ブックマーク / diesixx.hatenablog.com (20)

  • 『牯嶺街少年殺人事件』(エドワード・ヤン) - Devil's Own

    A Brighter Summer Day/1991/TW かれこれ10年以上恋い焦がれていた『牯嶺街少年殺人事件』を先日、スクリーンで見ることができた。私がこの映画の存在を知ったのは、エドワード・ヤンが亡くなった時期とあまり変わらない。権利関係で再上映やDVD化がかなわず、そのときはすでに「伝説の傑作」になっていた。渋谷のTSUTAYAに上下巻VHSが1組だけ置かれていたが、いつ行ってもレンタル中でついに見ることはできなかった。昨年、マーティン・スコセッシの監修のもと、4Kレストアリマスター処理がされ、米国クライテリオン社からBlu-rayがリリースされた。もちろんすぐに購入したけど、長年あこがれていた映画が小さな円盤に収まり、手元にあるという現実がいまいちぴんとこない。どうせならスクリーンで、日語字幕付きで見たいと考え、開封すらしなかった。待っていてよかった、と素直におもう。というか

    『牯嶺街少年殺人事件』(エドワード・ヤン) - Devil's Own
    DieSixx
    DieSixx 2017/06/08
    ついに見ることができた『牯嶺街少年殺人事件』について書きましたよ。4時間弱の大作ですが、みずみずしく美しい映画です。
  • 『怒りの日』(カール・TH・ドライヤー) - Devil's Own

    Vredens Dag/1943/DK 2008年、国内の上映権切れに伴い、カール・ドライヤー監督の5の長編映画が最終上映された。『裁かるるジャンヌ』(1927)、『吸血鬼』(1932)、『怒りの日』(1943)、『奇跡』(1954)、『ゲアトルーズ』(1964)という、今考えても垂涎のラインアップである。だが、当時の私は『怒りの日』の衝撃と興奮にすっかり取りつかれ、ほかの作品についてはほとんど印象がないというありさまだった。以来『怒りの日』は、現在に至るまで、私の浅薄な映画体験の頂点に君臨し、心の中でにぶく、暗い輝きを放ち続けている。 『怒りの日』はキリスト教最大の汚点ともいえる魔女狩りを題材に取った映画だ。実在の魔女を描いた戯曲「アンネ・ペータースドッテル」を原作にしている。『怒りの日』が特異なのは、善と悪、聖と俗の境界があいまいで、複雑に絡み合っている点だ。明確なモラルが提示されな

    『怒りの日』(カール・TH・ドライヤー) - Devil's Own
    DieSixx
    DieSixx 2017/05/05
    久しぶりにブログ更新しましたよ。書くの半年かかりました。駄文であることに変わりないですが
  • Good bye 2016 - Devil's Own

    記録用にことしよく聞いたCDやトラックの振り返りを。もうなんかますますJPOPしか聞かない感じになってきました。 オフ・ザ・ウォール デラックス・エディション(初仕様付期間生産限定盤)(Blu-ray付) アーティスト: マイケル・ジャクソン出版社/メーカー: SMJ発売日: 2016/03/09メディア: CDこの商品を含むブログ (3件) を見る いちばん聞いたアルバムは「Off The Wall」のリマスター。特典にチョークが付いてて困惑したが、ドキュメンタリーBlu-rayは最高だった。これまでのディスクはオリジナルの収録曲のあとにインタビュー音声などのボートラがくどくどとついていて邪魔だったのだけれど、今回は潔くオリジナルのまま収録。車の中で聞きやすくなりました。Wildflower アーティスト: The Avalanches出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック合同会

    Good bye 2016 - Devil's Own
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    DieSixx 2017/01/01
  • シブヤ1997―『ラブ&ポップ』(庵野秀明) - Devil's Own

    Love & Pop/1998/JP 『新世紀エヴァンゲリオン』第1話の時代設定は2015年6月22日。つい先日ようやく過ぎたばかりだ。セカンドインパクトも使徒襲来もなかったか…と感慨にひたりつつ、はたして今の日に碇シンジのような少年が存在しうるのかと考えた。もちろん現代にもシンジ君のようにナイーブな中学生はいるのだろう。だが『エヴァ』があれだけ熱狂的に迎えられたのは、シンジ君の抱える屈折があの時代、格別に共感できるものだったからだとおもう。 庵野秀明監督が初めて手掛けた実写映画『ラブ&ポップ』は1997年8月からわずか一か月で撮影され、翌年の1月に公開された。原作は、当時の社会現象だった女子高生の援助交際を取材した村上龍の同名小説だ。 『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に』(いわゆる『夏エヴァ』)の公開は同年7月19日。「時代の寵児」だった庵野が、流行のトピックスで

