30日朝早く、兵庫県三田市の住宅で28歳の男性が頭などを包丁で刺されて死亡し、警察は男性の6歳年下の弟で大阪大学の学生が包丁で兄を刺したとして逮捕し、殺人の疑いで詳しいいきさつを調べることにしています。 警察などが駆けつけると、住宅の2階の部屋で大阪経済大学大学院に通う細谷竜己さん(28)が頭などから血を流して倒れていて、病院に運ばれましたがまもなく死亡しました。 警察は竜己さんの弟で現場で包丁を持っていた大阪大学基礎工学部4年生の細谷早志容疑者(22)が竜己さんを刺したとしてその場で逮捕しました。 警察によりますと、早志容疑者は調べに対し「家にあった包丁で兄を殺そうと刺した」と容疑を認めているということです。 この家には兄弟と両親の4人で住んでいて、父親は「物音がしたので見に行くと兄がベッドの上にあおむけに倒れていて弟がその横にいた。2人は物音などをめぐってふだんから仲が悪かった」と話し