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  • 安岡孝一の日記: コンピュータのキーボードはなぜQWERTY配列なのか

    どうやってQWERTY配列は主流となったかのコメントにも書いたのだが、「コンピュータのキーボードはなぜQWERTY配列なのか」という問に対して「タイプライターがQWERTY配列だったから」というのは、答として不十分だ。電卓と電話ですらキー配列が違うのだから、タイプライターとコンピュータのキー配列が同じでなければならない理由はない。では、なぜアルファベットに関しては同じなのか。そもそも、どうしてコンピュータの入力インターフェースは、キーボードが主流なのか。A.R.N.[日記]やKameno's Digital Photo Logにもコメントしたが、コンピュータの入力インターフェースがQWERTYキーボードになってしまった歴史的理由の1つには、テレタイプの存在があると考えられる。 1901年にテレタイプの原型を完成した際、Donald Murrayはキー配列として、タイプライターのQWERTY

    DocSeri
    DocSeri 2006/02/21
  • 安岡孝一の日記: QWERTY配列に対する誤解

    知識plusにも書いたのだけど、QWERTY配列に対する誤解は、あまりに多い。とりあえず、橋毅彦の『〈標準〉の哲学』(講談社, 2002年3月)から、以下の部分を取り上げてみることにする。 ショールズは、自分の作りたてのタイプライターでは、キーを素早く叩くと、キーの動きを印字に伝える金属棒(タイプバー)がからまってしまうことに気づいた。何とかタイプバーがからまないような工夫はないものか? そこでショールズは、キーの配列を変え、続けて打たれるようなキーがキーボード上に離れてあるよう配列し直した。その結果、キーを叩くスピードは遅くなったが、タイプバーはからまないようになった。その配列こそが、現在の標準配列として生き残ることになったQWERTYの配列だったのである。 アルファベット2文字の組み合わせのうち、英語では「th」を続けて打つことが最も多いのだが、この2字はQWERTY配列では非常に近

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    DocSeri 2006/02/21
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