    シブヤ1997―『ラブ&ポップ』(庵野秀明) - Devil's Own
    DieSixx
    DieSixx 2015/08/17
    オールタイムベスト映画の感想を書くシリーズその3.
  • ジジはなぜ言葉を失ったままなのか―『魔女の宅急便』(宮崎駿) - Devil's Own

    Kiki's Delivery Service/1989/JP 『魔女の宅急便』について書きたいと、かれこれ3年くらい思い続けていました。宮崎駿の監督作の中でも屈指の人気作だから、特別な思い入れを持つ人も多いとおもう。私なんかよりもずっと多くの回数を繰り返し見ている人だっているだろう。私がこの作品について深く考える直接のきっかけとなったのは宗教学者、島田裕巳の『映画は父を殺すためにある―通過儀礼という見方』を読んだことだ。『ローマの休日』や『スタンド・バイ・ミー』などの名作を「通過儀礼」という視点から分析することで、テーマやメッセージをつまびらかにする論評集で、映画(特にアメリカ映画)を読み解く格好のテキストになっている。そののなかに『魔女の宅急便』を扱った章がある。タイトルは「『魔女の宅急便』のジジはなぜ言葉を失ったままなのか?」。ここで島田は『魔女の宅急便』、ひいてはジブリ作品全般に

    ジジはなぜ言葉を失ったままなのか―『魔女の宅急便』(宮崎駿) - Devil's Own
    DieSixx
    DieSixx 2015/01/13
    面白いブコメを集めてさらに追記してみました。
  • 2013年映画ベスト - Devil's Own

    鉄板だったはずのベストAVエントリの伸び率がいささか悪いことに困惑しつつ、今日は映画を振り返ります。今年もいろいろありました。恋人ができたと思いきやあえなく破局したりとか。それからラジオで映画のことをしゃべる機会もありました。でも私はやっぱり書く方が向いているなあとおもった。今年の新作観賞数は少し少なめで76作。例年どおり悩みに悩みこねくり回した挙句に選んだ10はこちらです。 1.『横道世之介』(沖田修一) Yokomichi Yonosuke/2013/JP 2.『かぐや姫の物語』(高畑勲) The Tale of the Princess Kaguya/2013/JP 3.『ペコロスの母に会いに行く』(森崎東) Pecoross Meets His Mother/2013/JP 4.『ジャンゴ 繋がれざる者』(クエンティン・タランティーノ) Django Unchained/201

    2013年映画ベスト - Devil's Own
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    DieSixx 2013/12/23
    今年のナガサキ映画には『ウルヴァリン:SAMURAI』もありました。
  • Bボーイじゃない私が好きだった日本語ラップ16曲プラス1 - Devil's Own

    私が中高生だった2000年代前半は、日語ラップがすごく流行っていました。日語ラップというと「悪そうな奴はだいたい友達」というZEEBRAの有名なフレーズを連想する人も多いとおもいます。確かに学校内のイケてる連中はみんなだぼだぼの服を着て、日語ラップを聞いてカラオケでもラップしてました。私はというとふだんからsyrup16gを聞いている屈した高校生でしたが、実は日語ラップもわりとよく聞いていたんですね。友達がラップをしていたというのも大きいですが、単純にかっこいいし新鮮に思えた。最近、なつかしくなって聞き返したりするので、その時聞いていた日語ラップの楽曲をここにまとめておきたいとおもいます。もし日語ラップに対してステレオタイプなヤンキーイメージを持って聞いていない人がいたら、もったいないのでぜひ聞いてみてください。 『Groovin'』(EAST END×YURI) 『DA.Y

    Bボーイじゃない私が好きだった日本語ラップ16曲プラス1 - Devil's Own
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    DieSixx 2013/09/24
    ペイジャー、ニトロ、雷、妄走族などは当時からあまり乗れなかったのであえて外しました。
  • 『風立ちぬ』(宮崎駿) - Devil's Own

