ブックマーク / www.aist.go.jp (11)

  • 産総研:カーボンナノ構造体を利用した可搬型X線源を開発

    X線検査装置は、医療診断、構造物の非破壊検査、工業製品の検査、空港等の手荷物・貨物検査など様々な分野で利用されており、安心・安全な社会の実現のためには今後も利用機会が増えると予想される。これらに用いられているX線源は、ヒーターやフィラメントを使って電子を陰極から放出し、陽極のターゲットに入射させてX線を出す方式であり、陰極が一定温度になるまで長時間を要するため、起動時間が長く、また、X線を発生していない時もヒーターに電力を供給するため電力消費が大きい。また、長時間の通電によるヒーター・フィラメントの劣化などの問題がある。特に非破壊検査や医療診断などの可搬性能が望まれる用途場面では、起動時間や電力消費のために利用範囲が制限されていた。 計測フロンティア研究部門では、省エネ型電子加速器の開発および高エネルギーX線の利用研究を行ってきており、2007年には乾電池駆動の電子加速器・高エネルギーX線

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    DocSeri 2009/03/22
  • 産総研:人間に近い外観と動作性能を備えたロボットの開発に成功

    リアルな頭部と日人青年女性の平均体型を持つ人間型ロボットを開発 人間に近い動作や音声認識にもとづく応答を実現 エンターテインメント分野や人間シミュレーターとして機器評価への応用に期待 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 吉川 弘之】(以下「産総研」という)知能システム研究部門【研究部門長 平井 成興】ヒューマノイド研究グループ 梶田 秀司 研究グループ長らは、人間に近い外観・形態を持ち、人間に極めて近い歩行や動作ができ、音声認識などを用いて人間とインタラクションできるヒューマノイドロボット(サイバネティックヒューマン、以下「HRP-4C」という)を開発した。 HRP-4Cは、身長158cm、体重43kg(バッテリー含む)で、関節位置や寸法は日人青年女性の平均値を参考に、人間に近い外観を実現した。歩行動作や全身動作はモーションキャプチャーで計測した人間の歩行動作や全身動作を参考にし

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    DocSeri 2009/03/16
    ちょw産総研なにやってんのww/頭部デザインにあの企業が関ってるのかどうかが気になる。
  • 産総研:シアン化合物を使わない無電解金メッキ法を開発

    毒物のシアン化合物を使わず、安全で環境にやさしい金メッキ法 絶縁体であるプラスチックに常温で金メッキが可能 基材への煩雑な前処理をすることなく高い密着性を実現 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 吉川 弘之】(以下「産総研」という)ナノテクノロジー研究部門【研究部門長 南 信次】ナノ科学計測グループ【研究グループ長 村上 純一】堀内 伸 主任研究員、中尾 幸道 元主任研究員は、毒性の強いシアン化合物を用いず、様々なプラスチック基材との密着性の良い無電解金メッキが可能な方法の開発に成功した。 無電解メッキは、プラスチック等の絶縁材料や複雑な形状の部品へ金属メッキを施す方法として、電子部品(プリント配線板など)や自動車部品(ホイルキャップ、ハンドルなど)、事務用品等に採用されており、産業にとって不可欠な技術となっている。特に金メッキは、電気伝導性、低接触抵抗、耐性、ハンダ付け性、耐摩耗

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    DocSeri 2008/09/19
    しかし金/白金だから王水使ってコロイド作るわけで、反応性からこの方法で鍍金不可能な素材も多そうなんだけど、その辺どうなってるのか。
  • 産総研:乾電池で動作する超小型電子加速器を開発

    社会の安全を確保しつつ環境・資源を守るには、工業製品・各種設備・建造物について、それらの安全性を確認しながら可能な限り長期間にわたって有効に利用することが必要である。この安全性の確認のため、物を壊さないで測る非破壊検査の重要性が高まってきている。特に、建物などの構造物や工場プラント等では、検査したい物を移動することができないので、その場で使用する非破壊検査機器が必須である。X線透過検査法は非破壊検査の主要な方法の一つであり、この検査を現場で行うために可搬型のX線検査装置が市販されている。しかし、これらのX線源は主にX線管に高電圧を印加して電子をターゲットに当ててX線を発生する管球型のX線源である。この管球型のX線源はX線のエネルギーが高くなると高電圧の絶縁部が大きく重くなり、狭い場所に持って行くことができない。そのため、プラントの配管や建造物の狭い場所の非破壊検査を行う場合、管球型のX線源

