を講義で流すのはあまりないのかもしれない。自宅に帰ってTwitterをみたらその津田さんの新刊が評判のようである。立ち読みして驚いたのは、これはすぐれた産業論であり、サブカルチャーを経済的視点で扱った稀有な書だということだ。 まず世界的な音楽産業を経済学的に扱う上で、よく知られたホットイシューがある。文化経済学学会の会長Ruth Toeseが講演でいうように、文化経済学は長年、著作権の問題を正面きって扱ってなかったという。書でもこの著作権について非常に見通しのいい展望が語られていて、今後、日音楽産業を経済的、文化的な側面から考察する際のよき指標になるだろう。 これも文化経済学やコンテンツ産業論などでは早くから注目されて

    優れた音楽産業論:津田大介・牧村憲一『未来型サバイバル音楽論』
    Desperado
    Desperado 2010/11/15
  • 日本銀行の天下りの実態

    病気をしていて完全に見落としてました。宮崎タケシ議員(民主党)がたぶん初めて、日銀行の天下りの実態について詳細に国会で質問しました。やはり短資会社は完全に日銀行のファミリー企業とでもいうべき状態なんですね。他の金融関係も他業界と比較しても十分に「濃い」天下り関係を形成しています。これに渡りなど通常の天下りのスキャンをかけるとどうなるのか。非常に興味深いことです。 以下は宮崎議員のブログから引用 http://miyazakitakeshi.jp/modules/wordpress/index.php?m=201005 * 天下り問題(特に日銀行)について(答弁者・原口大臣、日銀総務人事局長) 質問●国家公務員の再就職は、室長級以上(課長補佐の上、最下級の管理職)について退職後2年分の再就職先が調査、公表されており、一部は3年目以降も調査されている。 しかし、日銀は局室長級以上(ほぼ中

    日本銀行の天下りの実態
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    Desperado 2010/05/31
  • ジョン・B・テイラー、いってることが分裂? - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ

    学会の例会も近いし、さらにお小遣いが枯渇(メビウスの資料買い過ぎ)してるので、とてもテイラー講演会の3万円(だっけ?)を払う余力なし。大学の研究費も申請期間終了してたし。しかしリフレ派の多くが講演会に突入したというのでそのルポを楽しみにしていた。が……。 twitterのタイムラインに流れてくるリフレ派諸氏の感想を読んでいると、最初だけまともなことをテイラーはいってるのに、日のことになると明らかに自説と矛盾することをしゃべりまくり、高橋暗黒卿と渡辺議員とミニ論争状態とのこと。ええ? テイラールールがいかにデフレではあんまし使えない代物だとはいえ、日のデフレの現状をちょっと甘くみてない? おまけにいまの日の失業率が軽い?(過去最高水準なんすけど……)。などと少し驚いた。 もっと驚いたのが知り合いが質問にどんどん立ったらしいこと。おお、それは頼もしい。ところが、Twitterの複数の証言

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    Desperado 2010/03/20
  • 勝間和代・宮崎哲弥・飯田泰之『日本経済復活一番かんたんな方法』 - Economics Lovers Live

    頂戴しました。ありがとうございます。デフレ不況脱却のための方策をクリアに説明している点で読まれていくのではないかと思います。 ただ水を大量にさすようで申し訳ないけれども、『日経済復活一番かんたんな方法』を半分まで読んで、ちょっと急停止せざるをえない。飯田パートに展開されている彼の個人的な価値観に正直ついてけない。 例えば実質賃金がデフレで上昇するから駒澤大学はたぶん潰れないのでせこい意味ではデフレは飯田個人では大歓迎とある。正気か? と疑いたくなる。自分の職務として大学生の就職やまた学業の継続の点でもデフレが厳しくのしかかっているのは彼もこのの中で認めていることだろう 。そのような大学生の窮状はデフレ分析という社会的な立場からの分析であるだろう。と同時に駒澤大学教員という彼個人の職場の環境をも規定するだろう。簡単にいうと日常的にゼミ、会議、講義などの場で学生の窮状ないしその可能性を

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    Desperado 2010/02/19
  • 『エコノミスト・ミシュラン2010』を希望する人は… - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ

    希望する人は、はてブやコメントをつけよ。1週間以内に総数が100越えたら、それ説得材料(?)にして太田出版に掛け合うぜよ(なぜか龍馬伝風*1 Twitter読んで以下の発言にプチ驚いた。まだ見てないけど、そんなこといってるのw uzu_are 私も熱烈希望です!経済学者の半分は……と最後に言ってしまわれてるのでw前進あるのみ!で! RT @YJSZK: 宮崎さんが話を振ってる『エコミシュ2010』、ワシも出して欲すぃなぁ。(『日経済復活 一番簡単な方法(光文社新書)』 http://bit.ly/b4nmfx) 越えなければいけないハードルは僕が考えても三点。そもそも編者三人生きてる? 笑 おーい! 出番だってさー! 爆 エコノミスト・ミシュラン 作者: 田中秀臣,野口旭,若田部昌澄出版社/メーカー: 太田出版発売日: 2003/10メディア: 単行購入: 1人 クリック: 73回こ