    "The Wind is Running"2013/JP ここ数週間、映画を見に行けば、ほとんど強制的に『風立ちぬ』の予告編を見せられたわけだが、それでも4分間の映像には並々ならぬ力を感じずにいられなかった。矢も盾もたまらずひさしぶりに公開初日に早起きして映画館に向かったのだった。結論からいうと私は『風立ちぬ』という作品の魅力がいまいちわかりませんでした。わからなかったのだけど、今後2度、3度と見るうちに何かが印象が変わるかもしれないという気もしている。とりあえず今の感想を書き留めておきたい。 『風立ちぬ』はゼロ戦の設計で知られる堀越二郎の半生に堀辰雄の小説『風立ちぬ』の物語を交えたフィクションです。小説『風立ちぬ』じたいが堀辰雄の実体験を基にしているので、この映画は同時代を生きたふたりの男の人生を組み合わせた物語といえる。さらにそこには、反戦主義者でありながら戦闘機にどうしようもなく魅か

    『風立ちぬ』(宮崎駿) - Devil's Own
    DieSixx
    DieSixx 2013/07/21
    >id:totes そうですね。いい/悪い、傑作/駄作、といった評価じたいをどこか無効にしてしまう種類の映画なのかなと思いました。>id:masabossa この作品では死が「日常」の世界には見えない。そこが違和感あります。
  • さようなら2012(AV編) - Devil's Own

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    DieSixx 2012/12/21
    いやいや、このエントリーで男って…って総括されても困るんです。
  • ホラー映画ベスト10(改) - Devil's Own

    http://d.hatena.ne.jp/washburn1975/20121031 年の瀬を感じる恒例企画。今年はジャンルの王道ホラー映画で10とのこと。ではさっそく。 1.『キャリー』(ブライアン・デ・パルマ) "Carrie"1977/US 2.『影なき淫獣』(セルジオ・マンティーノ) "I Corpi Presentano Tracce di Violenza Carnale"1973/IT 3.『顔のない眼』(ジョルジュ・フランジュ) "Les Yeux Sans Visage"1960/FR-IT 4.『フェノミナ』(ダリオ・アルジェント) "Phenomena"1984/IT 5.『ファンハウス/惨劇の館』(トビー・フーパー) "The Funhouse"1981/US 6.『ドラえもん のび太とアニマル惑星』(芝山努) "Nobita and the Animal Pl

    ホラー映画ベスト10(改) - Devil's Own
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    DieSixx 2012/11/12
    テレビドラマは除外とのルールがあったので6、7位を差し替えました。規定をちゃんと読まずに申し訳ありません・・・
  • 映画『先生を流産させる会』の改変問題について考える - Devil's Own

    内藤瑛亮監督の自主映画『先生を流産させる会』の一般公開が決まった。剣呑としたタイトルから公開は危ぶまれていたが何とかがんばってくれたようだ。私は昨年のカナザワ映画祭で大畑創監督の『へんげ』(こちらも公開が決定。大のつく傑作です。)と2立てで見て、このブログにも書いた。『先生を〜』は昨年の極私的な映画ベスト10の中に唯一ランクインした日映画である。よくできているとおもうし面白いので万人受けはともかく興味を持った人にはおすすめです。 公開決定とほぼ同時にネットでは批判の声が。予想通りというべきかタイトルが一人歩きするという現象が起こってしまった。 マジキチすぎる映画 『先生を流産させる会』劇場公開決定:キニ速 http://blog.livedoor.jp/kinisoku/archives/3317891.html 「まともな神経してたらこんなタイトルの映画みようと思わないよな」「こんな

    映画『先生を流産させる会』の改変問題について考える - Devil's Own
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    DieSixx 2012/03/12
    みなさん、ブコメありがとうございます。ちょっと追記しました。
  • 『小悪魔はなぜモテる?!』(ウィル・グラック)―またはビッチに関する短い考察 - Devil's Own

    "Easy A"2010/US ボンクラ男子のミューズ、エマ・ストーン主演の学園コメディ。前評判が高く、昨年公開された同監督の『ステイ・フレンズ』が傑作だったこともあり公開を熱望していたのだが、謎の邦題を付けられてのDVDスルーとなった。個人的にDVDスルー作品はチープな邦題も含めてがんばって愛するというのが私のスタンスです。劇場公開されても私の地元で公開される可能性は極めて薄いので別によかったとおもいます。結論から言いますが、今年のベスト1です。 学校で脚光を浴びることのなかったオリーブ(エマ・ストーン)は友達関係にありがちな面倒ごとを避けるために些細なウソ(「大学生の彼氏に処女を捧げた」)をついてしまう。ウソは瞬く間に広がり、まんまとビッチのレッテルを貼られてしまったオリーブは開き直り「にせビッチ」として学園を闊歩するのだった。 もともとは脚のバート・V・ロイヤルがハイスクールを舞台

