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2022年7月8日のブックマーク (8件)

  • 京大と鹿島建設、月や火星での社会システム構築のための共同研究をスタート

    京都大学(京大大学院 総合生存学館 SIC有人宇宙学研究センター)と鹿島建設は7月5日、大きく3つの構想を掲げ、月や火星において、衣住を可能にし、社会システムを構築するために向けた共同研究に着手することで合意したことを、記者会見で発表した。 会見には、京大大学院 総合生存学館の積山薫学館長/教授、京大大学院 総合生存学館 SIC 有人宇宙学研究センターの山敷庸亮センター長/教授、鹿島建設の福田孝晴専務執行役員、鹿島建設社 関西支店 設計部の大野琢也副部長(鹿島建設 技術研究所/京大大学院 総合生存学館 SIC 有人宇宙学研究センター 特任准教授兼任)に加え、山崎直子 元JAXA宇宙飛行士(京大大学院 総合生存学館 特任准教授兼任)も参加した。 2020年代末にはアルテミス計画によって、月面に恒久的な有人拠点が建設される計画だ。このように宇宙での人類の生活が現実味を増すにつれ、月面などの低

    京大と鹿島建設、月や火星での社会システム構築のための共同研究をスタート
  • 月は地球のマグマオーシャンからできた<プレスリリース<海洋研究開発機構 | JAMSTEC

    1. 発表のポイント ◆現在の地球及び月を作った原因とされる、巨大衝突仮説と呼ばれる現象のコンピュータシミュレーションを行い、月が原始地球のマグマオーシャンと呼ばれるマグマの海から作られた可能性があることを突き止めた。 ◆これまで、アポロ計画で月から持ち帰った岩石に含まれる様々な元素の同位体比測定結果は、巨大衝突仮説に基づく従来のシミュレーションの結果と矛盾することが指摘されていた。 ◆成果は、大規模粒子計算法のためのコード開発の知見があって初めて成された物であり、今後は惑星科学分野のみならず、幅広い応用が防災・工学分野等において期待される。 2. 概要 国立研究開発法人海洋研究開発機構(理事長 平 朝彦、以下「JAMSTEC」という。)付加価値情報創生部門 数理科学・先端技術研究開発センター 細野 七月 特任技術研究員らは、現在の地球及び月を作った原因とされる、巨大衝突仮説と呼ばれる現

    Ditty
    Ditty 2022/07/08
  • 地球の大気と海はマグマオーシャンと隕石の重爆撃で形成された、東工大が解明

    東京工業大学(東工大)は11月9日、地球の炭素・窒素・水の量の起源を理論的に研究し、惑星形成時におけるマグマオーシャンへの水の溶け込みと、その後の多数の小惑星(隕石)の地球への落下によって、地球の大気と海を同時に再現する地球形成モデルを構築することに成功したと発表した。 同成果は、東工大 理学院 地球惑星科学系の櫻庭遥大学院生、同・太田健二准教授、東工大 地球生命研究所の黒川宏之特任助教、同・玄田英典准教授らの研究チームによるもの。詳細は、英オンライン総合学術誌「Scientific Reports」に掲載された。 地球をはじめとする岩石惑星は、原始惑星系円盤の乾燥したスノーラインの内側領域で誕生した。なおかつ惑星形成の終盤においては、微惑星や原始惑星同士の激しい衝突・合体や、短寿命の放射性物質が壊変する際に放出される熱によって、全球が溶解したマグマオーシャンとなっていたと考えられている。

    地球の大気と海はマグマオーシャンと隕石の重爆撃で形成された、東工大が解明
    Ditty
    Ditty 2022/07/08
  • 隕石衝突が生命の起源? 地学研究者が見つけた有機物誕生のストーリー|バックナンバー Vol.37|島津製作所 広報誌 ぶーめらん|ぶーめらん お客様とのコミュニケション誌|ブーメラン

    地学と分子生物学。一見、縁が遠そうな2つの学問の間に、人類最大の謎を解き明かすヒントがあった。生命に不可欠である有機物はどのようにして生まれたのか。その解明に心血を注ぐ、東北大学大学院 理学研究科地学専攻 古川 善博 助教に話を伺った。 隕石の衝撃が生命の材料を生んだ? 誕生から間もない太古の地球。そこは二酸化炭素と窒素に満ちた灼熱が支配する世界で、巨大隕石や小惑星がたびたび衝突し、莫大なエネルギーを放出。そのたびに海はたけり狂い、地表を洗いつくした。 一見、生命とは無縁の死の世界。だが、その過酷な環境こそが実は生命のゆりかごだったとする説がいま力を帯びている。「そのころ地球に存在していたのは水、アンモニア、二酸化炭素などの無機化合物ばかり。しかし生命のパーツとなるアミノ酸やDNA、RNAを構成する核酸塩基はいずれも有機物です。これがどうやって生まれたのか。そのストーリーの鍵を握るのが隕石

    隕石衝突が生命の起源? 地学研究者が見つけた有機物誕生のストーリー|バックナンバー Vol.37|島津製作所 広報誌 ぶーめらん|ぶーめらん お客様とのコミュニケション誌|ブーメラン
  • 隕石衝突でアミノ酸生成 太古の地球と火星では大気主成分を材料として生命分子が生成された!

