重さわずか4kgの超小型衛星EGG (re-Entry satellite with Gossamer aeroshell and GPS/Iridium) は、2017年1月16日に国際宇宙ステーションの日本実験棟「きぼう」から放出後、イリジウム衛星通信サービスを用いた衛星運用、展開型エアロシェルを用いた大気圏突入など、予定していた一連の実証実験を完了しました。 この実験の成功は、「インターネット接続機器」感覚での簡便かつ低コストな人工衛星運用、超小型着陸機による低コスト惑星探査の実現、また、超小型衛星が宇宙から"モノ"を持ち帰る新サービスの実現など、宇宙機の新しい技術への道を拓いたといえます。 展開型エアロシェル実験超小型衛星(EGG) 展開型エアロシェル実験超小型衛星「EGG」の大気圏突入(記者説明会資料)