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    DocSeri 2007/10/23
    非破壊検査などに。
  • 産総研:光る有機ナノチューブの作製に成功

    蛍光分子を製造時に混ぜるだけで、光る有機ナノチューブを作製。 有機ナノチューブを4色に光らせることに成功。 薬剤を充填した有機ナノチューブの運搬状況を生体内で観察できる可能性。 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 吉川 弘之】(以下「産総研」という)界面ナノアーキテクトニクス研究センター【研究センター長 清水 敏美】高軸比ナノ構造組織化チーム 浅川 真澄 主任研究員は、分子が自己集合して形成する有機ナノチューブ(オーガニックナノチューブAIST®以下「ONT-AIST」という)に蛍光分子を取り込ませることで、蛍光を発光するナノチューブ(以下「発光性ONT-AIST」という)を開発した(図1)。 今回開発した発光性ONT-AISTは、両親媒性分子が溶液中で自己集合する過程に蛍光分子を加えることにより、発光する有機ナノチューブを得たもので、ナノチューブの管壁中に蛍光分子が安定に埋め込まれ

  • 産総研:有機ナノチューブで内径50nmのナノピペット作製に成功

    有機ナノチューブ(内径50 nm)をマイクロマニピュレーション技術によりガラス製マイクロピペット(内径1,800 nm)の先端に固定 市販極微量ピペット注入システムの百分の1~一万分の1量の溶液噴出が可能に 単一細胞内への有用物質の超極微量注入・吸引による医療応用や分析応用に期待 国立大学法人 名古屋大学【総長 平野 眞一】(以下「名古屋大学」という)大学院工学研究科【研究科長 小野木 克明】マイクロ・ナノシステム工学専攻 福田 敏男 教授の研究グループと、国立大学法人 東北大学【総長 井上 明久】(以下「東北大学」という)大学院工学研究科【研究科長 内田 龍男】バイオロボティクス専攻 新井 史人 教授、および独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 吉川 弘之】(以下「産総研」という)界面ナノアーキテクトニクス研究センター 清水 敏美 研究センター長と高軸比ナノ構造組織化研究チームは共同

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    DocSeri 2007/08/01
    界面活性剤にナノチューブを形成する性質があるとは思わなかった。
  • 産総研:共生細菌による昆虫の害虫化の発見

    マルカメムシという豆類の害虫について、ダイズなどの作物を物として利用できる性質が、昆虫自身の遺伝子ではなく腸内共生細菌によって決まることを発見。 昆虫の進化や害虫化の起源に新たな観点を与えるとともに、害虫防除の新規標的として共生細菌の可能性を示唆する。 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 吉川 弘之】(以下「産総研」という)生物機能工学研究部門【部門長 巌倉 正寛】生物共生相互作用研究グループ 深津 武馬 研究グループ長、細川 貴弘 協力研究員らは、マルカメムシという豆類の害虫が、ダイズなどの農作物を物として利用できる性質を、昆虫自身の遺伝子ではなく腸内共生細菌が決定していることを明らかにした。 昆虫はもともと自然界で野生の植物を物として利用していた。その中から多量かつ単一に栽培される農作物を利用する能力を獲得した特定の遺伝的系統が、「新興害虫」として蔓延して大きな農業被害を引

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    DocSeri 2007/06/13
    共生菌により食害可能な作物が変化する例。
  • 産総研:南極氷中のエアハイドレートの三次元的な可視化に初めて成功