    【発表のポイント】 隕石衝突反応の模擬実験を行い、衝突によって二酸化炭素、窒素、水、隕石鉱物からアミノ酸が生成することを明らかにしました。 生命誕生前の地球大気の主成分と海洋の主成分、隕石の主要鉱物から、タンパク質の材料であるアミノ酸が生成することを示したものです。 約40億年前の火星でも、衝突によって生命の材料分子が生成していた可能性を示しています。 【概要】 生命誕生前の地球の大気は二酸化炭素と窒素が主成分と考えられており、そのような環境で生命の材料分子が生成する条件は非常に限定的と考えられてきました。東北大学理学研究科の古川善博准教授らの研究グループは、二酸化炭素、窒素ガスを炭素源と窒素源として、太古の地球に小惑星や隕石が高速で衝突することによって、タンパク質を作るアミノ酸が生成することを明らかにしました(図1)。この研究結果は、地球上において普遍的に存在した大気成分から生命材料が生

    隕石衝突でアミノ酸生成 太古の地球と火星では大気主成分を材料として生命分子が生成された!
  • たくさんの小惑星の衝突が地球の大気と海水の量を決定づけた 地球の炭素・窒素・水の量を再現する形成モデルを構築

    要点 多数の小惑星の衝突によって地球大気の大部分が宇宙空間へと失われたとする仮説を理論モデルで実証 水や有機物の起源とされる小惑星と地球では、炭素・窒素・水の存在比が異なる謎を解明 今後の小惑星リュウグウ試料の分析結果の価値をさらに高める研究成果 概要 東京工業大学 理学院 地球惑星科学系の櫻庭遥大学院生(博士後期課程3年)、太田健二准教授、地球生命研究所(ELSI)の黒川宏之特任助教および玄田英典准教授らは、地球の炭素・窒素・水の量の起源を理論的に研究し、地球の大気と海を同時に再現する地球形成モデルを構築することに成功した。 地球の大気や海水は、はやぶさ2が探査した小惑星リュウグウ[用語1]のようなC型小惑星[用語2]によって供給されたと考えられている。しかし、地球とC型小惑星の炭素・窒素・水の存在比が異なることは大きな謎であった。そこで櫻庭遥大学院生らの研究チームは、天体衝突によって地

    たくさんの小惑星の衝突が地球の大気と海水の量を決定づけた 地球の炭素・窒素・水の量を再現する形成モデルを構築
    Ditty
    Ditty 2022/07/08
  • 東工大教授 関根康人×JAMSTEC 高井研:特別対談「生命の起源」を探す旅−前編|三菱電機 DSPACE

    —お二人が出会ったきっかけはなんでしょうか? 高井研(以下、高井): ファーストコンタクトは、2010年頃だと思います。関根さんがJAMSTECにある圧力鍋のような実験装置で、土星の衛星エンケラドゥス内の海の熱水環境を再現して実験をされていた時です。 —高井さんに2015年にDSPACEで初めて取材に伺ったのも、土星探査機カッシーニが衛星エンケラドゥスから噴き出す物質の中にナノシリカを発見、関根さんたちが世界で初めてJAMSTECの実験装置(通称「圧力鍋」)でエンケラドゥスの海で岩石と熱水が反応してナノシリカができるという再現実験に成功したのがきっかけでした。 —エンケラドゥスからなぜナノシリカが噴き出すか、宇宙物理学などの研究者はわからなかったのに、なぜ関根さんはわかったんですか? 関根: シリカができる場所は地球上にたくさんあります。温泉だったり熱水だったり。地球科学者にとっては常識で

    東工大教授 関根康人×JAMSTEC 高井研:特別対談「生命の起源」を探す旅−前編|三菱電機 DSPACE
  • 【vol.5】地球の海から宇宙の海へ、生命の起源を求める探究者の旅は続く | 三菱グループサイト

    地球生命の起源と進化を解明するため、JAMSTECの有人潜水船「しんかい6500」に50回以上乗船し、深海微生物の研究に取り組んできた高井 研氏は、独自の実験装置を開発しながら世界初、太古の地球を模した「隕石-海水衝突」の実験にも挑戦し、有機物の関与を探っています。生命の誕生という誰もが好奇心をかきたてられる疑問の解明に向かう研究の最前線のお話しを聞かせていただきました。 【vol.5】地球の海から宇宙の海へ、生命の起源を求める探究者の旅は続く高井 研氏/国立研究開発法人 海洋研究開発機構(JAMSTEC)超先鋭研究開発部門 部門長 2400年前のアリストテレスの時代から、人類は生命の起源を追い続けてきました。さまざまな所説が出るなかで、ユーリー・ミラーが1953年に原始地球の大気の組成に似た元素を紫外線や放電で化学反応させ、生命に不可欠な有機物の合成に成功したことは大きなターニング・ポイ

    【vol.5】地球の海から宇宙の海へ、生命の起源を求める探究者の旅は続く | 三菱グループサイト