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    Desperado 2010/02/17
  • すべての人に贈るだまされないための経済入門ーベストブックガイド100+1

    勝間さん、宮崎さん、飯田さんの共著刊行を記念して以下にすべての人に贈る、一部の政治家・官僚・マスコミ・評論家や一部の経済学者、そしてほとんどのアルファブロガーやネットで自分の利害でしか書けないのになぜか経済を語る株式・資産運用者たちの放言などなどにだまされないためのブックリスト。 これ以上体系的でまた啓蒙的なブックリストは作成不可能。自信をもってお薦めします。とりあえず改行したところでひとまとめのコンセプト(僕と主張が違うでも対立軸を明確にするため参考になる対論のも掲載)。 まだ一冊も読んだない人はぜひ一読を。そして経済書を読んできた人は何冊読みましたか? 勝間和代、宮崎哲弥、飯田泰之『日経済復活 一番かんたんな方法』 日経済復活 一番かんたんな方法 (光文社新書 443) 作者: 勝間和代,宮崎哲弥,飯田泰之出版社/メーカー: 光文社発売日: 2010/02/17メディア: 新書

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    Desperado 2010/01/31
  • 松原隆一郎「論壇時評」in『朝日新聞』

    1月25日月曜の朝日新聞の論壇時評は興味深いものだった。なぜならそこで松原隆一郎氏がデフレ論争をまとめており、その中核がデフレ問題については見解を同じくしている飯田泰之論説を批判しているからだ。直接の反論はひょっとしたら飯田さんが行うかもしれないので、私はむしろ松原氏のデフレ問題そのものの見解についていくつか注目しておきたい。 まず飯田論説を批判した後にそれに関連して以下のように彼は書いている。以下で松原氏が依拠している菊池らの発言はこのブログでもとりあげた『Voice』収録のものである。 「菊池(英博…引用者補遺)の見るところ問題の発端は、小泉以来の自公政権が、輸出にかかわる大企業を優遇したことにある。ゼロ金利によって円安誘導し、法人税と所得税を下げたのである。低金利は高齢家計を直撃し、財政赤字の穴埋めに消費税率が引き上げられて、それでも財政悪化したため公共投資と地方交付税交付金が削減さ

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    Desperado 2010/01/29
  • 上念司『デフレと円高の何が「悪」か』 - Economics Lovers Live

    いよいよ、上念さんのデビュー作が店頭発売です。勝間和代さんが冒頭で書いているように、管大臣に「デフレ宣言」に至る道筋を示したいわゆる「勝間ショック」は、実は「勝間・上念ショック」でした。このことからもわかるように、上念さんは私たちの仲間の中でも、その行動力と企画力、そして誰にも直感的に理解することが可能な経済問題の解説を提起する能力などに優れ、まさに論壇の中核になる人だと思います。 世の中にはさまざまな妄説や思い込みの類がいっぱいあります。たとえばいまでもデフレ(物価が下がること)がいいと信じている人も多いでしょうし、また景気回復など来てもそれは一時のバブルでありやがて経済は破滅するなどという悲観論があったりもします。そういう妄説の類を打ち砕く理性の声を書は多く提供してくれるでしょう。 処女作にはその著者の未来にむけての可能性が内包されていると思います。その意味で書から読者は上念さんの

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    Desperado 2010/01/16
    田中先生は人を貶すときと褒めるときの落差が凄い。
  • 白川方明日本銀行総裁のデフレ原因論→「日本銀行に責任ないってば」(要約)

    少し前の話題になるが備忘録の観点から書いておきたい。白川総裁がテレビ(ワールドビジネスサテライト)で日銀行の政策について説明したことがあった。僕はテレビをみる余裕なかったので主に上念司さんのTwitterの「実況」で読んでいた。 ここでは(上念さんのTwitterも参考にしながら)以下の上野泰也氏のまとめに依拠してわが国の総裁の経済観を考えてみたい。 白川日銀総裁がテレビ出演http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/2427 白川総裁はデフレの原因を3つあげている。1)規制緩和など内外価格差の是正、2)労使が雇用確保を重視しサービス産業などの賃金低下を許容した結果、3)一番重視しているのが、バブル崩壊後の国民の自信の喪失が需要不足を生み出した、というものである。 この三番目が最も重要なのだが、要するにこれは期待成長率の低下であり、それを是正する主要な役割は

    白川方明日本銀行総裁のデフレ原因論→「日本銀行に責任ないってば」(要約)
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    Desperado 2010/01/05
  • 鳩山政権と予算のソフト化・ハード化:高橋洋一・竹内薫『鳩山由紀夫の政治を科学する』 2009-12-16 - Economics Lovers Live