    南極氷中に形成されるエアハイドレートを新しく開発した低温測定用試料容器中で保持し、位相コントラストX線CTにより、高感度かつ非破壊的に三次元的に可視化することに成功した。 同時に、エアハイドレートの精密な密度測定が可能になった。過去数十万年の地球環境の変動を読み取ることが可能になるものと期待される。 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 吉川 弘之】(以下「産総研」という)計測フロンティア研究部門【部門長 一村 信吾】ナノ移動解析研究グループ 竹谷 敏 研究員、田 一匡 グループ長は、株式会社 日立製作所【執行役社長 古川 一夫】(以下「日立」という)、国立大学法人 筑波大学【学長 岩崎 洋一】(以下「筑波大」という)および大学共同利用機関法人 高エネルギー加速器研究機構【機構長 鈴木 厚人】(以下「KEK」という)との共同研究、および国立大学法人 北海道大学 低温科学研究所【所長

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    DocSeri 2006/07/26
  • 産総研:たった一個の歯の細胞から骨、肝臓の再生に成功

    発表・掲載日:2006/03/07 たった一個の歯の細胞から骨、肝臓の再生に成功 -抜歯時に捨てられていた歯の細胞から骨細胞と肝細胞への分化- ポイント 抜歯時に捨てられていた親知らずの組織(歯胚)から、種々の組織・臓器へなりうる幹細胞の単離・増殖に成功した。 増殖能と分化能に優れた細胞(間葉系幹細胞)をふやす技術を確立した。 動物実験で生体内において骨組織と肝臓が再生することを確認し、さまざまな臓器の再生医療に応用できることを示した。 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 吉川 弘之 】(以下「産総研」という)セルエンジニアリング研究部門【部門長 湯元 昇】組織・再生工学研究グループ 大串 始 研究グループ長および 池田 悦子 研究員は、国立大学法人 大阪大学【総長 宮原 秀夫】薬学研究科 八木 清仁 教授と協力して、抜歯した親知らずの歯胚から未分化な間葉系幹細胞を単離・増殖し、動物

  • 産総研:蛍光性ナノ粒子で微量タンパク質の高感度検出を可能に

    バイオイメージング、バイオ計測、光増感剤などの光学材料として最適な高発光性かつ水溶性の量子ドットの合成に成功した。 この量子ドットを用いてタンパク質やDNA/RNA計測用ナノバイオハイブリッド材料の開発にも成功した。 抗体を用いた微量タンパク質検出法(イムノブロット法)に応用し、蛍光性ナノ粒子による細胞中の微量タンパク質の検出・定量に新たな可能性を拓いた。 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 吉川 弘之】(以下「産総研」という)実環境計測・診断研究ラボ【ラボ長 坂 満】の大庭 英樹 主任研究員とルミアナ バカロヴァ 招聘研究員らは、これまでにない優れた特性を有する蛍光性量子ドットを新たに合成し、この量子ドットを用いてタンパク質やDNA/RNA計測用のナノバイオハイブリッド材料の開発に成功した。さらに、この新材料が抗体を用いた微量タンパク質検出法(イムノブロット法)に応用できる事を世

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    DocSeri 2006/02/17
  • 産総研:「押す・引っ張る・浮き上がる」を体感、バーチャルリアリティ分野における画期的な力覚感覚提示インターフェイスを開発

    発表・掲載日:2005/04/11 「押す・引っ張る・浮き上がる」を体感、バーチャルリアリティ分野における画期的な力覚感覚提示インターフェイスを開発 -視覚障害者にも優しいモバイル・ユビキタス社会の実現に向けて- ポイント 従来のバーチャルリアリティにおける力覚感覚提示インターフェイスは、ワイヤやアームが人間の動きを拘束し操作を制限するなどの問題点があった。 新開発のGyroCubeテクノロジーを用い、ワイヤで吊ったりアームで支えることが不要な、3次元空間の任意の方向に並進力と回転力の両方の感覚を提示するハイブリッド型力覚感覚提示インターフェイス"GyroCubeSensuous"を開発。 人間の感覚特性を利用することにより、手に持ったGyroCubeSensuousが重くなったり、軽くなったり、ついには、浮き上がって感じられる、力覚感覚のイリュージョン効果を実現。 応用は、医療・福祉・宇

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    DocSeri 2005/04/12
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