    『小悪魔はなぜモテる?!』(ウィル・グラック)―またはビッチに関する短い考察 - Devil's Own
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    DieSixx 2012/02/09
    ぜひに!感想ふつうにきになるところです。>id:katokitiz
  • 『恋の罪』(園子温)上 - Devil's Own

    "Guilty of Romance"2011/JP かねてから苦手意識を持っていた園子温ではあるが、ここへきてはっきりと「嫌い」まで振り切れる作品に出合ってしまった。題材への浅はかさ、男根主義的なセックス観、過剰な露悪性、中途半端にブンガクをたしなむ俗物根性・・・すべてが辛かったですね。特に女性に対する勘違いぶりが当に気持ち悪かった。平塚らいてうが憤死するレベルですね。このブログで否定的な感想を書くことは少ないのですが園作品に対する自分の立ち位置を整理する意味でも書き留めておきたいとおもう。言うまでもなくこれ私の考えなのでリテラシー低い人は読まないようにしてくださいね。『愛のむきだし』批判したときみたいに妙な揚げ足とりされるのはまっぴらなので。 まず東電OL殺人事件をモチーフに女性を描くことに、そもそもの違和感があるんですよね。自宅アパートで殺害された東電のエリート女性社員は夜な夜な街

    『恋の罪』(園子温)上 - Devil's Own
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    DieSixx 2012/01/18
    指摘受けたところ含め言葉足らずだったぶぶんをもう少し考えてみました。よろしければこちらもお願いしますhttp://d.hatena.ne.jp/DieSixx/20120117/p1
  • 人生に影響を与えた45曲 - Devil's Own

    あちこちで流行っているので私も選んでみた。45曲もあると良い感じに自意識が薄まっていいですね。私は音楽をやらないので「影響」というのはやや語弊があるが、例えばその曲を聞いただけで初めて聞いたときの感覚やよく聞いていた時期のことを条件反射的に思い出してしまうような、個人的な記憶と分かちがたく結び付いているような曲を中心に選びました。私にとっては聞くだけでなつかしさで涙腺を刺激されてしまうような曲たちです。学生のときに聴いた曲が多くなったけど、私の音楽の好みは大きく2系統あって、ひとつがブラックミュージックの影響下にあるギターロック、もうひとつが洗練されたアレンジとコーラスワークのポップソング。こうした好みを決定付けたのは幼いころに浴びるほど聞いたビートルズとカーペンターズだ。なので最初この2組が5曲ずつくらい選んでいたのだが結局1曲ずつにしぼりました。後で気が付いたけど両者ともバート・バカラ

    人生に影響を与えた45曲 - Devil's Own
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    DieSixx 2012/01/12
    ステラスターに反応してもらえるとは!
  • さようなら2011(映画編) - Devil's Own

    メリークリスマス。いえーい。最後に映画のベスト10です。転職に伴い私も地方ブロガーへ。都心に住んでいた頃とくらべ話題作を見逃し歯がゆい思いをすることも多かった。出張の合間に見に行ったり、たまの休日に福岡まで遠征してみたりもした結果今年の劇場観賞数はのべ71、リバイバル上映や再見を差し引くと新作は1月14日に見た『きみがくれた未来』から12月26日に見た『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』までの56でした。例年よりがくんと減ってしまったが充実度では例年以上だった印象。悩みに悩んだが今年はこの10でお願いします。 1.『ブラック・スワン』(ダーレン・アロノフスキー) "Black Swan"2010/US 2.『ソーシャル・ネットワーク』(デヴィッド・フィンチャー) "The Social Network"2010/US 3.『猿の惑星:創世記』(ルパート・ワイアット)

    さようなら2011(映画編) - Devil's Own
    DieSixx
    DieSixx 2011/12/27
    確かにこうして見ると女優賞はミラ・クニス、男優賞はジャスティン・ティンバーレイクで決まりですな。
  • さようなら2011(AV編) - Devil's Own

    DieSixx
    DieSixx 2011/12/22
    ちがうんです。今年のAVを振り返ったら結果としてやられまくるAVばかりになったんです…はい、クズですよね。
  • 『ブレックファスト・クラブ』(ジョン・ヒューズ) - Devil's Own

    "The Breakfast Club"1985/US かねてからジョン・ヒューズの影響を指摘されていた『仮面ライダーフォーゼ』だが、第7、8話ではヒューズの代表作『ブレックファスト・クラブ』にストレートにオマージュを捧げたエピソードが登場した。ジョックス(体育会系いじめっこ)の大文字隼が主人公らの仲間になるまでのエピソードで三条陸のシナリオ構成が光る好編だったとおもう。格的にスクールカーストを描いた初めての作品として(厳密には『アニマル・ハウス』などもあるが)映画史に燦然と輝く『ブレックファスト・クラブ』は制作からは既に四半世紀。私ももちろんリアルタイムでは見ていない。最近リリースされたBDを『フォーゼ』に合わせて何度か見返したので書いておきたいとおもう。ちなみにこのBDには日語吹き替えが収録されているのだが、これがすごくいい。DVDにはなかったし「きもい」「うざい」などのせりふがあ

