おっさんになったせいか、企業家の成功譚やら商売の苦労話が好きになった。日本の話も面白いのだが、どうにかして法や慣習の裏をかこうと13億人が頭を回転させている中国の話は、より強烈なものが多い。 というわけで、2011年9月29日付南方週末が「ディス・イズ・中国人」という、素晴らしい中国ビジネス話を報じていたのでご紹介したい。タイトルは「“蟹券”疯狂:送礼经济中的商业模式」(熱狂の『蟹券』=贈答経済のビジネスモデル)だ。 「蟹券」という聞き慣れない単語は「上海ガニの引き替えクーポン」を指す。ここ数年、この「蟹券」が大流行。上海ガニは例年9月から12月がシーズンだが、今では蟹業者の多くは、シーズンに入る前のクーポン販売で売り上げを得ているという。 正宗阳澄湖大闸蟹--帮客户拍得一组照片 / kittysara ■クーポン化とグルーポン系サイト 生きた蟹を売る商売からクーポン(業界では「紙蟹」とい
リーマン・ショックに端を発した米国発の金融危機前後、筆者は中国随一の交通要衝地帯「中原」に位置する河南省鄭州市に赴き、求職に飢える失業者たちを取材した。 前回コラム「激変する中国内陸部、自信深める労働者」では、2008年末と2009年末間における労働市場の変化をリポートさせていただいた。 2010年末、三度目の正直と言うべきか、真の姿を求めて筆者は鄭州駅から2キロほどの位置にあり、失業者たちが自発的に「主催」する「二馬路労働市場」(以下、「市場」)を再訪した。 実は《河南テレビ》年末番組の収録も兼ねていたので、鄭州空港には大学を卒業したばかりの同テレビ局新人記者Cさんが、運転手付きのハイヤーで迎えに来てくれた。 空港高速道路を抜け市内に入ると、C記者は「鄭州東区」という開発理念を紹介してくれた。歴代王朝の都にもなったことのあるお隣の開封市とも連合し、「開発区」として建設中。 国際化を意識し
宋明理学(そうみんりがく)は、中国の宋代から明代にかけて流行した思想を指す言葉で、朱子学と陽明学のこと[1]。宋以後の思想史の中で最も重要な位置を占める[1]。宋代・明代の儒学を代表するテーマが「理」であることからその名がつき、単に「理学」とも呼ばれる。 その新しい思想傾向を強調して「新儒教」とも称され[2]、英語では Neo-Confucianism と訳される(現代の新儒家(現代新儒学)とは別物である)。また、宋明理学のうち、北宋・南宋の学術は特に宋学と呼ばれる[3]。 その起源は中唐の韓愈や柳宗元らに求められる。それまでの経典解釈学的な儒学(漢唐訓詁学)は批判され、人間の道徳性や天と人を貫くことわり(理)を追求することこそ学問であるとされた。このことは文学史上の古文復興運動と連動しており、文章は修辞などによる華麗さを追求するものではなく、道を表現するための道具であるとされた。 宋代に
反日デモで、冷静な中国人が頭痛の種とする、よくわかんないけど反日な人々。彼らを「憤青」、フェンチンという発音が転じて同音語の「糞青」という言葉があるが、彼らのステレオタイプ的な文章を翻訳し紹介する。反日デモが暴動したりよくわかんないベクトルに走ったりする背景には全部の中国人でないにしろ、こういう何も考えない人や日本について全く興味を持たないで先入観と頑固頭で動く人が各地に相当数含まれていて動いているんじゃないか。 参考資料 ものを考えない、中国のインターネット世代「憤青」 それとあらかじめ書いておくけど本当に長くてごめん。 40歳のおっさん糞青「俺は反米、反日だ」(40歳老”憤青”対我説:我就要反美反日) インタビュアー「おいくつですか?」 糞青「40歳」 インタビュアー「40歳でもまだ糞青ですか!」 糞青「100歳なっても糞青だ」 インタビュアー「糞青とはなんですか?」
EE Times Japanを含む世界各地域の「EE Times」が実施した「エレクトロニクス・エンジニア給与/意識調査」の結果がまとまり、主要5カ国・地域のエンジニアの平均年収が明らかになった(回答者総数は4778人)。 全体で最も水準が高い米国のエンジニアの平均年収は1070万円(1米ドル=91.5円で換算、2009年9月の平均為替レート)となり、日本のエンジニアの711万円と比べて359万円多い。欧州のエンジニアは673万円(1ユーロ=131円)で、日本よりも38万円低かった。 さらに今年の調査から対象に加わった中国とインドのエンジニアの平均年収を見ると、中国は142万円(1中国元=13.4円)、インドは194万円(米ドルで回答)だった。 日本・米国・欧州のエンジニアの平均年齢が43~47歳であるのに対して、中国は30歳、インドは32歳と大幅に若いことも平均年収の差に影響している。と
2024-03-21「故事成語」「賢を賢として色に易う」「啓発」「憤せずんば啓せず、悱せずんば発せず」「敬遠」「鬼神を敬して之を遠ざく」を登録 2024-03-20「故事成語」「剛毅木訥は仁に近し」「賢を見ては斉しからんことを思う」「不賢を見ては内に自ら省みるなり」を登録 2024-03-19「故事成語」「告朔の餼羊」「後凋の節」「巧言令色鮮なし仁」を登録
江西省の衛星テレビなどが同日伝えたところによると、ストが起きている「本田自動車部品製造」の女性従業員が手取りで月額平均約1千元(約1万3500円)なのに対し、駐在する日本人技術者は同5万元。従業員らは経営側に日本人の給与を公表するよう迫ったという。 中国では年内にも「同一労働同一賃金」を柱とする「賃金法」の成立が見込まれており、中国人従業員らはこうした法整備をにらみながら労使交渉を進めているものとみられる。 中国って共産主義だからスト禁止なのでは、と勝手に思ってましたが、ずいぶん進化してるんですね。しかも「同一労働同一賃金」の成立見込みとは、日本を追い越して進化してるじゃないか…。 口だけで、正社員既得権保護のために全く何も政策に手をつけない社民党や民主党とは大違いだ。 それにしても、ホンダで国内採用の海外駐在員(日本人技術者)が月収5万元(67万円)で、現地工場のブルーワーカーが1千元(
確かに、「中国ってこわい」だけで片付けてはいけない気がしてきました。 こちらは、米Gizmodoのブライアン・ラム編集長による、グーグルの中国市場撤退をめぐる動きについての考えさせられる手記です。 続き以下、ラム編集長よりです。 グーグルが中国からの撤退を表明し、セルゲイ・ブリンは検閲に対抗するようアメリカ政府に働きかけています。アメリカにはこれまでも、外国に対し、倫理的・経済的な基準を押しつけてきた過去があります。こうした発想はよろしくないんです。戦争とは、このように始まるものだから、です。 検閲なんて、確かに自由な世界のネティズンにとっては、いまわしい言葉です。でも僕たちだって、企業利益を保護するための検閲や、宣伝をしています。なので、グーグルの姿勢を支持すべきなのかどうか、僕にはよくわかりません。 僕は、他のアメリカ人とは少し異なる視点から話をしています。僕はこの国で生まれましたが、
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く