    あの『バカヤロー経済学』が、夕陽のガンマンのように帰ってきたよ。高橋洋一・竹内薫「鳩山由紀夫の政治を科学するー帰ってきたバカヤロー経済学』。高橋さんから頂きましたありがとうございます。やはり時論の中で、高橋さんが日にいるといないとでは大違いでしょうw。これは最近読んだ時論の中では、岩田先生の『金融』(全銀協)論文と並んで最も刺激的な著作です。竹内さんという得がたい対話相手を得て、高橋節が冴え渡っていますね。 書は鳩山首相を理系宰相として持ち上げながら、この政権の目的関数、制約条件、最適解、小沢陰関数定理を描くことで、いまの日政治状況を鋭く描くことに成功しています。網羅的なのですが総論ー各論のバランスがいいので、たとえば人文系の人が好んでいる宮台真司の『日の難点』と比較して読むだけで、そこのあなたは凡百の思想系・社会学系知識人よりはるかに高い知見を得ることができるでしょう。 鳩山政

    鳩山政権と予算のソフト化・ハード化:高橋洋一・竹内薫『鳩山由紀夫の政治を科学する』 2009-12-16 - Economics Lovers Live
    Desperado
    Desperado 2009/12/16
    子ども手当と日教組?関係がわからん。面白そうだが。読むか・・・。
  • 岩田規久男「中央銀行の体なさない」 - Economics Lovers Live

    12月2日の朝日新聞朝刊に岩田先生が今回の日銀の政策変更についてコメントを寄せていた。数日を経たが、最近の岩田先生の日銀行への評価がわかるので紹介していく。 中央銀の体なさない(朝日新聞12月2日朝刊コメント) 「今回の政策変更は、日銀が理念も信念も持っていないことを示してしまった。ついこの前まで「物価下落は問題ではない」「(物価下落が需要減少を通じてさらなる物価下落を招く)デフレスパイラルに陥る心配はない」と言っていたのは何だったのか。政府に言われたから仕方がなくという姿勢が見える。これでは中央銀行としての体をなさない。市場の信頼を失うおそれもある」。 このような日銀行の政治や世論の変化をみての政策変更はすでにこのブログでも指摘した。また最近では須田美矢子審議委員も露骨なまでに世論の動向がその政策変更に影響を与えたと言及している。もちろん須田氏はそれを悪い意味でいっていて、事実上、日

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    Desperado 2009/12/07
  • 日本銀行に騙されないための経済書ベスト3 - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ

    銀行が市場外の情報をしばしば活用していることはよく噂されていることです。またそれとは別にメディアが日銀からの情報をそのまま流してしまうこともままあるでしょう。それは結果的に、日銀の政策を客観的にみることが難しい状況さえももたらすかもしれません。 例えば今日の報道ですが、 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?clu=20091202-00000154-jij-pol :鳩山由紀夫首相と白川方明日銀総裁は2日、首相官邸で経済情勢をめぐって会談し、デフレ脱却に向け協調して対応していく方針などを確認した。首相は会談後、記者団に「認識の共有ができた」と強調。白川総裁は「一段の追加金融緩和の要請はなかった」と述べた。: これだと政府も日銀も現在の政策の枠組みで十分デフレ克服に足りるという印象をもつ人もいるかもしれません。しかし一昨日のエントリーにも書きましたが、日銀の今

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    Desperado 2009/12/03
  • 宮尾龍蔵、日銀審議委員へ。でもこれって民主主義の否定だよね 2009-11-21 - Economics Lovers Live

    宮尾氏の著作『コア・テキストマクロ経済学』の最後尾には、あたかも世論や論壇の一部が、日銀行の金融政策を批判するがゆえに、その金融政策の効果が失われるかとも読める記述がでてきている。要するに、日銀行を政策批判する連中は黙れば、それで日銀行がましになる、というわけである。 ただの理解不能な意見にしか思えないが、少なくとも、日銀行は政府から「独立」していても、別に民主主義や世論からの独立を担保されているわけではない。どんなに小手先のマクロ経済学の理解にすぐれていても、こういう人物が日銀行にいっても、まあ、ただ大勢に従うだけで(それが彼のの帰結だろう)要するに高い報酬と名誉をさんだつするだけではないだろうか? 僕はただの経済思想史研究者だが、このような人物が大挙、日銀行の審議委員に結集していけば、それはそれでひとつの奇怪な思想の博物館を見学できるようで面白い。ただ僕も含めて国民は不幸

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    Desperado 2009/11/22
  • 日本の間違った経済認識を生み出した城山三郎

    城山三郎氏の一連の著作『官僚たちの夏』『日銀行』『男子の懐』などは、一般の人や教育レベルで、間違った経済認識を広めるのに貢献した。例えば、日の成長は有能な官僚がけん引したとか、デフレの中で緊縮政策を行うことが望ましいとか、日銀行は政府と「闘う」存在だとか、そういう一連の誤った経済認識の起源になっているのではないか、と常々思ってきた。 以下のサイトは(僕と政治的信条は異なるがそれは脇に置いといて)、この城山三郎伝説を打ち崩す興味深い視線を提供していると思うのでご紹介。 とりあえず『官僚たちの夏』のドラマ版への批判 http://www.kurayama.jp/modules/wordpress/index.php?cat=2 一部引用 主人公の風越によれば、 「自由経済とは誰も舵をとらないシステム」 「日独自の経済システムが必要」 なのだそうである。 気でこんなことを考えているの

    日本の間違った経済認識を生み出した城山三郎
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    Desperado 2009/11/22