    『ブレックファスト・クラブ』(ジョン・ヒューズ) - Devil's Own
    DieSixx
    DieSixx 2011/10/31
    30周年おめでとう!というわけで数年前に書いた感想をつぶやいておきます。
  • 大切なことは全て君が教えてくれた - Devil's Own

    恐ろしい地震です。被災地の方々のご無事を心よりお祈りいたします。私は新しい職場の研修で長崎にいて今日東京に戻りました。長崎で被害は皆無でしたが、職種上大混乱でした。共同通信のメール仕分けしたり、号外配ったりしてくたくたになって帰ると、テレビでは次々と凄惨な映像が映し出され、妹は仙台の友達から連絡がこないって泣いてる。恐ろしさにふるえました。一応安否の確認だけはとれていた恋人に連絡したら、会社から家に帰れなくなって今夜は泊まりだという。遠くの友達や恋人に、私は何もしてあげられない。目の前で大変なことが起きているのにその渦中にいないことの後ろめたさと無力感に途方に暮れました。twitterのタイムラインにはRTされた知らない人のアカウントがずらり。情報が錯綜していて、善意と悪意が平等に流れていくような、どこか異様なテンションを感じて何も言えなくなってしまった…。いつものようにのんきに映画

    大切なことは全て君が教えてくれた - Devil's Own
    DieSixx
    DieSixx 2011/03/13
    はは!われわれウルトラ兄弟ですね!
  • 『ローラーガールズ・ダイアリー』(ドリュー・バリモア) - Devil's Own

    "Whip It"2009/US 昨年公開された映画の中でも、傑作として推す人も多かった『ローラーガールズ・ダイアリー』をDVDで再見した。私も大好きな映画で、年間ベストとしても挙げていたのだけれど、公開以来見返してちょっと尋常じゃないくらいぼろ泣きしてしまいました。この映画、見れば見るほど当によく出来てるんだよね。公開当時にはこのブログでも感想を述べたが、書き足りない部分も多いので、振り返りつつ整理しておきたいとおもいます。ネタバレ前提です。 ヘアカラーを落とすことができず、青い髪のまま美人コンテストに出場する羽目になる主人公ブリス(エレン・ペイジ)。エレン・ペイジの気まずい表情が笑いを誘うこの導入部だけで、彼女が身をおいている状況が端的に示されている。母親が推奨する50年代的な女性観に少なからず違和感を抱いてはいるが、かといってほかにしたいこともないので母親の期待する従順な娘を演じて

    『ローラーガールズ・ダイアリー』(ドリュー・バリモア) - Devil's Own
    DieSixx
    DieSixx 2011/02/22
    ちょっと、みんな『ローラーガールズ』好きすぎだろw公開当時よりブクマ数多いあたり、この映画の波及ぶりがよくわかる。ドリューあいしてる!誕生日おめでとー!!
  • 今すぐ使える!映画ドラえもん全作品レビュー - Devil's Own

    あけまして、ぼくドラえも…すみません発作が。あけましておめでとうございます。ダイシックスです。今年もよろしくおねがいします。 かねて予告していた通り年末に劇場映画ドラえもん全30作を見終えました。作品ごとにtwitterで感想をつぶやいていたのですが、140文字では表現しきれない部分もあるので、これを基にした全作レビューをまとめておきます。一応、これが私の感想文決定稿です。冬休みの宿題や受験の手引きなどにどしどし活用していただければいいかとおもいます。 後日追加:ネタバレ含みますので各自ご判断願います。 1.『恐竜』〜『大魔境』 「大長編ドラえもん」は映画化を前提とした連作シリーズで、第18作『ねじまき都市冒険記』まではほぼ毎年、藤子・F・不二雄自身の手で原作が描かれている(病床に伏していた1988年『パラレル西遊記』を除く)。藤子氏が手掛けた大長編を見たり読んだりしていると、その多くが「

    今すぐ使える!映画ドラえもん全作品レビュー - Devil's Own
    DieSixx
    DieSixx 2011/01/05
    もとひら了氏、スタジオぬえの記述訂正しました。ご指摘ありがとうございます!
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