カリフォルニアの山間の湖の上空に広がる天の川。銀河系の渦状腕の1つの中にいる私たちからは、ディスクの内側の密度の高い部分は星々の帯のように見えるが、銀河系の全体像を把握するのは難しい。(PHOTOGRAPH BY BABAK TAFRESHI, NAT GEO IMAGE COLLECTION) 私たちの銀河(天の川銀河、銀河系)の星の地図をつくったところ、銀河の円盤部(ディスク)はフリスビーのように平らではなく、ねじれてゆがんでいることがわかった。ディスク内にらせん状に伸びる渦状腕(渦巻き状のパターン)を横から見ることができたら、S字状に曲げられたレコード盤に似ているだろう。(参考記事:「過去最大の3D宇宙マップが完成」) ポーランド、ワルシャワ大学のドロタ・スコーロン氏のチームが、このほど学術誌『サイエンス』に発表した論文によると「銀河系のねじれはかなり大きいので、横から見られれば、は